燃費計と実際の燃費との誤差率を計算してみた【VM4レヴォーグ編】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
データ取りはとっくに終わらせてたけど多忙にかまけて纏めずにいたので今頃の投稿。
「愛車の燃費計ってどんだけアテになるのよ?」
って素朴な疑問と、レヴォーグに乗り始めてから思ったのは、
「なんちゅーいい加減(=誤差が多過ぎ)な燃費計なんじゃ(-_-;」
って思いから、普段から給油の度に実燃費(走行距離÷給油量:いわゆる満タン法)と車輛MFDに表示されてる燃費計とで燃費の誤差率を計算してます。
ところが給油~実燃費算出。そして燃費計との誤差率計算をしてもその度に数字は毎回まちまち。
そこで連続給油して平均の誤差率を出そうとやってみました。
詳細内訳は次項以降としますが、
10回給油でのトータル燃費同士での誤差率は
6.84%
という、思ったほどより酷くはなかったけど
知りうる限りの他車との比較では一番悪い誤差率でした。
2
車輛: スバル VM4 レヴォーグ 1.6GT-S(アプライドモデルB型)
タイヤ: DUNLOP SP SPORTS MAXX 050 225/45R18 …純正タイヤ。
…ホイールはENKEI PF03 (18x7.5J IN48) に換装してますがインセット量が純正より7mm出てるだけでリム幅は共通。
空気圧: 純正指定と同じ=前250kPa、後240kPa。
…給油3~4回に一度程度、GSのエアゲージ付空気入れでチェック&補充。とは言っても 毎回2~3kPaも減ってない。
…GS設備のエアゲージの精度は未知数ですが、少なくとも手持ちの安物エアゲージ:エーモン6778 とではほぼ同数値なので大丈夫かな?
計測(=給油)期間: 2016/05/09~2016/09/30 間の計10回。
…各給油毎の燃費は燃費記録を参照。
…Trip-Aで旧来通りの給油毎の燃費測定。Trip-Bで累計の燃費を測定。
…総計、3704.1km走行。
ガソリンスタンド: 神奈川県茅ケ崎市 昭和礦油(株) セルフ萩園SS(昭和シェル系列)のみ。
…セルフ給油機6台中、混雑してない限りは1台の給油機に特化して給油。
各店舗、そして各給油機自体の測量誤差も若干あるかもですが、さすがにそこまでの確認はできないので度外視してます。
3
10回の計測の結果、
燃費計:11.3 km/L
実燃費:10.58 km/L
この両数値の誤差率は、実燃費を基準(母数)にすると
燃費計÷実燃費= 6.84%
となります。
普段の運転中に燃費計を見ながら「今時点のほんとの燃費はいくつくらいだ?」という見方をするなら、燃費計表示を母数にするので上記と逆の計算となり、
(実燃費÷燃費計)-1= 6.37%
となるので、この数字分を燃費計表示から差し引いて計算すれば良いですね。
…って、実際、暗算でそこまで計算するのは面倒だから表示から6%引いてさらに端数カットって計算をしそうですが(^^;
毎回の給油の度の誤差率数値からは「平均では7%超えてしまうか?」と思ってたので多少はマシな結果となりましたが、それでも7%近い誤差率では商品の機能として問題アリじゃないかと思うのですけどね。。。
実用性の観点からはせめて5%以内にしてもらいたいです。
4
余談:
約5ヶ月で3704.1km走り、アイドリングストップ時間が3時間弱、節約燃料は3.4L、ってモコと比べて少な過ぎるのは、主にこの2大理由かな。
①2車の使い分けに極端な違い有り。
・市内や近郊のストップ&ゴー多発エリアはモコを重用。
…さらにモコを含めた多くの軽自動車って、減速⇒停止する前の時速10kmくらいからエンジン停止するから見通しの良い十字路でのたった1~2秒の一時停止ですらエンジン停止するので尚更にアイドルストップ時間が増えやすい。
・長距離で高速道路や箱根のようなストップ&ゴーが少ないところはレヴォーグがメイン。
…なので、レヴォーグのアイドルストップ機会が少ない。
②赤信号で停車しても間もなく青信号になりそうな時(例:交差側の横断歩道が青点滅で赤になるのが近い、等)は、ブレーキの踏力を軽めにしてアイドリングストップさせないようにしてる。
…この踏力での切り替え機能は軽自動車クラスにも欲しいよね。
それはともかく、この程度のアイドルストップ量ならば年間に浮くガソリンは推定約8L=およそ1000円程度。
アイドルストップ車用のバッテリーは非常に高額なので、3年で交換だとしたら元が取れません。。
・・・どうやら我が家の2台体制の場合、レヴォーグにアイドルストップ機能は無用の長物どころか厄介者だったようです。
5
備考:
私の場合、レヴォーグを含めて過去5台の燃費計付き車両に乗ってきましたが、下のとおりの記憶の限りではレヴォーグの誤差率が一番悪いですね。
1位:モコ(MG33S):2.67%(詳細はモコの整備手帳にUP済)。
2位:アクセラ(BLEFW):うろ覚えで毎回5%弱。
3位:オデッセイ(RB1):うろ覚えで毎回5%前後。
4位:フォレスター(SJG):燃費記録をざっと見渡す限り、5.5%前後。
5位:レヴォーグ(VM4):6.84%。
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