プロレスに興味のない人からすれば、65歳の爺さんじゃ何もできないだろうと思うでしょうし、ある意味で正しかったです。特に天龍さんは10年前ならともかく、還暦すぎて手術とかしてから、体力がガクっと落ちましたから・・・。しかし、対戦相手のオカダ・カズチカ(と、マネージャーの外道選手)が、うまく試合を成立させたと感心しました。これは天龍さんを侮辱してるわけでなく、「一流のプロレスラーは“ほうき”を相手にしても試合ができる」という言葉があり、今回の試合でオカダさんは見事、それをやってのけました。もしかしたら、外道さんも随時、アドバイスを入れてたのかもしれませんが。改めて、プロレスとは終わりのない大河ドラマ…何十年も観続けてきて良かったと感じた試合でした。