RAILWAYS「49歳で電車の運転士になった男の物語」を観てきました。

ストーリーはなんてことはない映画でしたが、とてもよい映画にめぐり逢えました。それは地元島根を題材にしているわけだからではなく、とても温かみのある映画だったと思います。

ここではあえて深くストーリは話しませんが、観終わった後、とても清々しい気持ちになりました。でもこの映画で人の冷たさ、暖かさ、その両方を観ることができるものと思います。

中井貴一氏演じる主人公：「筒井　肇」は大手家電メーカーの経営企画室・室長という地位にいて、取締役への昇進も決まったばかりだったが、その地位を捨てて、子供の頃の夢であった地元島根のローカル鉄道である「一畑電鉄」通称バタデンの運転士として第二の人生を始めるわけです。

大企業に勤める肇は取締役への昇進の条件に同期で親友の工場長に工場閉鎖という名のリストラを伝える。それを伝えている時の表情はとても堅く、冷たいものでした。工場長である親友が「何とかならないのか？」と肇に問いかけると…「会社は慈善事業じゃない…」と冷たくあしらってしまう。まさしく仕事の鬼という感じでした。

そんな男がある出来事をきっかけに地元島根に戻り、バタデンの運転士になることに寄って、人の温かみのある優しい表情になっていく…。


本当に素敵な映画だと思います。みんカラメンバーの皆さん、是非この映画をご覧になって下さい。そして島根を知って下さい。私はこの島根に生まれた事を誇りに思っています。




※一度UPしたのですが、暗闇で携帯弄ってたら間違えて、全文削除しちゃいました。再度打ち直しの文書です。
最初にコメントをくださったハヤさんすみません。