
DVDの「燃えろ!新日本プロレス」で最新刊(Vol.60)を買いました。お目当ては、1986年9月のアントニオ猪木vsブルーザー・ブロディがノーカットで収録されてる点です。当時は確か、地上波のTV中継に入らず、週刊ゴングで詳細を知るしかなかったわけです。CS/BSでも観たことが無いし・・・もしかしたら、猪木さんやブロディのDVD-BOXには既にあったのかもしれませんが・・・。
肝心の試合ですが・・・現在の新日本で展開される、流れるような美しい試合(←褒め言葉です)とは異なる、ギクシャクした感じがたまりません。というのも、ブロディが気難しい性格で、1985年暮れには新日本とトラブルを起こしていた“前科”もあり、猪木さんをもってしてもブロディがいつ、暴走してしまうか・・・という疑念もあったのではないでしょうか。でも、そこは二人ともプロレスラーとして、一線は超えないよう、試合をした・・・という感じですね。
でも結局、ブロディは一年後は全日本プロレスへUターン・・・二年後にはプエルトリコで刺殺されたのですから、この試合は貴重でしたね。
追記:当時の猪木さんは43歳で、レスラーとしての全盛期は過ぎてましたが、ロープワークがカッコよく、緩急の付け方も絶妙です。元々のスタミナもあり60分闘えたのでしょう(※2年後の1988年にも60分フルタイムはあります)。あと、時代が違うといえば、それまでですが猪木さんはサポーターの類いは一切してません。当時は、「怪我をしてるのがバレて、相手に攻められる」「お客さんに対して、みっともない」という風潮が強かったため、よほどの事がない限り、しなかったものです。現在は空中ワザも激しいため、止む無しですね。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2014/01/18 06:24:30