結構ギリギリのところまで行けちゃうんですね。もっと急峻な崖になってるかと思いきや…
そうこうしてる内に…随分太陽が落ちてきました。目先には襟裳岬灯台が見えてます。
あちらに見える岬の方はよくある断崖絶壁って感じですね。
ここから場所を移動して、灯台のある観光名所としての襟裳岬へ向かいます。
なにげに…広大です、そこそこ歩きます(汗
誰も…いませんね…(汗
ここから先程いた地理上の岬の先端を眺めます。神威岬と同じような雰囲気ではありますね。
岬の少し手前になる襟裳岬灯台のところは少し入江みたいになってるんですね。
襟裳岬は常に強風が吹いてると云われてるのは有名な話でしたが…今日はほぼ無風!!
正直、自分の失態でドローンが飛ばせなかったことをめちゃくちゃ後悔しております、はい(涙
そしてこちらにも襟裳岬の看板が。やっぱり…誰もいませんね(汗
しかし、この後同じように夕日目当て?なおじさんとドローン持った若者が来ました。
そして明日の天気を考えて日の出をどうやって迎えるかお互い悩んでました(笑
おじさんはここに留まってご来光を撮影するそうです。自分は釧路へ向かう、ってことで。
あ~、ありました。森進一さんの超有名な…「襟裳岬」の歌碑。
そして超有名な「♪襟裳の春は~何も無い~春です~」ってのがリアルタイムすぎて笑える(爆
最初は地元に失礼な歌詞だなおぃ!って思ってたけど…まぁ確かに何もない春でしたね(笑
そして、いよいよここからがマジックタイム。
本日も夕焼け、日没、マジックアワーの絶景3本立てでお送りすることになりそうです(笑
どこでどう撮ろうかあまり深く考えてなかったんですが結局…灯台の脇にしてみました(^^;
完璧なまでに水平線へと落ちていく真っ赤な太陽…
いよいよ日没の瞬間…
さすがにグリーンフラッシュは無かったけど、最高の場所で最高の日没を見届けました(涙
これまでいくつもの気象における自然現象を見てきましたが、普通の日没でも尊いものです。
因みにこの日の北海道では各地でだるま朝日などの自然現象が見られたんだそうです。
そして翌日もこの地方では寒暖差が激しく氷点下になるとの予報。
ということは、かなりの確率で自然現象が見られるチャンス。これは逃してはなりません(^^;
急激な気温の変化は人間にとっては大変ですが、そういう時こそ自然現象は起こるもの。
そしてこれらを実際に見るには車中泊旅のような旅でないとまず見届けることは出来ません。
だからこそ、プライスレスな旅というのは止められませんね、しみじみと感じました…。
日没後はゆっくりと…辺りはマジックアワーで様々な色に染まっていきます…
深い海は徐々に藍色の世界へ…。
このままずっと眺めていたくなっちゃいますねぇ…
しかし、街灯も全く無くて危ないので…ぼちぼち撤収してマジックアワーの黄金ドライブへ。
さようなら、襟裳岬…
誰も居ない岬で静かに回るサーチライト…
駐車場へ戻っても…あまりの美しさについ立ち止まってしまう。誰も居ない静寂の夜の訪れ。
日没直後のマジックアワーです。こんな美しいマジックアワーが登山以外で拝めるとは…。
よく見ると空にはうっすらと月が…。昨日が新月だったので、今夜は二日月。繊月なんです。
ほんのわずか数十分のご褒美タイム。また見れると良いなぁ…
しかし、30分もすればこんな具合に。えりも岬の町はひっそりと夜を迎えようとしています。
そしてここから黄金道路を通って約250キロ離れた釧路町へと向かいます(爆
お空も青ざめてましたが、自分の顔面はもっと青ざめてましたよね、きっと。250キロかぁ…。
…と、その前に忘れてならない本日2度目の温泉となる、大樹町の晩成温泉へ。
襟裳岬から約80キロ、間一髪で間に合いました。あと5分遅かったら入れなかった(大汗
そんな時間なので、当然?貸し切りでした。入る前から名泉なのはわかります、はい(笑
露天風呂は無いですが、大きなガラス越しに日中なら目前にある太平洋が丸見えです。
また、露天は無いもののドアを開けて外へ行くことは可能なので夜風に当たりました(^^;
ここはかなり珍しいヨード泉。ヨードと言えばあのヨードチンキのヨードですよ、抗菌作用の(笑
こちらも先の温泉紹介と同じチャンネルで詳しい動画がありました。是非参考までに。
そして、最高の温泉を堪能して湯上がりで…もう既に眠気と疲労がピーク寸前…(大汗
ジュエリーアイスで有名な豊頃町の十勝川河口を過ぎても…釧路まであとまだ100キロ(涙
しかも、目的地はこの釧路市の「釧路」ではなく、釧路郡釧路町なんです…さらに先の…(爆
日付は変わってたと思います…釧路には入りました。が、記憶が半分ありません(爆
正直、何度か死にかけてます。誰も何も走ってない寂れまくった夜道で良かったです(汗
なんとか給油してガス欠を逃れ…さらに40キロほど先の釧路町、旧仙鳳趾村へ向かいます。
あ、もう深夜になってましたね。気がつけば気温は氷点下でしたが…温泉で温まりまくりで
全然寒さを感じてませんでした。何ならずっと窓開けて走ってましたしね、眠気覚ましで(汗
しかし、航続可能距離506キロかぁ…燃費良すぎるだろ、デリカミニ(笑
もはや眠気と絶景疲れ(笑)で意識朦朧となる中…ふと車を停めて空を見上げると…