この問題の実情

先日、鹿児島市中心部の道路に関する新聞記事で物議がありました。

ヤホーニュースに掲載されたのですが、案の定コメント欄に実情を知らない輩が好き勝手述べているので、実情を知っている１住民として意見を述べたいと思います。

問題になっているのは、鹿児島市中心部の照国町の国道3号平田橋交差点から国道10号城山入口交差点までの1キロ区間。
ここの中心は、道路マニアにとっての聖地の一つ、国道3号国道10号の終点、国道225号、国道226号の起点でもある場所です。




以前ブログでも取り上げましたし、このような石碑が建っているので、聖地の一つと言っても過言ではない場所。

先ほど言った平田橋交差点から城山入口交差点の道幅が問題となっています。

国道3号 、国道10号はそれぞれ2車線(3車線)の道路。

鹿児島市でも有数の交通量の道路。

で、ここの区間。何故か車線を区別する車線がなくなる。

でも、車は2車線のまま走行しています。

で、新聞社が道路を管轄する国交省鹿児島国道事務所に問い合わせたら、実は片側2車線の基準に満たさないため、片側1車線ということらしい。

そうしたら、現場を知らない輩が、矢印引いて1車線規制しろだのゼブララインを引けなど好き勝手なことを言っている。

で、現場を知っているものとしては、あそこ1車線にしたら、ただでさえ渋滞酷い鹿児島市が、余計渋滞が酷くなり、鹿児島市の道路渋滞で麻痺します。
おそらく、長野県松本市の国道19号のほぼ動かない渋滞よりもっと酷いことになります。

けど、現場は


このように、2列に文字書いてあるので、どう考えても2車線。
あと、画像はありませんが、制限速度の数字も2列書いてあるので、2車線でしょ。

あと、この区間の中心の照国神社前交差点は

このように、2車線の区切り線プラス右折車線まであります。

ってことは、実質片側2車線扱い。

で、片側1車線と言い切った国道事務所に問題ありだし、これを取り上げた南日本新聞の論調が、1車線なんだから、2列で走るドライバーがおかしいという実情を述べず、ただ批判だけの論調がもっと問題。

1車線にしたらどうなるか、あんたら知ってるでしょ？
この問題を放置する国道事務所は悪いし、だったらどうすべきか意見を述べるのが新聞屋の仕事では？
単なる批判だけだから、マスゴミと呼ばれるんですよ。

だったらどうすべきか？
答えは簡単。歩道削って車線確保しろよ。
というのが私の意見。
というのも、あの区間。無駄に歩道が広すぎです。
普通に車が歩道に入って路駐しています。
あの区間は、鶴丸城跡地、西郷隆盛像がある地域なので、見てくれを良くするため、街路樹植えてあるので、それを撤去して道路に。
もともと人も歩けない木を植えてるだけなら歩道は狭くならず。
あと、場所によっては、歩道も広くない場所もありますが、その区間は、鹿児島地裁、鹿児島地方検察庁、鹿児島市中央公民館、鹿児島市中央公園。いわゆる公官庁の土地。
ならば、民有地よりも買収簡単でしょ？


そんなわけで、無駄に広い歩道を削る、街路樹撤去で道幅確保。
あとは、公官庁の土地を少し買収で道路確保。
これでいいと思うんですがねぇ。