排気管の静電気を測る

排気管にｽﾀﾃｨｯｸﾃﾞｨｽﾁｬｰｼﾞｬｰが必要かどうか、検電君で静電気の有無を測ってみます。

その前に以前作成したイオンチャージャーが本当に電子を放射しているか確認。

検電君の電極をｲｵﾝﾁｬｰｼﾞｬｰの放電針に接続。

スイッチＯＮ。
凄いパワーで検電君は、限界まで開きへばり付いています。

「隊長 ! ｸﾗﾗが･･･ｸﾗﾗが空を飛びましたｰ !!!」
「元い ! 検電君が悲鳴をあげています !!
ｽｲｯﾁを・･・ｽｲｯﾁを、早く切って下さい!!!」

危うく、検電君が逝ってしまうところでした。

電荷を放電させた後もアルミ箔が開いたままになってしまいました。

アルミ箔を再調整し、ついでに夏仕様（謎）にするために、少し短くしました。

短くなって、少し男前になった検電君。
次は、本日のメインイベント。
排気管の帯電具合を調べます。

まずはマフラーアース無し状態。
検電君を排気管に接続し、エンジンＯＮ。
うん？アルミ箔が開かない。

もう少しエンジンをふかしてみます・・・変化なし。
この結果からすると排気管は帯電していないようです。

次は試しにマフラーアース有り状態。

同様にエンジンをふかそうが何しようが、アルミ箔はピクリとも動きません。

ついでにｲﾝﾏﾆ、ｻｰｼﾞﾀﾝｸ、ｽﾛｯﾄﾙﾎﾞﾃﾞｨも測定してみましたが、どこも帯電していないようです。
無負荷状態での空ふかしなので、排気流量と流速が足らなかったのかもしれません。それとも、排気管～触媒～ｴｷﾏﾆ～ｴﾝｼﾞﾝと導通が取れていて、電荷が移動してしまったのかもしれません。
以前ﾏﾌﾗｰｱｰｽを施した時は、確かに排気音に変化が出たので、何か作用していることは間違いないと思うのですが・・・
簡易ｽﾀﾃｨｯｸﾃﾞｨｽﾁｬｰｼﾞｬｰも既に準備していたのに装着すべきか？悩ましい結果となりました。