lily220のブログ一覧

外装関連の作業をいつもお願いしている
伊東自動車の伊東さんから、ある日1本の電話がありました。
伊東さん：「lily220さんみたいな人がいるんですよ」。
私：「どういうことですか？」。
伊東さん：「すごいローバー好きの方です。75とZTの2台持ちです」。


という訳で、オーナーさんと会ってお話しすることになりました。
ローバー・オーナーは、みんカラのようなSNSサイトに登録されてない人も多く、
意外にたくさんの「ディープ」な方がいらっしゃいます。
私自身の場合は、ローバー216クーペ、ローバー220クーペ、ローバー75と、
一時期ローバー3台を所有しておりました。
現在、ローバー216クーペは奈良県在住のオーナーに譲りましたが、
その方も、ローバー216クーペ2台、ローバー220クーペ1台のツワモノです。
実家の近所には、ローバー114GTiを4台、MGF1台、ローバー416ツアラー1台、
ローバー220クーペ1台を所有されている方もいらっしゃいます。
ローバーには魔性の魅力（というか呪い？)があるようです。

今回、お会いしたオーナーさんはMG-ZTとローバー75後期の2台所有。
MG-ZTのコーティングをお願いされていたようです。
奇しくも先日、主治医であるオールメイクス埼玉で見かけたMG-ZTでありました。
かなりよく手入れされており、走行距離は驚きの7000km！
19時頃にお会いしたのですが、21時頃まで話し込んでしまいました。
やはり色々な苦労は共通のようです。

伊東自動車には、その他ジャガーも珍しく入庫しており、
ちょっとした英国車ミーティング状態。


日曜日早朝は、何とか天気も持ちこたえていたので、
ウォーターポンプの修理からあがったローバー220クーペでドライブ。
冷却水漏れの無いことを確認してきました。めでたしめでたし。

愛車のマフラーは、これまで知る人ぞ知る、
「スルガスピード」で製作してもらってきました。
管楽器のような独特のレイアウトは、特に自然吸気(NA)車にとって大事な、
排圧と抜けの良さを両立させ、しかも乾いた高音
(スルガサウンドと呼ばれています)を奏でることで有名です。

この度は、ローバー75のマフラーの取り回しを少し変更してもらいました。
これまでは、右のマフラーがループを描き、左のマフラーはストレート構造でした。


低回転域では、主にストレート構造の方に排気が流れ、
高回転域になり排圧が高まると右のマフラーにも
排気が流れるというシステムです。

当初はこれで非常に良かったのですが、
エキゾースト・マニフォールドを換えてから、どうもバランスが崩れたようで、
特に独特の乾いた排気音が低回転域でザラつくようになりました。

そこで、左のマフラーにもループを製作していただき、
右・左ほぼ等長になるように加工していただきました。
狭いスペースでループさせるのは、相当大変だったようですが･･･。


おかげで、サウンドはかなりご機嫌！
低回転から乾いた音色で、回すと抜けの良いソプラノサウンド。
車さえ見なければ、スーパーカーのサウンドになっていますね。
こうなると「回す」のがかなり楽しく、
帰りの道中はついつい上まで引っ張ってしまいました。
音は「速い」ですが、実車は「遅い」のが玉に瑕･･･。