lily220のブログ一覧

ローバー・クーペも後期型の仕様では、伝統？のKシリーズエンジンを搭載し、
これまた伝統？のCVTを合せたモデルが存在しました。
(本国にはVVT-i＋MTミッションという設定もあり。)
言うまでもなく、Kシリーズエンジンは得意のマヨネーズを作成し、
CVTはあっと言うまにブローするというトラブルの温床だったようです。
220クーペにはTシリーズエンジンが載っていますが、
これまたKシリーズエンジンと兄弟関係にあるだけに、
4番ヘッドガスケットの抜けは、最早本国でも「標準装備」とされています。
まったくありがたくない標準装備です。
これは、ウォータージャケットの問題、ガスケットの脆弱性、
エンジン精度の問題が複雑に絡んでいます。
Tシリーズエンジンのガスケット抜けは、「中で抜ける」と言うよりも、
「外に抜ける」ことが多く、エンジンオイル漏れという形で発症します。
当然ガスケット交換しかないのですが、「単なる交換」では、
3～4万キロ後に症状再発が必発です。必ずヘッドの「面出し」が必要だと思います。
もちろんあまり削りすぎる訳には行きませんので、
交換するガスケットの厚みを考えてということになるでしょう。
Kシリーズもそうですが、Klinger社より強化メタルガスケットがリリースされています。
用途に合せて、3層、4層のメタルガスケットが選択できます。
自分の220クーペの場合、このガスケットを入れてエンジンを組みなおしてから、
約8万キロ(現在走行距離19万キロ)経過していますが、
今のところエンジンオイルの漏れはありません。耐久性はかなりあるようです。
それにしても英国品質の手のかかること・・・。
ホンダエンジン搭載の216クーペは走行距離17万キロになりますが、
カムシールに手を入れたぐらいで、他は何もしていないのに綺麗なものです。
ローバー75のKV6もいつ壊れるのか正直恐ろしいです・・・。
(もし壊れたら最強のローバー75：マスタングエンジン搭載V8モデルMT仕様を個人輸入します。)
信頼のJapan qualityですね。

220クーペと216クーペの内装を入れ替えることにしました。
サンドストーンベージュ⇔アッシュグレイの交換です。
ウエッジウッドブルーの外装には、
絶対サンドストーンベージュだろうと思っていたので、これで長年の思いが実現しました。
それにともなって、220クーペのステアリング、シフトノブ、ABCペダルを新調しました。
完成が楽しみです。

216クーペのオイル漏れに関しては、ATオイルクーラーの接続部の増し締めで直りました。
一部ATオイル注入口からも吹き零れていたようです。
大掛かりな修理が必要なくて一安心です。
それにしても新年早々2台にクーペが入庫し、今年も「順調」なすべり出しです(笑)。

主治医(オールメイクス埼玉)にフォローされているクーペが何台いるのか聞いてみましたら、
現在は私の2台のみとなってしまったとのことでした。なんだか寂しいですね・・・。

ローバー75で早朝ドライブに出かけました。
いつもは1号横羽線に乗って、大黒PAで一休みなのですが、
この日は趣向を変えて辰巳PAで休憩をとるコースにしました。
上野ランプからC1外回りに入り、11号台場線を通過し湾岸線へ。
ここまでは問題なかったのですが、何故かボーっとしていて、
9号深川線をスルー・・・。気づいたときには時すでに遅く・・・。
仕方がないのでC2に乗り、6号線から再びC1に入り直すという
ロングドライブとなってしまいました。
辰巳PAでは、特におもしろい車も無く、
缶コーヒーを飲みながら一休み。
Sモード「3」と「4」を駆使して走る首都高も悪くないですね。
4000回転からの伸びがNAならではで、
「音」もその気にさせます。素直なフィーリングも◎。

専ら普段の足に使用している
ローバー75の燃費は
褒められたものではありません。
4人乗車でエアコンを使用していた夏場は、
8.0～9.0km/Lあたりをウロウロするレベル。
冬になりECONを使用するようになってから、
少しずつ燃費が良くなってきました。
現在は9.5～10.0km/Lを推移しています。
基本的に普段から「S」モード常用で、
一般道は「3」もしくは「4」で走り、
最高速度が80km/h以上のところは「D」に入れています。
どんどんシフトアップするATが嫌いな自分は、このように対策するしかありません。
加速する時のレスポンスの悪さが気に入りません。
せめて2500回転ぐらいまでは、ギアチェンジしないで欲しいのですが・・・。
本国のマニュアル仕様が羨ましいです。

実家に帰り久しぶりにローリー(216クーペ)を動かしました。
寒いだけあり、エンジンのかかりがちょっと悪いです。
でも走り出せば、軽量ボディの恩恵で、
街中を楽しく駆け抜けることができます。
戻ってきてエンジンルーム・下回りをチェックしていると、
なんと正体不明の液体が
ポタポタ漏れているではありませんか・・・。
路面に落ちた液体を触ってみると色は赤いです。
クーラントは緑ですので冷却水では無いようです。
エンジンオイルにしては色が赤すぎます。
パワステオイルは漏れた形跡がありません。場所はATオイルクーラーの近くのようにも見えます。
ATオイル？こりゃ新年早々入院です。やれやれ。