後々足回りの強化でショック交換を予定しているため、事前準備としての個人的なメモ書きになります。
現在装着しているFJクルーザー用のリフトUPコイルメーカーではビルシュタイン5100ダンパー対応をうたっています。
「高性能ダンパーの相乗効果(※)により、リフトアップ時に発生するロール量の増加を抑制。操縦性の確保に必用な「最小限のロール特性」は確保しつつ、節度あるストローク感を演出」との事。
■USビルシュタイン 5100リフトアップ ショック
・Cリングの位置を変えることでノーマル位置、 0.85in(2.2㎝)、1.75in(4.5㎝)、2.5in(6.4㎝)の4段階で車高調整可能。
・リアは通常のストローク。ノーマル設定~2inアップまで対応
・2003-09 4runner(ハイラックスサーフ 215系
・2014年6月現在のSHOP販売価格参考:¥72,000
※Cリングで車高位置を変える参考動画
このUSビルシュタイン5100は純正コイルにも対応してるらしく、ショックのみでフロントをUPして前上がりのアメリカンスタイルにしてる方もいます。しかし前上がりスタイルになると言う事は、いわゆるウイリー状態になり、ハンドルは軽くなりますが直進安定性に影響してしまうみたいですね。ということは直進安定性を優先するなら、前下がりか前後水平の方がいいのかな?
■JAOS BATTLEZ×DP typeAJ
・前後8段調整 -30~+50㎜対応 低圧ガス式ツインチューブダンパー ダイヤル調整式
・減衰力:フロント/伸側20~55%UP/圧側-15~-10%DOWN リヤ/伸側10~30%UP/圧側-45~-30%DOWN(0.3m/sec/純正比)
・ストローク:フロント+10㎜ リヤ+18㎜
・サーフ215系
・2014年6月現在のSHOP販売価格参考:¥85,320(メーカー販売価格)
■4×4 エンジニアリング ビッグカントリーショックアブソーバー
・(最大長mm):フロント・565 リヤ・580
・(最少長mm):フロント・455 リヤ・350
・サーフ215系
・2014年6月現在のSHOP販売価格参考:1台分¥71,280
■RANCHO(ランチョ) ショックアブソーバーRS9000XL
・・テフロンガイド付きリバウンドピストンバルブ
・トリプルチューブ・ニトロゲンガス構造 ※一部品番を除く
・9ポジション減衰力調整機能
・ハードな走行に対応した強靭な18mmクロームメッキピストンロッド ※一部品番を除く
・全天候対応リキッドメタリック塗装
・それぞれの車種に合わせた3種類のチューブサイズ(55.4Φ・60.4Φ・69.9Φ)
・レッドカラーのウレタンブッシュ・ダストブーツ標準装備 ※一部品番を除く
・2014年6月現在のSHOP販売価格参考:フロント1本¥22,850
<コイルオーバー>
■TOYTEC BILSTEIN フロント3in リア2in アルティメイト リフトパッケージ
・フロント/アジャスタブル・フロントコイルオーバーショック(Bilstein5100ショック)
・リア/2インチ スーパーフレックス サスペンション&リア用 Bilstein5100ショック
・フロント0~3.5インチUP可能(初期設定は2.5インチUP)
・リア2.0インチUP可能
・メンテナンスフリー
・デフダウンKIT&スパナレンチ&スウェイバー・リロケートKIT付
・コイルカラーは、シルバーとレッドの2種類有り
・2003-09 4runner(ハイラックスサーフ 215系
・TOYTEC社はUSトヨタ車専門の足回りメーカー。
・2014年6月現在のSHOP販売価格参考:¥183,086
■ICONサスMPプラス
・FJクルーザー。215サーフ。プラド100系用。
・車高調整はもちろん。リフトUP時のアライメントまで考慮したオールインワンパッケージ。
・2014年6月現在のSHOP販売価格参考:¥291,600
<補足>
既にバネレートの高いコイルで3インチUPしておりロール等は改善されていますが、3インチUPにもなるとリフトUP量に対し、ショック長があと数cm長い物を入れる事で収縮が良くなると事。
基本的に、ショックの長さはのびきってもコイル(バネ)が遊ばず、コイルが縮もうとした時にショックが先に縮みきり、コイルの邪魔をしてはダメみたいですね。短い自由長のコイルに長いショックを装着すると、足が伸びた時にバネが外れる場合があるとの事。
このため最適な自由長のコイルで2インチUP程度なら、純正長と同じショックの方が良いとか。一方で、あまり純正長より長すぎると伸びきった時にコイルがアッパーアームに干渉するケースもあるみたいで、なかなかショック選びも難しいです。
追記)
アッパーアームとタイヤ&コイルが、もし干渉する場合の事も想定して対策として、以前、調べた事があるのですが、例えば、
アムテックスみたいな商品もあるみたいですね。この商品はより大きいサスストロークに対応でき、ボールジョイント部にグリスが塗られダストブーツでしっかり覆われた日本製になります。
メーカーに直接問い合わせてみると、社外アームに変えても、干渉が防げるかどうかは未知数との事でした。あくまでもる純正アームで調整しきれないジオメトリー修正と純正品質のボールジョイントとブッシュを採用し乗り心地を悪化させることなくアライメントを調整するものとの事でした。
まとめると
・リフトUPによって傾斜fがきつくなtったアームの角度を補正し、最適なアラインメントを実現・・・◎
・リフトUPによって傾斜fがきつくなtったアームとタイヤの干渉の回避・・・△(オフセットや幅、外径次第)
という事なんでしょうかね?
そして、もう一つ重要な点は、「ビロボール(ボールジョイント)がむき出しになっているタイプは、もともと海外の砂漠地帯のレーシングトラック向けに開発されたもので、雨が降ったり湿気のある国々では劣化が早く、砂漠みたいな乾燥地帯以外には向かいとの事でした。近年では米国ユーザーもこの事に気づきはじめ、最低でもグリスを塗ったものを選ぶ様になったとの事です。
<アッパーアームとコイルの干渉対策 別の方法?> ・・・ 6/6追記
アームとコイルが干渉するのは、長いサスでリフトUP施工をして、オフロードなどで足が伸びきった時に干渉する場合があるみたいですが
コイルの長さ(自由長)が、あまり長くないもので、固さ(バネレート)が高いもので、リフト量をかせいだものにすると、もしかしたら干渉しないかもしれません。
当方サーフもリフトUPする際に、この自由長を色んなメーカーに問い合わせしまくりました。
サーフの場合で干渉が報告されてる事例は例えば、某メーカーの2インチUPコイル+1インチスペーサーを組み合わせた場合です。2WDや4WD、エンジンの重さも関係していると思いますので、あくまでも1例としての場合ですが、
某メーカーのフロント自由長は、380mmですので、これにスペーサーを足した「380mm+αmm」を
超えないコイルを選びました。その条件を満たしているが、TGS社のFJ用のフロント3インチUPコイルでした。
当サーフは、2WDでデフギアなどが無い分、更に2700ccという事もあって、4代目サーフの中で最もフロントが軽い車種になりますので、その事も起因していると思われます。