ハイサイ グスーヨ~
先日訃報が…
車のはなしではありません、
スルージョウトウです
(※画像はおかりしました)
~島からだった…~
「メイカルのオットーが…」
そのメールを見て「コロナ禍」を恨んだ
亡くなった方は
自分の「エース三味線」(三線)の作者の一人だった…
そして島の三味線職人の中でも
「巨匠」といわれる、伝説の方だった
~島の三味線は~
基本的に一丁一丁手作りだ…
そして、その三味線の価値は
車や…
ビンテージの楽器とは多少異なり
ソー(棹)の「素材」と「作り手」と「伝承」で決まる
↑
(王家の三味線も残っています)
原木から掘り出す
ソー

↑
(原木から形成を待つ、バックオーダーの木達)
手貼りの皮…

↑
(強さはオーダーできる)
チーガ(三味線の太鼓の部分)の細工…

↑
(オットーのはこれではありません!)
弾きやすさと音量…
奏者(組踊り伝承者)でもあったオットーの三味線は全てがそろっていた…
自分の三味線は、
オットーにお願いして、
完成まで…3年半かかったのよ…奥様!
~これで…~
主治医のいなくなった自分の三味線は
ちょうど5本になる…(わかるよね兄貴…)
音は革と張りと
トーイ調整でどうにかなるが
ソーの美しさは…もう二度と再現されない
コロナ前に会ったきり…残念
ご冥福をお祈りします
マタヤーサイ
Posted at 2024/12/19 13:59:10 | |
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