最近ガソリン・スタンドで良く言われます。
「珍しい車ですね。これ、どこかいじっているのですか?」
「これって、このままのカタチで売っているのですか?」
ローバー220クーペ、ローバー75、どちらも言われます。
ローバーを知る人から見れば、原型をとどめていない?2台ですが、
あまりローバーを知らない人から見るとそのように写るようです。
これって実は、私にとってはかなり嬉しい反応です。
モディファイの方向性は色々とありますが、
私の目指す方向性が、「純正スポーツモデルの制作」だからです。
BMWには、「M」モデル、そしてアルピナがあります。
AUDIには、「S」モデル、そして「RS」があります。
でも、ローバーにはありません。
ローバー社が今も健在であったならば、
きっとこんな上級スポーツモデルを作っただろうと思って制作しました。
だからクオリティを重視しています。
きちんと走って、止まること、そして、壊れないことに注力しています。
特別なモデルには、それをアピールするポイントがあります。
「M」モデルであれば、マッシブなリアビューとフェンダーダクト。
「S」モデルも基本的に同様ですね。
デザインを壊さないモディファイを心がけていますが、
1点だけ、訴求力のある箇所を設けています。
ローバー220クーペでは、リア・ウイング。
ローバー75では、リップ・スポイラーです。
どちらもその1点で、知らない人が見ても「何か違うな」と思ってもらえる、
単純な視覚効果があります。
ちょっと車に詳しい人であれば、そのポイントを中心に眺めてもらえば、
「この車って、もしかしたら相当いじっている?」と、
さらに色々と気づくことができると思います。
実際、手数はかなり多いのですが、そのように見えないことが多いです。
①目立つアピール・ポイントは1つ。
②純正風に仕上げること。
③機能面は確実にアップさせること。
④スポーツ・モデルとしての雰囲気を醸し出すこと。
⑤あからさまに改造車に見えないこと。
⑥すなわち、車検にそのまま通ること(⇒嘘でしょと言われますが)。
これを守ってモディファイしています。
もっと車高を低くすれば、格好良いかもしれません。
もっと大ぶりなエアロをつければ、格好良いかもしれません。
もっとインチアップすれば、格好良いかもしれません。
でも、私にとっては、これが一番なんですねぇ。
何となく雰囲気があって、しかも走らせると確実に速い。
家族が乗っても不満が出ない。
〇察に止められても後ろめたいことがない(笑)。
段差がある首都高でもきちんと踏みこめる。
夏場のターンパイクもきちんと駆け上がれる。
勾配のきついダウンヒルもハイペースで降りられる。
真中が飛び出ている立体駐車場にも駐車できる。
いずれも大事なことかと思っています。
Posted at 2014/10/03 08:07:49 | |
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