GDB等長等爆エキマニへの交換　取り外し編 その２

さて上からの作業に戻ります。

タービンとタービンサポートを切り離します。

まず、タービン排気出口側の近くの２本のナットを外します。

ここはタービンサポート側がスタッドになっています。

コレもかなり固着してるのでボルトをヘシ折る勢いで渾身のパワーで緩めてください。

インパクトがあると楽ちんです。

タービンサポートは使用しませんので遠慮なく。

次はタービンエキゾーストハウジング入口側です。

３ケ所、上記同様スタッドボルト＆ナットがありますのでこれも渾身のパワーで緩めます。

ここもインパクトがあると楽ちんです。

いつでもいいのですが、ここらでエンジン右前のオイルレベルゲージのパイプのステーのボルトを緩めて、レベルゲージを抜いておきましょう。<オイルパン交換のため

さて、下側の作業に戻ります。

まず、純正エキマニの遮熱板左右を外します。

エキマニにO2センサが付いている車両の場合は先に外してください。

かなりの確率でボルトが折れたり、溶接ナットがもげて空回りしますが、再利用しないので思い切って破壊してください。

タービンサポートとエキマニの連結のボルトナットを緩めます。
これも手強いです。

次にエンジンの排気フランジとの接合部３ケ所/片側×左右のボルトを緩めます。

一気に全部緩めるとエキマニが落下しますので左右各１つづつを残して最後に落とさないように残りのナットを外します。

エキマニが外れました。

画像にタービンが写ってますが・・・スルーでお願いします。（笑）

次にフロントクロスメンバのエンジンマウントを固定しているナットを外します。

外したら、木片などをあてがってジャッキ等でエンジンを持ち上げます。
リフトの場合は長い鉄パイプ等をエンジンブロックかミッション前側にかませてリフトダウンしてもいいでしょう。

ある程度上げるとタービンサポートを抜き取ることが出来ます。

タービンサポートの遮熱板についてるステーが邪魔でエンジンを浮かせないと抜けないのです。

パワステフルードの漏れでドロドロです・（汗）

ここで♪

今の状態ではタービンが配管だけで宙ぶらりんになっています。

エアインレット、水配管２本、オイル配管出口側を外せばタービンはすぐに外れます。

シングルスクロールのスバル純正タービンはポン付けあるいは水配管の加工だけで装着できますのでチャンスです。

純正タービンサポートの場合はタービン交換するのに、ここまでのステップを踏む必要があります。

参考までにタービン外すとこんなんなります。ピンボケでごめんなさい。

タービン交換の際にはオイルラインの銅ワッシャの用意を忘れずに。

おいらは今回は純正のVF28タービンからGDBのVF30タービンに交換しました。

さて、ここからがさらに難関。

オイルパンの交換です。

画像○部分、オイルパンの固定ネジ４本がフロントクロスメンバに隠れたところにあります。

エンジンを浮かせていますが、ユニバーサルのソケットレンチ＆ディープソケットでなんとか作業できるかぐらいしかスペースが確保できません。

根気よくこの４本を外してください。
外れたら残りのボルトも緩めます。

※　浮かせている木片や鉄パイプ等は絶対に外れないようにしてください。
もし外れると手を挟んでえらいことになります。

液体パッキンで張り付いているのでプラハンで叩いたりバールでこじる等して剥がしてください。
エンジン側のフランジ面を傷つけないように。

オイルパンを外すときにストレーナが引っかかりますが、うまく抜けないときはストレーナのボルトを先に外してください。

さて、オイルパンが外れました♪
ストレーナとバッフルプレートも外します。