秋の東北大遠征紅葉ドライブ&登山、まだ?3日目です(汗
前回本文が長くなりすぎて投稿上限を超えてしまったので下山後からの続きとなります。
因みに…3日目の日程が完全にイカレポンチですが、今に始まったことではないので(爆
1日で一般道約500キロの移動と2つの日本百名山の登頂、温泉、紅葉散策、車中泊。
どう計算しても30時間くらい無いと組めないスケジュールなんですが…不思議なものです(笑
東北地方、そもそも広大です。きっと東北という大地がバグってます、自分ではなくて。
…では本題へ。
とりあえず日本百名山、早池峰山を無事下山。時間はまだお昼を回った頃…お手軽登山。
駐車場に戻ったら山頂から一緒に下山した女性から荷物になるからと、行動食を頂きました(笑
その方も東京から東北に遠征登山にみえていて、昨日は荒天の岩手山に登っていたそうな(汗
駐車場を出ると、早朝には気づかなかった紅葉に驚きました…あれ?こんなだったっけ??
早池峰山からとりあえず早池峰湖へ向かうと右手に早池峰山のお隣の鶏頭山が見えました。
こちらは標高が低い分、紅葉時期も遅れてることもあってか山肌の色づきが最高でした。
あまりにも紅葉が綺麗だったので、思わず早池峰湖で停車して周囲を散策しちゃいました。
当初の予定では、この前日に八幡平の秘湯巡り+八幡平登頂だったんですが、悪天候で
急遽八幡平登頂を諦めたので、これから約100キロ…八幡平方面へ移動しなくてはならず(爆
で、この日は早池峰山を下山したらランチは言わずもがな岩手わんこ蕎麦!としてましたが…
残念ながら昨日のミッションを決行せねばいけないので泣く泣くわんこ蕎麦は諦めました。
しかし、八幡平へ向かう前にもう1つ見ておきたかった場所へと向かいます。
途中あちこちで紅葉が素晴らしくて…なかなか目的地へ辿り着けないというお約束が(汗
そんなワケで、早朝からお昼にかけて早池峰山を登って、下山後は遠野市、田瀬湖で紅葉巡り。
そして一気にバキューンと前日にも訪れた八幡平へカムバックして登頂を目指します(爆
その前に…鉄分補給も忘れずに(笑
JR釜石線の宮守川橋梁…通称めがね橋ですね。これまた宮沢賢治縁の場所でもあります。
せっかく列車が通過するタイミングで撮ったのに、まさかの橋梁工事中でブルーシートが(涙
仕方がないので別のところからも撮っておきますかね。
こういう橋を見るとどうしても下から覗き込んでみたくなる性分です(笑
いわゆるめがね橋って…長崎市内の小さいのから軽井沢の碓氷峠とかいろいろありますが、
なんかこのフォルムというか、デザインが好きなんですよね。
さて、のんびりもしていられません…これから100キロ以上離れた八幡平へ戻らねば…(爆
本当は遠野市まで来たなら三陸沖の釜石まで足を伸ばしたかったし、もっと近くにある田瀬湖とか
きっと紅葉ぶっちぎりで綺麗だったと思うし…って、もう全然キリが無いですよね、時間無さすぎ(涙
で、泣く泣く岩手県をバキューンと北上して、昨日に続いて2度目の八幡平へ(笑
八幡平って、八幡山とかそういうんじゃなくて、「八幡平」なのよね。何故なのか…なるほどね。
こうして山麓から全体を眺めると、非常になだらかで、山というか丘みたいな山容なんですね。
因みにピークである八幡平山頂は左奥になります。まさにこれから目指す場所です。
昨日は小雨でガスってた同じく日本百名山である岩手山も山頂まで今のところよく見えてます。
今回も昨日と全く同じく、八幡平アスピーテラインから秋田県境付近の登山口まで上って
そこから八幡平山頂や春にドラゴンアイで有名な鏡沼を散策しながら下山して駐車場に戻り、
今度は八幡平樹海ラインを下っていき、下山後温泉にはこれまた同じく松川温泉…という計画。
アスピーテラインを進むと何やら怪しい建造物…これが松尾鉱山跡のようですね~。
こうしてズームで見ると…ただの団地にしか見えませんが(笑
登山口に向かってる間に雲が増えてきました…あれあれ?また下り坂なの~?(汗
なんかこの雰囲気たまりません、さすが百名道!ビーナスラインや磐梯吾妻スカイラインみたい。
昨日ガスまみれだった登山者用駐車場に車を停めて、早速山頂目指してGO!
山頂まで、たったの2キロ登るだけ…もはや登山なんて言うたら殴られそうなレベルです(爆
もう登山道が整備されまくってるので、どこぞの公園を散策している感覚です。
分岐に出ました。これを左に行くと有名なドラゴンアイの鏡沼に行けるようです。
なので、自分は山頂へ着いたらこちらのルートで下山しようと思ってます。
八幡平ならよっぽど悪天候でない限り、登山装備無くても山頂まで行けるので安心ですね。
とは言え、昨日の天候だと…多分死にます。山とはそういうところです、はい。
振り返ると見返峠の駐車場が見えてました。一応そこそこ登っては来てますね、安心しました(笑
因みに左手奥に見えてるのが岩手山です。山頂はだいぶ雲に隠れてしまいましたね…
のんびりとゆるやかな坂道を登っていきます。
中間地点くらいまで来ると大きな湖?が見えましたが…八幡沼でした。沼にしてはデカいよね。
昨日とは打って変わって風も弱いので青空と雲のリフレクションが夏空みたいでした(笑
そしてぼちぼち脇道に残雪がチラホラと。ゆるゆるな山登りですが、あなどるまじ…ですな。
あと1~2ヶ月もしたら1mくらい雪が積もってるんだよなーって思うと何だかワクワクします。
そして展望台っぽいものが見えてきました…あ、コレが山頂なのか。
なんか普段登ってるアルプスなんかとは全然趣が違いますね…まさに観光ちっく。
山頂の周囲が樹林帯で展望が何もないからわざわざ造ったんでしょうね。
というワケで、日本百名山、61座目くらい…だと思う、岩手の八幡平、無事登頂です。
ちゃんと国土地理院の三角点もありました。最近山に登ってもすぐ見逃すんですよね…(汗
そして16時には暗くなってしまう時期なので、あまりのんびりせずサッサと山頂を後にします。
下山はドラゴンアイのあるところから下りていきます。そこで最初に目についたのがこちら。
めがね沼だって。ついさっきめがね橋に行ってきたばかりでしたが今度はめがね沼…(笑
確かに、絶妙にレイバンのグラサンみたいなカタチで見えました。そこそこ大きい池なのね。
そしてすぐ近くには、冬に凍結して春になって解氷が始まる頃に出没するドラゴンアイの鏡沼。
へぇ…思ってたよりも小さかったな、そこまで知りませんでした。まぁ言うても沼ですもんね(汗
この鏡沼もその名の通り、見事にリフレクションが見られました。沼というか…池塘?みたい。
そして、アッという間に登山口である見返峠まで戻ってきました。ほとんど誰もいませんが(汗
気温は7℃。通りでポカポカなハズです。因みに山頂は4~5℃でした。体感で3~4℃くらい?
有料駐車場にある展望台から南西の方角を眺めます…もう少ししたら夕日が綺麗そうだ。
因みに左手に見える山は畚岳と言います。こんな漢字見たことない。「もっこ岳」だって(笑
岩手山のある南東の方も眺めます。直下には藤七温泉という野湯で有名な温泉もあるんですが…
17時に完全にゲートが閉まってしまうので立ち寄ることが出来ません、残念。
八幡平、なかなか来られずにずっとモヤってたけど…ついに来られて満足でした。
また来たいですね、今度はあの先に見える岩手山にも登頂出来ると良いな…
さて、日没前に樹海ラインから下って下山後のお約束、温泉へと向かいます。
下っていくと見えてくるこちら…藤七温泉の源泉になるのかな、噴気が凄いですね。
あー、やっぱり源泉ですね。やはり温泉の基本は硫黄泉だよなぁ…うん。
さらに樹海ラインを下っていくと…太古の息吹なる熱湯噴出スポットが見えてきました。
めっちゃ轟音と共にグツグツと熱湯が吹き上がってました。火傷する観光客が続出したので
立ち入り禁止になってしまったようです。ってか、言われなくても危なくて近寄りたくないわ(爆
そして昨日も見た八幡平リゾート、下倉 スキー場 のホワイトコースかな?絶景ですな。
そして気づいたら日没してしまいました(汗
岩手山、ほんと…浅間山によく似てますね。なかなか快晴時には登れなさそうです。
なんとか樹海ラインの松川ゲート閉門時間までに間に合いました。そしてそのすぐ先のこちらへ。
昨日は松川温泉の峡雲荘でしたが、今日は同じ松川温泉でもお隣の松楓荘へ!渋い!
なんか栃木の那須にある北温泉みたいな雰囲気。そしてやっぱり…観光客の気配すら無し(汗
この松楓荘の看板猫かしらん??だとしたら会いたかったにゃー、我が家にも黒猫いるし(涙
ってか宿主…相当な猫好きですね、いい感じに狂ってます、ステキ(笑
それにしても、温泉に看板猫って結構多い気がする…鳴子温泉でもいたし、那須でもいたし…
まずは混浴露天風呂から入ります。洞窟岩風呂もあるんですが残念ながら今回は入れず(涙
めっちゃ白濁してます。そして内湯から流れ来てるので湯温はかなり下がってて入りやすい!
こちらは混浴ですが非常に狭いので混んでる日だったりしたら入れなさそうですね。
そして今度は内風呂へ。内風呂はぬるめとたかめと入り分けが出来て最高です、さすが。
こちらは洗い場もあります。水道は冷たい水のみで、温かい湯は溜め湯から頂くスタイル。
早朝から山登りして下山して紅葉巡りして再び山登りして下山して…、と疲れも癒やされました。
日帰り入浴も安いですよね、600円って。朝早くから20時までやってるのもありがたいですね。
そして、盛岡駅から直通バスが出てるのもステキですね!岩手県民羨ましすぎるがなー。
松川温泉を発ち、比較的ガソリンが安いと言われる盛岡市内で満タンにしておきます。
確かに…岩手県は結構安い。まぁ名古屋郊外と比べたらまだ高い方なんですけどね。
ただ、お隣の秋田県や山形県は暴力的高さなのでそれを思えばね(汗
そして松川温泉から今晩の車中泊地である秋田県のにかほ市まで…距離にして200キロ!(爆
いや、これは完全に誤算でした。既に200キロ以上は運転してるのにまだ200キロあるって(怖
因みにこの日の食事はまだ早池峰山頂でカップ麺を1つ食べただけ、あとポテチ1袋くらい…(汗
バタバタしてたので食べ損ねたのもあるけれど、食べてる時間がなかったというのも事実。
空腹すぎたのか、消費カロリーとのバランスが狂いすぎたのか、単純に病み上がりだったからか、
由利本荘市あたりまで進んだところでさすがに食べないとマズいので、目に入ったすき家にイン。
気がつけばもう時間は深夜。さすがに登山や移動、温泉巡りの疲労がドバドバと出てしまい、
食べ始めてまもなく、嘔吐、軽く持病の心臓発作っぽいものが起きてヤバかったです、はい(汗
呼吸が出来なくなって店員さんに救急車を呼んでもらおうと思ったんですが…嘔吐しきったら
とりあえず痛みも苦しみもなくなり呼吸も安定したので…すっかり冷めた牛丼を再び食べ始め。
うーん、翌朝は今回の遠征で一番ハードな、先日登った北アルプスの奥穂高岳よりレベルの高い
登山計画をしてるというのに…これ、絶対ヤバくないか!?と、深夜のすき家で戸惑いながらも
その後特に身体に変調が見られなかったので、牛丼を完食した後、車中泊先のにかほ市へ…。
そして到着して翌朝に向けてしっかり睡眠と静養をするべく、睡眠薬をゴックンして爆睡しました(汗
この1週間前はコロナに感染して完全に寝たきり状態だったんだもんなぁ…無理もありません。
というワケで…
途中ヤバいことも何度かあったものの東北遠征3日目も無事に終えることが出来ました。
翌日の不安はさすがに拭えませんでしたが、まぁダメなら早期撤退!と考えたら少しは楽でした。
最後に3日目のハイライトとなる現像したミラーレスの写真を。
早池峰山頂に出現したブロッケン現象と白い虹。
いよいよ今回の東北遠征のメインディッシュ、4日目へと…つづく!!