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イイね!
2006年07月15日

北海道ツーリングレポート 2日目 2006年7月15日

北海道ツーリングレポート 2日目 2006年7月15日 本日の走行予定
苫小牧港10:45着-昼飯でマルトマ食堂-襟裳岬-幸福の駅-愛国駅-帯広パコ2泊


6:30 フェリー内での朝を迎えました。
同じ部屋の住人達はまだ寝ているようです。
昨晩、騒がしかったゴジラも今は静かです。
夜中暑くて数回おきましたが、そこそこ眠れました。

カーテンは閉めたままベッドに設置してあるライトをつけまして本日のルートの確認をします。
いしかりのB寝台は、ライトだけの設置でしたね。
ちなみに、帰りの「きそ」は、ライトの下にコンセントもありましたよ。
寝床で携帯の充電が出来ない、いしかりのB寝台はちと不便でしたね。

ツーリング中のの地図はもちろん、ライダーのバイブル「ツーリングマップル 北海道」であります。
今年の春に買った最新版。しかしながら既にボロボロの状態。。。
出発まで見まくってましたからねぇ。
ルートを検討しているときも楽しかったなぁ!

ツーリング中、頼りになるのはこのマップルだけです。
もちろん今回のルートは既に頭に叩き込んでありますよ!
でも、分岐のところや街中では、ナビが欲しかったのは確かです。
最近のバイク搭載型のナビは結構安くなってきました。6~7万ほどで買えるもの出てきましたからね。
今回の為によっぽど買おうかと思いましたが、金も無いんでやめときましたよ。
いつの日か買おう。

このマップルも、もう少し詳細と、もう少し広域のが欲しいですねぇ。
北海道はやっぱり広かった!尚且つ、信号も少ないんで停まるタイミングが少なく、
どんどん先に進んでしまって、走ってる最中にマップをめくるってのが何回もありましたよ。(危険!)
北海道にはA4サイズのマップがいいなぁと思いました。
しかし、最近のタンクバッグは、このツーリングマップルを基準にして設計されているのが多く、
A4サイズの地図が入る使い勝手がいいタンクバッグが少ない。
それだけツーリングマップルは、ライダーに普及している証拠なんですけどね。
普段、東北等を走ってるときはそれほど気にならなかったサイズが、
広い北海道ですと、ちと不便。(それでも東北とは、縮尺が違ってるのですが。)
ま、このサイズだから、走ってる最中でもめくれたってことでもありますね。

しかしソワソワしますねぇ。身震いするほどです。

いよいよ北海道上陸の朝を迎えたわけですからね!

寝床を片付けているうちに、バラデロが起きてるのに気が付きました。
カーテン越しにライトがついてるのが見えます。

「おはゆ」

「おはよ」

本日の予定は、10:45に苫小牧港に着岸しまして、下船後、
ターミナルで待っているであろう、高校を卒業してから札幌の大学に入学し、
長男でありながらそのまま居ついてしまって、一昨年北海道で嫁さんまでもらってしまった
CBR600RRのポンチ君と苫小牧ターミナルで合流し、
まずは昼飯!と、漁港にあります新鮮採れたてのホッキをゴーカイに食べられる「マルトマ食堂」へ
行く予定となっております。

バラデロとヒソヒソ話をしているうちに、あんちゃんも起きてきたようです。

で、腹も減ったな!ということで
早速、クーポンを持ちまして、フェリー内のレストランへ朝食バイキングを食べに向いました。(7:15)

本日のレストランのオープンは7:15。
レストランの前に行きますと、既に長蛇の列となっておりました。

みなさん、暇なんですよ。
我々もそうだが、メシを喰うしか楽しみがない。
まだ、14時間ちょいしか乗らないこのフェリーはいいほうですね。
夜寝てる時間が殆どですしね。
2000年に新潟から車で渡ったときは大変でしたね。
朝10時にフェリーに乗って、まるまる一日フェリー内で過ごしましたからね。17時間。
船に酔った私には拷問に近かった。。。

今回のフェリーはホント揺れも少なく快適に過ごせております。
なんてったって、この私が朝飯を食べる気になってますもん。

朝食バイキングの並んだ品々を見る限り、メニュー内容はいい感じに見えます。
うわさに聞くほど悪くはないと思えます。
ちょっとした旅館やホテルの朝食バイキングって感じです。

朝からコーラを飲むあんちゃん。考えられない。
しかしビール呑んでる人もいるんでそれもありか。

さて、満腹になってしまいました。
売店をひやかしたり、航路図を見たりして時間を潰します。
フェリーの窓からはイルカが泳いでるのも見れましたよ!
この船を追いかけてるようです。

そろそろ、北海道が見えてきたようです。騒がしくなってきました。(9:30)

我々もデッキに出てみました。

結構ぬるい?
今時期、北海道は寒いと思ってた我々は暖かい海風にうたれながら、これは暑くなるかも?
先日までの苫小牧付近のの気温データは、最低15度、最高でも22度くらいの結果でした。
北海道全域、結構涼しいぞと。
それを確認した我々は、暑い中スリーシーズンの格好をしてきました。
携帯でウェザーチャンネルをみますと、本日の苫小牧辺りは26度くらいまで上昇するようです。

参ったなぁ。。。涼しい格好は何一つ持ってきてないぞ?
ジャケットを脱いでもしまうスペースも無い。。。

さて、徐々に苫小牧港に近づいていきます。
漁船やら、船頭船?、軍艦も見えますねぇ。

突然、艦内放送が入りました。

「本日着岸予定の埠頭は、岸壁破損のため着岸できません。
 隣りの岸壁に着岸しますので、ご了承ください。」

え”?

隣りってどこよ?

早速、待っているであろう、ポンチにメールで連絡。(10:16)
しばらくしても音沙汰なし。
まだ着いていないのかな?まぁいいや。何とかなるべ。

そろそろ時間のようです!

周りはせわしく下船準備に入っているようです。
そんな中、まだ短パンにサンダル姿の俺らってどうよ?

さーて、俺らも行きますか!
ジャケットとカワパンを着込み、この夏日?に冬に近い格好をしまして、暑い車両甲板へ降ります。。。

熱気むんむん。

トラックのエンジンはヤハリ掛けっぱなしのようでした。
かなり空気が悪い!

で、早速迷いました。

乗ったエレベーターとは別のエレベーターで下りたのが敗因でした。
甲板内は、トラックのせいで同じような景色ってのも迷わせた要因。

しばらくトラックやら車の狭い間を行ったりきたりして、やっとマイZ1000を見つけました。

既に汗だく。

ウデ部分なんて、ビッショリです。
汗疹も浮かんで来ております。(T∇T)

殆どのライダーは準備万端のようであります。
気が早いライダーはもうエンジンをかけております。

ふふふ、素人め!(何が??)
っていうか、うるさいし、空気悪くなるからエンジンをかけるな!

船内に持って行った荷物を詰め込み、我々も準備完了。
気になってたハンドルの固定用ロープを外します。
見た感じ、大丈夫そうだ。ま、乗ってみないとわからんが?


そういやぁ、このときは着岸するまで転倒防止のためロープ類は外すな!とかの案内は無かったなぁ。
帰りの便はアナウンスがありましたね。

やっと着岸し、下船開始です。(10:45)

やっぱりバイクは車のあとからのようですねぇ。待つとしますか。
トラックから順々に降りていきます。
トラックが数台下りた後、バイク組の後ろに広いスペースが出来ました。
甲板員がやってきまして、出口に近いバイクを誘導し始めました。

お!先に出れるのかな?

そのようであります。
後ろを塞いでいたトラックが退けたところから、順々バイクが降り始めました。
慌てて我々もジャケットのチャックを閉め、ヘルメットを被り、エンジンをかけました。
くぅ、いよいよ上陸!

って時に携帯に着信!

ポンチだ。ヘルメット被っちゃったし、出れる状態じゃぁないなぁ。
多分、無事着いて待ってるんだろう。かわいそうだが電話は無視をしました。

いよいよ我々が降りる出番です!(11:00)

バイクにまたがり、バックで出ようとしまして、チョット後退しますと、ゴツ!
なにやらリヤタイヤに引っかかるものが。
床にある車両固定用のフックを掛ける出っ張りでありました。
危険だなぁ。床にはこういうのがゴロゴロありますからね。
ちょこちょこバイクを前後させて、やっと抜けることに成功!

次々にバイクが船から出て行きます。

11時15分。北海道上陸!
天気は晴れ!気温25度!
上々です!

隣りの岸壁って行っても、まったく気にせず降りれましたね。
もともとの岸壁ってのを知りませんが。

ターミナルへ向い、ポンチを探します。

いました!ターミナル付近で赤いRSタイチのジャケットを着込んだ輩がこちらに手を振っています!

「ターミナル脇に電話ボックスがあって、そこにバイク停めれるから!」

そう叫んでおりました。
言われた通りにすすみますと、ポンチの赤いCBR600RR(’06)が停まっております。
真新しい、CBR600RR。逆車です。まだ600kmくらいしか走っていないホントの新車。
今回の為に買ったと言って過言はないでしょう。
しかしながら、真直ぐな道路しかない北海道で、そういうレプリカが合っているのか?
という疑問もあります。
ま、本人が気に入って買ったんだから俺が考えても仕方が無い!

ウチラもCBRの脇に横付けしました。。
しばらくすると、ポンチも走ってやってきました!

「いやぁ、とうとうやってきたよ!」

「いやいや、お疲れさん!結構早かったね?」

「ん!トラックの後かなと思ったら、順々に出て来れたよ!割とスムーズだった。
 早速、メシ喰いにいこう!話はそこで!」

「わかったよ、すぐそこだから!」

今思うと失敗しましたね。この時の写真をまったく撮っていないんですよ。気持ちが焦ってたんだか、舞い上がっていたのか。
この日最初に撮った写真は、先日のブログで載せた、高速を走りながらZ1000のスクリーン越しに撮った
写真であります。
もっと撮っておけば良かったなぁ。
なんせこの日、晴れてたのはこの時だけだったもんなぁ。。。(-_-)v-~



ポンチ@CBRを先頭に、いよいよ北海道ツーリングが始まりました!

苫小牧港を後にし、R36を目指します。
マルトマ食堂がある港町は、苫小牧港の向かいにあります。

「すぐそこ」

といわれながらも15分は掛かります。
北海道人の距離感覚は、内地の倍はあると考えていいでしょう。
すぐそこってきょりじゃぁないっす。
しばらく走って、やっとマルトマ食堂にたどりつきました。(11:20)

駐車場にバイクを停めまして、食堂へ向います。
え?こんなところなの?
という感じの場所でしたよ。
魚市場の事務所のような建物の中に入りますと、既に何人かの先客が椅子に入っておりました。
その椅子の向いに食堂の入り口が見えました。
しばらく待っていましたが、なんとなく悪い予感がしましたよ。

ポンチが中に入って確認してきました。
まずなそうな顔っス。

「えーっと、結構な人数がいるよ。しばらく食べれないね。どうしようね?」
とポンチ。

やっぱ混でるのかぁ。そうだよねぇ。ヒトが外で待ってる程だもんねぇ。

今日はこれから300km走らないといけません。
ココでは最低30分は待つでしょう。そこから注文して喰って1時間以上掛かるかなぁ?
まだ11:30だし、やっぱ一気に高速乗って日高門別で降りてから飯を考えよう!

日高門別までココから約50キロ。
高速乗れば30分で着くのでは?という甘い考えがあり、皆も同意。
先に進むことになりました。

それにしても、ホッキカレー、食べたかったなぁ。
お昼前ならすぐに食べられると思ってたんだけどなぁ。
まさかこんなに混んでるとは思いませんでした。
考えてみると、本日は祝日の海の日を含んだ、3連休の初日。混んでるのは当たり前か?
それに、地元テレビの「1×8いこうよ」で、大泉洋が食べにきたらしく?最近、人気に拍車がかかったとか。

後ろ髪引かれながら、マルトマ食堂を後にすることにしました。

出発の前に、マルトマ付近の駐車場で今回やらなければならなかった、無線機のチャンネル合わせを実施しました。

私たちが持っている特定小電力のトランシーバは、iCOMというメーカーのものです。
ポンチが持っているのは、アルインコ製。
同じ特小なんで、チャンネル周波数も同じなのでは?と安易な考えで、同調なんてあまり気にしませんでした。

特小で使える周波数のチャンネルは、全部で20CH。
レジャー用(9CH)と業務用(11CH)にわかれ、我々のiCOMの物は1~20という表示で、自由に使えます。
それに比べ、現在もラインナップにはあるが、若干古い型のアルインコ製の特小は、
キッチリ、レジャー9CH、業務用11CHと、20CHは使えるものの、レジャーと業務用で切替をしなければなりません。

とりあえず、普段我々が使ってるレジャー用9CH の一つを試してみました。

とりあえず私がしゃべってみます。

「チェックゥ」
(暑い中、ヘルメットを被らないと喋れないってのが面倒だ)
(いや、無線単体で使えばいいのだが、近すぎて生の声を拾ってわかりズライ)
(既に汗だく状態だ)
(北海道は涼しいって行ったのは誰だ?→俺)
という考えが頭をよぎります。

とりあえず私の声は拾えるようです。

ポンチも返事をよこします。

「@:;%#$&”+*???」

でた!宇宙人侵略!

ミーミー変な声が聞こえてよくわからないっす!(゜Д゜||)

「チャンネル変えッペ。」

「@:;%#$&”+*???2」

チャンネルを変えてもやっぱだめ。これを数回繰り返します。

私とポンチが汗だくになって頑張ってチャンネルを合わせているのに、
上着を脱いで寛いでいる他の二人。
いいねぇ!

どうすっぺ?合う周波数がない。

あ、業務用CHを使ってみよう!

「ちっと、業務用にCHを切り替えてくれない?」

「了解!」

しばらく待ってみましたが、何かゴソゴソやってるようで、
一向に喋ってくれません。

汗だくのヘルメットを脱いで、CBRに向いました。

「どうしたの?」

「CHの切り替え方がわからん。取説持ってきたはずなんだが。。。。」

「あらら、参ったね。」

「あ、あった!」

ここまで結構な時間が掛かっております。すんなりいくと思ったんだけどなぁ。。。

やっと業務用にCHを切り替えまして、再トライ。

「聞こえますか、どうぞっ」

「聞こえます!」

おぉ!日本語だ!やっと地球に繋がったんだ!我々は助かるぞ!

とバカなことを考えつつ、早速出発しよう!となりました。

すでに12時近くなっていました。

ポンチとの久しぶりの会話を楽しみつつ、昼飯にしようと思っていたのに、
久しぶりの会話といえば、片言の日本語と、聞き取りづらい宇宙人語で終わってしまった。。。

しかし、周波数が同じでも業務用でしか使えないってのは参ったなぁ。
でも、ツーリング中でも、エリアが狭い特小だから問題ないか?
グループモードも使えるようだし!

さーて、出発です!

無線好調!信号待ちで停まると暑い以外は全てよし!
気分が乗ってきました!

とりあえず、R36を苫小牧港方面に進みまして、R235に入ります。
その後日高自動車道の「沼ノ端西IC」より高速に乗りました。
ここから「日高富川IC」まで一気に進みます。
この道路、高速道路でありながら、暫定期間で無料となっております。
道の雰囲気的には、磐越自動車道に似て、片側1車線の対面道路なんですが、
結構空いていまして、ビュンビュン飛ばせます。

気持ちいい!


思わず走りながら取り捲った写真がこちら。

ところどころ2車線になるんですが、そこが一番の飛ばしところ。
追い越し車線側から、遅い車を一気に抜き去り、先を進みます!

途中、車を抜いているさなか、遠くに赤いランプがチラチラしてるのが見えました。
パトカーが停まっているようです。

やべ!早速やったか?

ポンチのCBRにはレーダー探知機がついております。

ポンチ、解らなかったのか???

今回のツーリング中の、4台のバイクの配列は以下。
先頭を走るのはCBR600RR、次にジレラ ランナー。次にバラデロが走り、殿は私のZ1000。

こういう場合、先頭が捕まると全員捕まります。

私は意識して列から離れました。

いや、決して私だけ逃げようなんて思っていませんよ!
まったく持ってそんなことは考えていません!
いや、ちっと離れてると前のグループとは別なのかとか思ってもらえないかなぁ?
なんて考えて離れたわけではありませんよ!
o-_-)=○)゜O゜)バキ

さぁさぁ、ドキドキしながらパトカーに近づきます。
こういうときは高速は不利ですよねぇ。
一車線しかないんだもん。わき道にそれたり、Uターンかましたりも出来ない。

覚悟を決めて進みましたところ、なにやら、車が停まっており、バイクもある。。。

事故でした。。。

車とバイクの接触事故のようです。

車の車種はわかりませんでしたが、バイクはハーレー。
ハーレーのクラシックのサイドカーでした。

サイドカー側のタイヤがヒシャゲていました。
車も側面が凹んでいる。

どういう事故だったんだろう。

無線にて我々も安全運転で行こう!と再確認をしました。

雄大な風景を楽しみつつ、安全運転で進みます。
安全運転といいながら、写真撮ってる俺って。。。(-_-)v-~

日高は牧場が多いですね。
高速道路からの風景も、牧場か牧草地帯が多いようにみえます。
広い草原に、丸くまとめて刈られた牧草がゴロゴロしており、
その風景は北海道の代名詞のような気がします。

近くで見るとでかいんだろうなぁ、アレ。

まもなく、日高富川ICです。
降り口は普通に減速して行って、国道237にぶつかる感じでした。
乗るときもそうでしたが、料金所が無いってのは不思議な感じ。

R237を南下し、R235へ向います。
そこから襟裳岬まで一気に走る予定であります。

計算どおり、郡山から200kmチョイ走っており、初めの給油ポイントである、
ホクレン「門別SS」へ向います。
今回の給油は、だいたい200km毎に行うことにしております。
一番ちいさなタンクのランナーと燃費の悪い私のZ1000を基準にしておりますが、
それでもランナー、Z1000共、一回の給油で250kmは走れるのですが、
マージンを取って給油ポイントを決めておきました。


見事、ホクレンフラッグの道南・道央の黄色をGET!

ホクレンの旗は、3色あります。
道南・道央の黄色
道東の緑
道北の青
以上三色を今回のツーリングでGETする予定です。
その他、道東 標津の川北SSの限定フラッグ、運がよければ、ホンダのバイク屋で赤いフラッグを
GETしたいなと思っておりました。

さてさて、結構いい時間ですが、まだ飯を食っていません。
どこで食べようか?

チョコチョコ店屋は有ったものの、入らずスタンドに来てしまった。
この後、どこかにはあるべ!と思っておりましたが、
結局、道の駅「サラブレッドロード新冠(にいかっぷ)」まで、食堂を探せず進むことになってしまいました。
(14:00)

新冠での食事は、カツ定食でした。(写真を撮るのを忘れた。)
カツ定食には2種類あるとのこと。
大き目のカツを使ったA定食と普通サイズのB定食。
結構高めだったので、迷わず「普通ので」と頼みました。
味はまぁまぁでしたよ。

さーて、時間もおしております。
時間的には予定通りなのですが、予定より早く進むと思っていた私としては、ちと不満。
ここまで意外と時間が掛かっております。
襟裳岬はまだまだ先。
ちゃっちゃと行きましょう!(14:40)

この頃から、我々の立てたスケジュールはちと厳しいと実感してきました。
やはり、予定通りゆったり観光しながら行くと、宿に着くときにはとんでもない時間になると。
本日の宿到着予定時間は、19時。どうなるか?
まぁ、貧乏サラリーマンツーリングです。時間も無ければ金も無い。
とりあえず出来る限り走って見れるところをそれなりに見よう!と思っておりました。

新冠から襟裳岬までの道は、それほど特記すべきところはありませんでした。
ただ、海沿いを走っているということだけ。

途中、ポンチが給油をしたいと言ってきました。
そういえば、さっき門別SSで一人だけ給油しなかったなぁ。
マスツーでの給油は、ガスが残っていても極力一緒に給油するのが基本なんだけどなぁ。

仕方が無いんで、「様似SS」で給油することに。(15:30)

そこで面白い集団と遭遇しました。
トライク(三輪バイク)の軍団です。8台くらいいたかなぁ?
狭いSSに数台のトライク。入りきりません!
中にはボスホスもいました!凄い太いタイヤです!圧倒!
こういうバイクで走るのもおもしろそうだが、燃費が悪そうだ(*^-^*)

さて、給油もすませ先に進みます。襟裳まで30キロ程度です。30分で着くでしょう。
次の給油は、帯広手前あたりを予定。
ポンチに無線にて、ガソリンが入ってても次は一緒に給油して頂戴!と言っておきました。

襟裳に近づくにつれ、どんよりとした天気になってきており、涼しげにもなってきました。
雨が降らないだけマシ。というような天気であり、あの新冠までの太陽はどこに行ったの?

襟裳岬はすぐそこです。
襟裳までの道のりは良い風景でしたよ。晴れていればもっと綺麗なんだろうなぁ。
風が強いせいか、高い木が殆ど見れません。
岩山に芝生が敷き詰めてあるような、高山植物?ってなイメージの丈の短い草木が一面 黄緑色に広がっており、
それがキラキラ光っていてなんとも言えない綺麗な風景でありました。

さぁ、襟裳岬に到着です!(16:00)



うわさの?風の館もありました!
金なんて払う気もないんで、さっさと先端に進みます。

おぉ、これが襟裳の岬か!

荒々しいなぁ!流石に風が強い!
お、先端まで歩いていけるようだ。でも時間が無いからパスだな。
さっさと看板の前で記念撮影して切り上げだ!

感動もヘッタクレもない連中。

さっさとスケジュールをこなします。(-_-)v-~

襟裳岬から帯広方面に向かいます。
国道336号線の襟裳町から広尾町までの区間を黄金道路というそうです。
黄金を敷き詰められるほど莫大な費用をかけて建設したのでこの名前がついたとか。
走っててそんなに凄い道路という印象派ありませんでした。
ただ、途中途中のトンネルやら見てると、金が掛かったんだろうなぁ?と思う程度でありました。
この辺、雨は降っていないんですが、やたらと道路が濡れていましたね。
しかも砂というか、泥を含んだような感じでありまして、瞬く間にバイクは真ッ茶色になってしまった。
ブーツとカワパンのスソも茶色い。。。

広尾町を抜けまして、R336からR236に分岐しまして、帯広に向けて北上を続けます。
大樹町付近で前回の給油から200kmとなり、給油ポイントとなりました。
無線で確認。

「そろそろ給油ポイントだけど、みんなどうだい?」
「まだ大丈夫だよ!」

私のタンクもまだ半分残ってる感じであります。
普通に考えてあと100kmは走りそう。

「じゃ、もう少し走ろう!まだ先にホクレンが何箇所かあるし!」

この時点で17時くらいでした。結構時間が掛かっております。
帯広での目的の一つに、デパートの藤丸にて「どうでしょう」のグッズを買う!ということが有りました。
藤丸デパートは、19時に閉まってしまいます。
それに間に合うように行かねば!

帯広まで約80km。微妙な感じになって来ておりました。
帯広まで行く間の観光予定地であった幸福駅や、愛国駅は頭から吹っ飛んでおりました。

徐々に帯広に近づいております。
この辺からは、制限速度に気をつけなければなりません。
町の境界線では、パンダが停まっていたり、すれ違ったりすることが多くなっており、
速度の表示板も、イキナリ40km制限になったり50kmになったりしております。

レーダー反応!

ポンチが叫びました!
先の方を見ますと、パンダがこちらに向かって走ってきておりました。
あれに反応したのかなぁ?
先頭のポンチはカナリ慎重に走っております。制限速度以下です。

やりすぎだなぁ。。。
と思いつつ、パンダとすれ違いました。
(上の写真は小さくてわかりませんが、先にパトカーが写っております。)

あらら、こっち見てるなぁ。
コリャ、追いかけてくるかな?

案の定、パンダはすれ違った後、Uターンをしているのを確認。

「あらら、追いかけてくるようだぞ。ま、この速度なら問題ないから普通に進もう。」

と言った途端、さらに速度を下げるポンチ。

「一旦停まります!」とポンチ。

「なんで!?」

マジで停まったぞおい!
そんなに警戒すること無いって!

「いやいや、なんで停まるの?これじゃ逆に不審がられるって!」

仕方が無いんで地図を確認する不利をしてパンダをやり過ごしました。
ま、よくあることですね。
パトカーも管内巡回中だったんでしょう。
それにしてもポンチはなにをそんなにビビっているのか?

パンダが行った後、再出発。
案の定、パトカー渋滞となっている中、ゆっくりと進みます。

また町の境界線にきました。
いつの間にか、パトカーのすぐ後を走っている我々。
40キロ制限になっています。

「40キロ制限になるよ。速度は落としてね。」と私。

以前、知人がパトカーの後を着いて走ってるとき、制限速度を10kmほど上回って走っていたそうです。
速度制限の切り替わりでそのまま着いていったら、パンダの後ろに積んである電光表示板に
「とまりなさい」
との文字が。
速度超過違反。15kmオーバー。
汚いやり方をする警察もいるもんだ。
ウチラも二の舞を踏むことはない。

40km制限になった途端、パンダは真面目にも更に速度を落としましたよ。
イライラしてきました。
どうでしょうに間に合うかどうかという大事なときに!
先の方を確認すると、ホクレンのスタンドが見えました。「中札内SS」でありました。

「そこのホクレンに入ろう!パトについて走ってると気分わりぃから!」

前回の給油から231km。給油タイムであります。

緑フラッグGET!
本日2色目!幸先いい??
帯広付近は、道東フラッグのようでした!ラッキー!

現在17:50。
帯広まで50km。微妙。。。

給油後は順調に進みました。
幸福駅や愛国駅を通り過ぎ、一路帯広へ!

18:30。帯広の街に入りました。
間に合いそうです!
ただ、場所がよくわからない。
だいたいの場所を調べていたはずが、良くわからん?
トラックのあんちゃんを捕まえて場所を聞き出し、藤丸デパートを発見!

警備員の目を気にしつつ、歩道のチャリ置き場?にバイクを止めまして、いざ出陣!
ライダーであり、どうでしょう藩士の異様な4人は、藤丸屋敷の討ち入りを果たしたのでありました!

閑散としている藤丸デパートの閉店間際。
エレベーターを見つけまして、乗り込みます!
中にはエレベーターガールが!
いやぁ、いるんですねぇ、エレベーターガール!

鼻息を荒くしつつ、階を要請!

「どうでしょうグッズの売り場まで!」

出来たねぇちゃんであります!
異様な4人のへんてこな要請に対し、

「6階でございますね。ありがとうございます。上に参ります。」

うーん、お約束のエレベーター内での沈黙。
鼻息だけは荒い。

「6階、玩具売り場でございます」

エレベーターのドアが開きました。
どうでしょうグッズはどこだぁ!と叫ばんばかりの藩士4人は、一斉にあたりをキョロキョロ。

あったぞぉ!

こじんまりとしたスペースに、欲しかったあのグッズが陳列されております。
時間が無い中、いろいろと物色しつつ、それぞれ欲しい物をGET!(18:58)
帰り際、どうでしょうのガチャポンを見つけ、興奮しながら200円をぶち込み、
ガチャガチャとまわす4人。
私は見事大泉のムンクの叫びバッチをゲットして、満足気に玩具売り場を後にしたのでありました。
店内にはホタルの光が流れつつ、閉店のアナウンス。

帰りのエレベーターにはもうおねぇちゃんは居ませんでした。残念!
1階に下り、メイン玄関から多くの藤丸店員たちに見送られつつ、下界に出たのでありました。
すぐさま、鍵を閉められたのは言うまでもありません!

各人、意気揚々とバイクにまたがり、一路本日の宿泊先である、「ホテルパコ帯広2」へ向ったのでありました。

途中、パコ帯広本館の脇を通りました。
立派なホテルであります。
帯広にはパコが3箇所あります。どれもリーズナブルな価格のビジネスホテルであります。
ツーリングGOGO!の北海道0円マップに情報が載っておりました。
ネット予約が出来れば、1泊4千円強で泊まれまして、パコ2と3については、その値段で朝夕のメシがついております。
本館には温泉大浴場がありまして、飯はなし。
2、3に宿泊しても、本館の温泉に入ることが出来ます。(徒歩3分程度)
サービスの夕飯に間に合うには、18:30までに着かなければならず、無理とわかってたので
今回は夕飯はキャンセルしておきました。朝飯は7時からです。

ウチらが泊まるホテルは?
ちとさまよいながらも見つけることが出来たパコ2。(19:15)
立派な本館に比べますと、、、(-_-)v-~寝れるだけマシです。

とりあえず、ホテル玄関前のスペースにバイクを停め、2階にある受付に向いました。
ツイン二部屋。10,500円。先に徴収。カギと本館の温泉に入れる入浴券(オレンジの棒?)を預かりまして、
ツインに定員で泊まっていただけたので、ということでQUOカード500円を2枚もらいましたよ。(期間限定)

19:30。各々部屋に荷物を持ち込みましてちと休憩。
しかし狭い。。。シングルの部屋にベッドを無理やり二つ置いた感じであります。
部屋の隅の机と椅子はまったく使えない状態。
テレビをつけるにもベッドを跨ぐ感じで行かねばならんほどであります。

普段なら結構空いてるはずでしたが、予約した時点でネット上では3館とも満室。
電話を掛けてやっと取れたパコ2のツイン二部屋。
寝れるだけマシ。。。(-_-)v-~

バイクを異動してきます。
パコ2の玄関先にはちょっとしたスペースがありまして、4台くらいのバイクなら停めることが出来るのですが、
ちと治安が心配。
ホテル側の配慮で、本館の明るい屋根付きの玄関先にバイクを停める事が出来ました。
裏道からコソっと爆音たてて本館にバイクを持ち込みます。
再び2に戻りまして、カワパンを脱ぎ、汗だくになったTシャツと下着を着替え、
夕飯と温泉の準備。タオル片手に街に繰り出しました。

帯広での夕食は「豚丼」をチョイス。
有名どころの「ぱんちょう」は今回はパス。
呑めてゆっくりできる、「はげ天」を目指し街中を歩いておりました。
土曜の夜ってこともあり、結構繁華街はにぎわっております。
タオル片手にTシャツタンパンで歩く4人は、そんな賑わいの中でも浮いてた気が。。。
はげ天はすぐに見つかりました。

早速中に入りまして、注文。
「生中と豚丼四つ!」
「豚丼は4枚と上豚丼の6枚のどちらにしますか?」
「6枚!」と即答!

即座にビールが並びました!カンパイ!うめぇ!
乾杯から10分もしないうちに、今度は豚丼がでてきました!


(子の他に、味噌汁とおしんこが付きました。)

はげ天の豚丼は、醤油系の焼肉のタレに似たタレと一緒に、約3mm厚の豚肉を
炭火で焼いた感じでありまして、かなり旨そうに見えます。
大き目のお碗にご飯が敷き詰められ、6枚の豚肉でご飯が見えない状態に。

味は?

豚肉の油とタレで絡まった肉は炭の味と一緒に口の中に広がりまして、絶妙の旨さ!
それがまたご飯と合う!
4人とも速攻で喰い終わってしまいました!
ビールは中ジョッキ一杯で腹が膨れてしまい、満足感タップリ!
価格は他の店に比べ高めの設定でありましたが、旨かったですよぉ!
上豚丼1280円、ビール580円。
またも閉店間際であったらしく、次々入ってくるお客は引き返しております。
腹も膨れて満足しましたんで、話もそこそこに我々も退散!(20:30)
パコ本館の温泉に向いました。

温泉は地かにありました。
パコ2で渡された入浴券を入り口で渡しいざ入浴!
温泉は茶色の塩系でして、昔入った「十勝川温泉」の泉質に似ておりました。
ただ、あそこのように白いタオルを入れた途端、真っ茶色に変色!ってほどでもなく、
意外とさらっとしたお湯でしたねぇ。良い湯でした。

結構疲れていた皆さん、サウナに入る気力も無く、早々に上がりましてホテルへ帰ったのでありました。

途中、ローソン屋敷に立ち寄りまして、夜の宴会の準備。
私の部屋に集まりまして、北海道初日の宴会が始まりました。
話が盛り上がったまま、23時にはお開き。

明日は6時半にはバイクを取りに行き、準備を整え、7時前に食堂に集合。
朝飯をさっさと食べまして、釧路に向けていざ出発!という段取りで、皆寝床につきました。

本日の走行距離 312km
給油 ホクレン門別SS   12.15L @137円 1,665円 209.4km 17.23km/L
    ホクレン中札内SS  10.53L @130円 1,437円 231.5km 21.98km/L

本日の費用
ガソリン代      3,102円
どうでしょうグッズ  4,000円
昼めし代        840円
夕めし代       1,840円
酒、水、ツマミ     582円
宿泊費        5,250円
合計         15,614円 


三日目へつづく
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ブログ一覧 | 北海道ツーリング2006 | 旅行/地域
Posted at 2006/08/03 20:05:53

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