2月9日-11日で蓼科高原へ出かけました。
折りしも関東地方に寒波襲来、悪天候をついての強行軍です。
全天候型4WDとして本領発揮となるか、およそ片道300キロの夜間走行になりました。
その1はこちら
(地名は首都圏以外の方には馴染みがないと思いますが、備忘録兼用なのであしからず)
2月9日
Pm11:30 中央道・御坂一ノ宮IC着
この時点で中央道はチェーン規制中、ICゲート前にて目視チェックが行なわれていた。SUVの場合、オールシーズンタイヤとスタッドレスはパッと見ただけでは判らないだろう。
4輪スタッドレスであることを係員に念押しされた。
本線合流後、しばらく走ったが呆れるほど空いている。
土曜の雪の晩、午前0時近くに走る物好きはそうそう居ないだろう。
まして八王子ICの通行止めは解除されていないから、大月IC以東からの流入は難しいとなれば尚更だ。
感覚的には
1キロに1台走っているかどうかというところ。
対向車線の方がいくらか走っているようだ。
車が少ないために路面温度も上がらず硬い圧雪路面が続く。こうなるとX3の重さが活きてきて、DM-Z3(今回は高速走行に備えて空気圧は2,6)は面白いくらい路面をつかみ、前後とも車がいない状況を良い事に
相当なペースで驀進する。
動画3 中央道
<embed src="http://f.flvmaker.com/decowaku.swf?id=cCxcPpC7XhMULHK_GXIJNlqx2ByJyosa7NOmVRY3fkdked6WgalFQs&logoFlg=Y" quality="high" bgcolor="#ffffff" name="FlashMovie" align="middle" width="350" height="370" allowScriptAccess="never" type="application/x-shockwave-flash" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" />
小淵沢ICを過ぎると対向車もあまり見かけなくなってしまった。
こうした高速道の超圧雪路面ではトレッドと重さが直進安定性に有利に働き安心感が高い。多少の凹凸は踏み潰してしまうため、ステアリングもほとんどぶれない。途中から
クルーズ・コントロールで走行しているうちに日付が変わってしまった。
2月10日
蓼科高原に行くのは実に10年ぶりだ。
車山でスキーをしたのが最後で、下りとは言え
ビーナスラインでジムニーに置いて行かれた事を思い出す。2リッターターボの加速ではブレーキングの差は埋まらなかった。やはり
軽さは最高の武器だ。
ナビのルート案内により諏訪南ICにて降りた。すぐに主要国道をはずれ何にもない農道のようなところに出た。
「おお!ご馳走だッ」
<Am 0:20 ビーナスラインへの抜け道らしい>
スティップトロニックの出番だ。2速、3速をシフトレバーで切り替えていくが
意外と反応がよい。X3のAT制御はなかなか優秀で、舗装路ならSDモード(スポーツドライブ?)で充分、滅多に使うことはないので徐々にテンションが上がっていく。
残念ながら、ものの数分で民家が見え始めビーナスラインに出てしまった。
市街を抜ける諏訪IC経由よりもこちらの方が速そうだ。純正ナビだがなかなか良い仕事をしてくれた。
交差点で除雪中の作業車に出くわす。
動画4 除雪作業中
<embed src="http://f.flvmaker.com/decowaku.swf?id=_mxcPpC7XhMULHK_GXIJNlqx2ByJyos.7NOmVRY3fkEIFZX4mVlFQs&logoFlg=Y" quality="high" bgcolor="#ffffff" name="FlashMovie" align="middle" width="350" height="370" allowScriptAccess="never" type="application/x-shockwave-flash" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" />
ビーナスラインといえど茅野に近い部分は民家・商店も多い。
深夜にもかかわらず何台かとすれ違ったため、ペースを落としてじんわり走る。
徐々に建物がなくなっていきヘッドライトの灯りだけになった。
目的地はビーナスラインから別荘地の脇道へ少し入った辺り、看板を見過ごさないよう見回しながらの運転になった。
動画5 ビーナスライン
<embed src="http://f.flvmaker.com/decowaku.swf?id=yYxcPpC7XhMULHK_GXIJNlqx2ByJyosw7NOmVRY3fkDqeWROo_lFQs&logoFlg=Y" quality="high" bgcolor="#ffffff" name="FlashMovie" align="middle" width="350" height="370" allowScriptAccess="never" type="application/x-shockwave-flash" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" />
それでも一度通り過ぎてしまい、フロントに電話をしてようやく見つけ出した。脇にそれると林の中の一本道、うるさい外野は寝ている様子…。
私有地、概ね1,5車線。
メインディッシュは最後にやってきたようだ。
シフトレバーを倒して一気に踏み込んだ。
(画像を撮るヒマもなく突っ走ってました)
今までの経験で自分なりにXdriveの使い方がわかったような気がするので、ここで試してみた。
Xdriveはブレーキ制御が基本になっているようで、フットブレーキを使うと自分の意図に反する効き方をするのだ。そこで、
アクセルワークのみで走ってみた。
オオー、こりゃ楽しい。踏める、踏める。
アンダー出てもガンガン踏んでしまうと、予想通り勝手にオーバーステア方向に制御する。
タイヤ空転で4×4ランプは点灯している時間の方が多いが、オポジットロックまで出来てしまった。X3で出来るとは思わなかったので、
かなり嬉しい。
(真似しない方が無難ですよ。念のため)
ただし、この走り方、登りは良いが降りは厳しい。速度が自然増する下りでは重量が仇となり、ダウンシフトのエンブレだけではちょっと足りない。
フットブレーキ無しで、
時に前や後ろで雪の壁を削りながら曲がること度々、あまりにも楽しくて往復していたら
「いい加減にしなさい!」
いつ起きたんだろ…
こうなっては
「Ctrl」「Alt」「Delete」同時押しと同じである。
最後は和やかな運転でゴールした。
<Am1:00 目的地到着>
千葉を出てから
5時間あまり、
結果的にノンストップであった。
(その3は簡単な滞在記で〆ます)
Posted at 2008/02/15 17:47:47 | |
トラックバック(0) |
スノー・ドライブ | 旅行/地域