ミッション&フロントデフ オイル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ジャッキアップして馬をかけ、ミッション下部にあるミッションアンダーカバー(画像)と取り外します。
ミッションアンダーカバーは、ボルト2本(赤○部:締付トルク 18N・m)、平クリップ2個(緑○部)を外せば取り外せます。
ちなみに、黄色○部はフロントアンダーカバー後部のコの字型クリップがとまるところです。
2
フィラープラグ(緑○部のキャップボルト(六角穴付きボルト):締付トルク 50N・m)を取り外します。
ドレーンプラグは2箇所あるんですが、先ずはクラッチハウンジグ側(赤○部のトルクスビットT70:締付トルク 70N・m)を外します。
オイルパン側(黄○部のキャップボルト(六角穴付きボルト):締付トルク 50N・m)は前向きについているので、オイル満杯の状態でこちらを先に外すとオイルが前方に勢いよく発射してしまって、一帯がオイルまみれになることが・・・。
クラッチハウジング側のドレーンからオイルがある程度抜けたらオイルパン側のキャップボルトも外してオイルを抜きます。
3
余談ですが、クラッチハウジング側のこのドレーンボルト、T70なんていう普通は使わない大型のトルクスビットになっています。
高トルクをかけても大丈夫なように・・・ ということでのトルクスビットだと思うんですが、なめる気配がムンムンです。
機械式LSDを入れられた場合など、ある程度の頻度でオイル交換をすると思うんですが、何回も脱着するにはリスクが高過ぎる印象でしたので、社外のマグボルトに変更してやります。(後述)
4
取り外したフィラーとドレーンの各ボルトです。
赤○が上述のトルクスビットのものですが、マグボルトになっています。
今回、機械式LSDへの換装直後(ならし後)ということもあって、鉄粉びっしりです。
黄○がオイルパン側のドレーンボルトですが、こいつにはマグネットが入っていません。
実はオイルパン自体の内部に大型のマグネットがしこまれていて、オイルパンを外さないと鉄粉除去ができません。
ただ、オイルパンのシールには指定の液体ガスケットを使ってやる必要がありますので、手持ちが無い場合は手を出さない方が無難です。
緑○がフィラーボルトです。
各々、異なるガスケットになりますので、事前に準備しておいて締め直す時は新しいものを使用します。
5
2つのドレーンプラグを規定トルクで締め付けたら、フィラーボルトの箇所からオイルを注入していきます。
オイル量の目安は約4リットルなんですが、手持ちの注油シリンダーでは時間がかかり過ぎるので、画像のようにホースを使ってグラビティで注油してやります。
※みん友さんの焼うるめさんの真似をさせて頂きました(笑)
6
上記ホースの下部は画像のようにフィラーに突っ込んでいます。
自分は外径13mm程度のホースを使用しました。
注油していって、フィラー穴からオイルが溢れてきたら注油完了です。
サービスマニュアルでは4.1リットルとなっていますが、自分はちょうど4リットルで溢れ出てきました。
7
頻繁に脱着するには怖いトルクスビットを社外のマグボルトに交換しています。
こっちの方がなめないように思えるんですが・・・。
8
今回使用したオイルはCUSCOのミッションオイル 75W-85になります。
CUSCOの機械式LSDに換装したんですが、あんまり硬いオイルだとチャタが強いらしく、逆に75W-85でもLSDの効きは十分得られるとのことでした。
ちなみに・・・
分かってはいたことなんですが、ジャッキアップしてミッション・デフオイルを交換するのは面倒ですね (^_^;
次回からはオイル持ち込みでDにお願いしちゃうかも!!
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