みんカラブログのPVでは矢沢話より遥かに低い(汗)プロレスの話なのですが…皆さんは「IWGP」というと池袋ウエストゲートパーク(というドラマ)を連想しますかね?それは平成の話であって…元祖は新日本プロレスのベルト=インターナショナルレスリンググランプリ(IWGP)なんです。構想そのものは40年前からあってリーグ戦も実施されてたのですが、実際にアントニオ猪木さんがIWGPヘビー級ベルトの初代王者となって35年くらい経つ、伝統あるベルトです。ただ…IWGPと言っても、体重の軽いIWGPジュニアヘビー級ベルトも'80年代後半に作られ、10年くらい前にIWGPインターコンチネンタル(IC)王座、5年くらい前にはIWGP USヘビー級のベルトも創設されるなど、一人用のIWGPが増えてたのも事実です(※他には二人用のIWGPタッグベルトも、ヘビー級とジュニアヘビー級であります)。
で、ここ一年くらいはナンバーワンの格があるIWGPヘビー級と、ナンバー2的格付けのIWGP ICの二本を一人のレスラーが同時に持ち、防衛戦も二本のベルトを同時に賭けてる状況でした(※王座移動も3回ありました)。ところが、現王者の飯伏選手が「二本のベルトを統一したい」と発言してて、私みたいな新日ファンはまたまた~と思ってました。それが!今月1日の会見で新日本プロレスの菅林会長が、二本のベルトをひとつにした
「IWGP世界ヘビー級ベルト」
を新設し、今日4日の日本武道館大会で飯伏選手と某覆面レスラーの勝者を「初代王者」とすると発表したので、特にオイラのような昔からの新日ファンは戸惑い、否定的な声を上げてる状況なのです…。ちなみに、現王者の飯伏選手はIWGPベビーでは第73代、IWGP ICだと第27代です。同じレスラーが何回も返り咲いてるケースもあるので人数的にはもっと少ないのですが、仮にIWGP世界ヘビーのため、猪木さんとかの歴代王者が歴史から抹殺されるのは個人的に許しがたいことです。せめて、今回は発表だけして初代王者のトーナメントを時間を掛けて開催し、2022年3月6日の新日本プロレス旗揚げ50周年記念日に、初代王者を決めますとかだったら、ファンの心の準備も出来るし、記念イヤーに向けて徐々に盛り上がっていくと思うんですよ。実際、40年前のIWGPリーグ戦は一応、予選トーナメントもあった(という体になってる)ので。
ちなみに関連情報URL(約13年前のブログ)には現在も使われてる4代目デザインのIWGPヘビー級ベルトの事が書いてあります。
Posted at 2021/03/04 06:56:56 | |
トラックバック(0) | 日記