
ローバー達はメーカー倒産に伴い、
ディーラーが消滅しています。
従って、懇意の町工場が主治医であり、
あまり気にせず車検適合範囲で、
改造を行ってきました。
それに対してボルボV60は、
初めて正規ディーラーで購入した新車。
そのため、5年保証もありますし、
定期点検でディーラーに入庫させます。
そこで問題となるのが、
どこまで「改造OK」なのか?
ディーラー入庫可能で、
法定点検および車検もすんなりOKなのか?
保証も継続できるのかということになります。
大前提として、ディーラーは、
そのままのカタチで乗ること、
あるいは純正オプションで
提案されているパーツの取り付けのみ
歓迎していると考えるべきですね。
車検適応範囲でも、ディーラー入庫が不可能になる事案は、
それなりに見聞きします。
そこは、各ディーラーの方針もあるようで、
「あそこはゆるいよ」とか「あそこは厳しいよ」という
話しをネットでも目にします。
ボルボV60を購入した際に自分で決めたこととして、
「ディーラーに入庫可能な範囲で格好よく仕上げる」
というテーマでした。一番、ネックになりそうなのは、
ホイールのツラと車高だろうなぁと想像はしていました。
現在のスペックは「愛車紹介」に記載の通りですが、
この仕様は当初ディーラー入庫OKでしたが、
法定点検となると厳しいと言われました。
問題はホイールが出ているのでは?ということです。
他にもリップスポイラーの出具合いも問題になりました。
ホイールのツラに関しては、素人の測定上、
数mm余裕を持たしています。
スペーサーを噛ませていますが、
このスペーサーも曲者で、NGのディーラーもあります。
最終的には、フロントのリップスポイラーも含めて、
現状で問題がないか、陸運局で診てもらうことになりました。
(当然余計な費用がかかります。)
結果的には、現状で問題無いというお墨付きをいただき、
晴れて堂々と入庫して、法定点検も受けられることになりました。
車のモディファイは追い込むと、
かなり色々な所が気になり始めます。
例えば、車高をバッチリ落とすと、ホイールのツラも
ミリ単位で調整しないとキマらなくなります。
でも、不思議なことに、そこそこの車高にすると、
そこまで攻めたツラにしなくても、
それはそれでバランスが取れた感じになります。
その程よい具合でまとめるスキルは、
ディーラーと付き合う上でとても重要だと思います。
そう言う「ゆるい仕様」ってどうなのよ?と
思っていた時期もありますが、
意外にその「ゆるい仕様」で魅せるのも難しく、
挑むべきテーマとしてやりがいがあると感じます。
モディファイの手本としてる車種は、
いつもBMWのアルピナです。
あの「感じと雰囲気」を常に目指しています。
ディーラーから見れば、私のような客は、
おそらく「ちょっと面倒くさい」でしょう。
そんな私にできることは、
些細な問題(故障など)を騒ぎ立てない、
お金を気前よくディーラーに払う、
ディーラーに長居しない、
そんなところでしょうか。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2021/08/13 08:00:50