トヨタのエンジンの名称のお話の第2弾。トヨタのエンジンはもちろんほとんどが自社企画自社生産ですが、例外的に他社へ発注することもあります。代表的には、少し前までですが、1リッター3気筒エンジンは、(大阪の)発動機製造が協力していました。トヨタとしては、自社生産がいいですが、1から100も自社生産では大変。効率化のため、餅は餅屋という考えで、エンジン製作が得意な会社へ発注することも多いです。(大阪の)発動機製造は、今でこそ軽自動車専門ですが、読んで字のごとくもともとエンジン屋さん。特に小型エンジンは得意ですからねぇ。あと、意外と知られていないのが、ディーゼルエンジンも(大阪の)発動機製造が多く手掛けています。昔のダイナはもろ大阪の発動機製造製でした。ハイエース100系の名機、1KZも大阪の発動機製造が手掛けていました。もともと、エンジン屋さんで、船舶エンジンを手掛けているノウハウを応用しているからだとも言われています。あとは、水平対抗エンジンを持たなかったところ、富士重工業との協力で持つことになったのは最近。忘れてはならないのが、ヤマハ発動機。多くのスポーツエンジンを手掛けています。トヨタのエンジンの名称は最初に数字、次にエンジン型式、ハイフォン、そしてエンジンの属性という順番。そのハイフォンの後のエンジン属性に「G」が付くものは、ヤマハ発動機の製造したエンジン。いわゆるスポーツツインカムと呼ばれています。代表的なものとして、4A-Gエンジン。みんカラの諸兄の皆さんは知らぬものがいない名機です。トヨタのスポーツタイプには欠かせないエンジンです。ちなみに、我が相棒はGが付かないので、スポーツタイプじゃありません。残念(爆)トヨタも手広くやってるなぁ。