自分は小学校低学年から、父に40円渡され、駅の売店へ東京スポーツ(※石川県の場合は中京スポーツ)を買いに行かされるという英才教育(?)を受けたので、プロレス…特にアントニオ猪木さんが旗揚げした新日本プロレスの大ファンです。それ以外のプロレス団体もいくつか生観戦した事はありますけど、女子プロレスというのは縁がありませんでした。ところが、一昨年秋に「スターダム」という、日本最大規模の女子プロレス団体が(新日本プロレスと同じ)ブシロードのグループになり、BS放送も始まって映像で観る機会が増え…チャンスがあれば一度ナマで見たいと思ってました。そんな時(一カ月くらい前のブログで書きましたが)、6月6日に金沢大会があると知り、日曜日ならイケるので7千円のチケットを買ったのでした。昨年5月下旬に亡くなった(当時22歳)、スターダム所属だった木村花さんのTシャツを着て会場へ…石川県金沢市の場合、業界トップの新日本なら石川県産業展示館(1~4号館)という、2千人前後入る会場(※4号館だけはもっと収容できるが、ほとんど使われない)を使うのですが、それ以外の団体は近年「金沢流通会館」という、5百人規模(?)の会場を使ってます。今回ココを初めて行ったのですが…画像は入場直後なので空席だらけですけど、パイプ椅子の間隔を開けて318人(※超満員)だったそうです。最も高価な席は1万円なので、単純に考えると超満員でも二百数十万円しか売り上げがない??でも、そのあたりは上手い仕組みがあって、物販で稼ぐわけです。コロナ禍以降は選手が直接売店に出ることは無いのですが、あらかじめ直筆サインを入れてあるポートレートやチェキが売られてまして…恥ずかしながら8千円分買いました(汗)。全5試合で1時間45分くらいでしたが、毎週TVで観てはいましたが、想像以上にレベルの高いプロレスでした。あと、少数精鋭でやってる事もあり、最後の試合(メインイベント)に出る選手でも、キャリアの浅い人は第一試合からセコンド業務をやってたり、逆に第一試合を終えた新人は第3試合~最後までセコンドをやるという激務です。もちろん、近くで他の選手の試合を観られるから勉強になるメリットはありますが。コレに加えて、客が居ない時間帯での会場設営&リング撤収等の手伝いもやってるそうですので、ある意味で新日本より大変とも言えます。自分もいい年こいて女子プロレスを観戦する事に抵抗はありましたが、考えようによってはアイドルのコンサートへ行くのと同じようなものですし、今はマスク必須なので顔は隠せますし(汗)。今日は大阪城ホールで開催される新日本プロレスを生配信で視聴するつもりですけど、スターダムがまた金沢に来たら…休みのタイミングが合えば行きたいですね。プロレス団体はどこも、歓声等はNGで拍手・手拍子のみでの応援なのですが、推しの選手を声出しで応援できるようになるといいですね。