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JetBoyのブログ一覧

2020年08月10日 イイね!

油売り、給油のハナシ。

油売り、給油のハナシ。先日、ハレイーヴァに行った時。小腹がすいたので小食でもと、最近改装され綺麗になった便利店併設のガソリンステーションへ。便利店はオアフ島内で結構多い7-Elevenです。お目当てはハワイで圧倒的な人気のあるスパム・むすーび。これは四角いおむすび状の米に炙った製造肉のスパムを海苔で固定して照り焼きソースをかけたもの。当然健康食とは程遠いのですが、安くて美味しく丁度、日本のおにぎり感覚と非常に似ていると思います。各社で売られている、そのスパム・むすーび(略してムスービ)は7-Elevenがダントツに美味しいんです。なぜかと申しますと、ハワイの7-Elevenのお弁当やらスナック類は日本の7-Eleven傘下の、わらべやUSAと言う会社が製造しているからなんです。白米の質とスパムにかかる照り焼きソースの味がもう、地元他社のより断然美味しく、これなら日本から来たお客さんにもお勧めです(多分)そのわらべやさんの弁当工場、モアナルーアのサーヴコ・トヨータの裏側に工場があるんですが、最近我が家の近くにあった富士フィルムの事務所・工場を買い取ってそこに引っ越してくる為、現在工事をやっています。わらべやさんは直営の弁当店も持っていてママや、と言う店舗が数件あります。

まあ、その便利店でムスービを買い求め、例の6フィートのソーシャル距離を保つ床に貼ってあるサイン通りに並んでいますと、前のお客さん、マスクをしていません。それに様子が少し異様で痩せ細りくたびれたジーンズに長い髪、若くもないし、ハクジンなので中年くらいかしらと。。多分燃料代だけ払うんでしょうね、商品を持っていません。彼の番が来ると2、3、売り子と言葉を交わしてそそくさ出て行きました。何時もは笑顔のフィリピン売り子のネーネーに笑顔がありません。マスク付けてなかったこと法律違反で注意せんかのうと思っていたら彼女、もう1人の売り子ネーネーと深刻な表情で会話をしています。ぼくは支払いを済ませ自動車に戻ると先のマスク無しの人の横には、給油中の70年代のシェヴォレイのピックアップトラックの下から液体が(ガソリン)ジャブジャブ溢れ出ているではないですか!こりゃイカンとウチの人を急かせて我らはその場から急脱出、間髪を入れず大型消防車が入れ違えに入って来て後を振り返れば給油所お向かいの食堂が夕暮れ時だったので松明に火を灯て炎がゆらゆら燃えるのが見えるではないですか!際どい所で逃げ切りましたけど、その後、別に大爆発の音も聞きませんでしたから何とか収まったようでした。

我が国の給油所の施設は法律が結構絡んでいて、量り売りの装置ですから政府からの精密度認定が必要な事もありますが、危険物取り扱いなので色々工夫が凝らされており、給油ホースを付けたまま走り去ってします際の対策として、ホースの根元とノズル側に一方弁の付いたカプラが付いており、万が一強い引っ張る力が加わると、一定の力がかかると折れるシアピンが折れ綺麗にホースが離れると同時に一方弁が自動的に閉じガソリンの漏れを最低限に防ぐ仕掛けになっており、お客さん気がつかずノズル付けたままどっかへ行っちゃったなんて事以外は、お店のマネージャー等は外れたカプラを専用工具を使って最繋する訓練を受けている筈なので大したコッタないんですが、当然料金が発生します。。。今回の事件は液体がジャージャー流れていたので、給油の問題ではなく多分、トラック側に油漏れがあったんでしょうね。この三代目のGMのC/Kピックアップトラックは燃料タンクがフレームの外側にぶら下がっており、これが側面衝突の際にガソリンが漏れ大爆発すると1980年代に大裁判沙汰に至り、1988年型から完全モデルチェンジされ燃料タンクはフレームの内側に移動しました。ちなみにこの1988年からの4代目のC/Kトラックは自分も社用車管理で何台か面倒見てましたが、扉のヒンジが弱くて困ったのを覚えています。

大問題にハッテンした昔のGMのC/Kシリーズ・ピックアップトラックの燃料タンクはフレーム外側にぶら下がっていました。


新型は燃料タンク、フレーム内に移っただけでなく、クロスメンバーで守られています。


シヤピンが折れ、綺麗にもぎ取れる給油ホース、こちらはノズル側。一方弁付きで外れると燃料口を塞ぐ構造。


給油ノズル、州や市町村により環境規定により給油口を囲む蛇腹が付いており蛇腹が車体側に密着しないと給油は始まりません。コレは気化したガソリンを大気に放出しないため、気化ガソリンを回収します。ハワイ州には無し。


給油と言えばアメリカ合衆国内でオレゴン州とニュージャージー州だけはセルサーヴィス方式がありません。有人の係員が車両にガソリンまたは軽油を注ぎます。何の法律かは知りませんが当然その分燃料価格にも反映しますので、川を隔てた州境のオレゴン州ポートランドはお隣のワシントン州で給油すればいいと思ひきや、ちゃんと州境のワシントン側は燃料料金が少し高く設定してあり、結局どちらで給油しても大した差はありませんでした。

北米の便利店には扉に数字の書かれた色付きのテープが出入り口に貼ってあります。コレは強盗などに会った場合、逃げる悪者の背丈を測る為です。指名手配した際、背丈ナンボと言えるから。。。。日本には無いでしょうね、コレ。



以前ジャンボジェットを飛ばしていた際、給油の際は通常、燃料屋さんが注文取りに来てくれてナンボ入れてくんろと頼むと全てを任せられるのですが、ウチの会社は僻地や未開地などを得意としていたので、そういう時はぼくが給油に駆り出されました。747の古い型でも燃料タンクは7つあり合計で190,000リッターくらい入りますから、時間がかかります。アフリカでも中東でも燃料屋さんはタンクトラック転がして翼の下まで持ってきてくれるか、ポンプ車を地面に掘ってある給油口に繋げてはくれて、自分は翼の下で7つのタンクに決まった順繰りに給油弁のスイッチを入れたり切ったり小一時間奮闘するんですが、気を付けていけない事は貨物の下ろし積み込み時によりけりで重心が動くので頭が重くなったりお尻が重くなったりし最悪の場合は機体が尻餅を突いて大変なことになるのです。翼の中にある燃料タンクも翼端に行く程重心が後に移るので、搭載行程と前脚の伸縮するストラットがどのぐらい伸びてクローム部が露出しているかをにらめっこしながらするのです。軍事基地は通常トランスアラートと言う専門部隊が常駐して、外来機が来るとその地上支援一切合切を手伝ってくれるので助かりますが、これも場所と状況によりでして、ある夏、岩国海兵隊基地に寄る契約があり、行ってみるとここは流石、泣く子も黙る海兵隊。全く異なった文化でして、到着して車止めを入れてくれると外は誰も居らず、仕方なく自分で探し回ってB5と言う軍用の車輪の付いた足場をどっかから押して持ってきて、あの重い燃料ホース二本をスタンドの上まで引っ掛けて手動油圧ポンプを、おイッチにおイッチにと動かしながら月台を翼の下の給油口まで上げるのは往生しました。それに比べ中東に行くと最新式のポンプ車を転がして来て、輝くステインレスの非常に緩やかな脚立を上り、係員がホースを繋げてくれます。自分の作業は給油のスイッチを入れたり切ったりするだけ。ギャレーからチラーで冷え切ったコカコーラ でも持って来て燃料屋さんに贈呈すると満面の笑顔で通じないアラビア語の会話、これが結構楽しいんですよね。。。。我が社のフリートは各社の中古機が揃っていて仕様も装備も、てんでバラバラでして、ある一機はその給油操作パネルが翼下だけでなく、操縦室のフライトエンジニヤのパネルにも装備されたのがあって、あの機はホースさえ繋げれば、あとは操縦室の中で雨にも雪にもさらされず珈琲でもチビチビ飲みながら給油できる便利なのもありました。後日、−400型やらの新しい機材に移ると燃料搭載量をデジタルでインプットすると、あとはヒコーキが勝手に各給油弁を開けたり閉めたり自動的にやってくれるのでテクニックも何も要らない冷たい作業になっちゃいましたが。。。。

ジャンボの燃料タンク、コレは新しい400型なので尾翼にもタンクがあります。ぼくが飛ばしていたのは鶴さんのお下がりで、この尾翼タンクは装備されていませんでした。


747の給油は左下翼にあるこのパネルで操作します。ここに給油ホース二本繋げますが、右翼下に、もう二本ホースを繋げられるパネルがあり、当然四本の給油ホースを繋げれば給油時間も短縮されます。給油パネルの操作電源はこのパネルを全開してラッチに噛ませないと電源入らない仕組み。マグネットスイッチが見張ってます。


後期型はパネル左下の黒い所に希望搭載燃料をインプットすると自動的に各タンクに規定量給油してくれます。最初の頃はホンマかいなと疑い、じーっと凝視していました。。。


これがお馴染み、空軍が愛してやまない、何にでも使える便利なB5スタンド。でも動かすの、重いのヨ。。。。。


あのスタンド、動かすの重かったなあ。。。。


ルノー屋で丁稚奉公していた頃、寒暖激しいシカーゴで何故か、ルノー車は燃料タンクからの漏れ(タンクの一番低い所が錆びる)が年中一定の頻度で入庫していて、その際必ずと言って小柄で腕がちっちゃいぼくの所にお役目が回って来るもんでした。R5は薄く細い鉄のバンド二本で燃料タンクが取り付けられており、フィラー口とを繋ぐゴムの太いパイプが硬化して外れないのを別として比較的容易で、30分もあればタンクは外れ、溶接屋さんに電話すると直ぐ取りに来てくれて午後には配達してもらい夕方には修理完了って言うのが定番でした。でも作業前に燃料を抜くのが結構厄介で、燃料噴射だったR18やらはエアーフローメーターに棒を突っ込んで電動燃料ポンプを強制的に作動させ前から燃料抜きましたが、R5は手動ポンプを上から突っ込んで吸い上げるだけ吸い上げて残りはタンク下ろしてからと、当然火の元最注意でして、寒い季節でもガレージの扉開けて換気しながら、使う照明は電球ではなく、専用の携帯型蛍光灯です。一番厄介だったのはルノー・フエーゴの燃料タンク。当時、フエーゴは少しながら売れた車種で特に1,600ccの過給機付き(でも吸気側にリストリクタープレートと言う空気流入制御板が付いていて、出力強化希望の際はこれをドリルで広げる作業やってました)でして、製造時、どうやってこの燃料タンクを付けたか、知る故もないのですが、コレ、車体下から、フレームの開口部から下ろすんですが、この開口部の寸法より燃料タンクの寸法が大きいと言う、考えられない物で、右へ左へ、はたまた傾けて何とかするとやっと降りて来るのですが、再取り付け時は悶絶物で、下から持ち上げて格闘して狭い開口部からやっと入ったのはいいが、同時にタンク真ん中の燃料計の電線をタンクに彫り込まれた突起に這わせ(手が届かない)、左側のフィラーの硬くなった極太のゴムのパイプに合わせると言う、今でも夢に出てくる難行だったのです。燃料系は保安部品機構と同じで万が一トチると生命に関わりますので、それは神経すり減る作業でした。。。。。



衝突時の安全性など未だ考えてなかった昔むかし、各社の給油口の設定がバラバラでコレが結構面白いんですね。1950年代後半から安全性が謳われる1960年中盤まで、車種により給油口を探すのは取扱説明書読まないを判らないってのがありました。

1955年型シェヴォレイ・ベルエヤ


1958年型オールズモビル 。


1955年型インペリアル。


1956年型インペリアル。


新しい方ではデローリアン。初期型は給油口が無く前部トランクを開けての給油。後期型は給油用の開閉フラップを設置。

コレは初期型。


トランク内の給油口。


後期型。給油口の蓋新設。


プジョーは504も505も初期型と後期型で燃料タンクがトランク内の後席背後か、トランク下スペアタイヤの横かと位置が違うモデルがあり、よって給油口が左にあったり右にあったりでした。トランク内に燃料タンクがある型は安全性向上なるも、トランクの容量がかなり減ります。

コレは本来の燃料タンク床下型。フィラーパイプが左に見えます。


後期型、トランク内の燃料タンクは後席背もたれの後に縦型配置。フィラーパイプが右側から出てるのが見えます。


コレは初期型のジーゼル北米仕様、GLDを言うモデル。トランク広い奴。


後期型。給油口が右。


給油口と言えば、プジョーの403、左側尾灯裏に隠してありました。ぼくの好きなコロンボのエピソード、アイデンティティー・クライシス。このモービルの赤いペグワサス像は日本のモービル石油の考案だったんですよ。


パトリック・マクゴーワンはシトローエンSMで。右側のミラーに注意(SMに右側ミラーは無かった)背後にコローナMkIIが出ていきます。


去って行くマクゴーワンに借りを作っちゃったコロンボ。何故か右側に出て行った筈のコローナMkIIが給油を始めてます。この車、給油口右側にあるんですが、何でポンプの右側に止まったんでせうか。。。


コロンボの吹き替え版を日本語で初めて聞いた際、おったまげました。低音のボソボソ声でピーター・フォークとは似ても似つかない声だったからです。あの音声の方が日本には適してる判断だったんでしょうね。。。興味深いです。その故ピーター・フォークが脇役で出て来る名作、It's a Mad Mad Mad World (1963), 今では絶対再現出来ないドタバタ劇はクライスラー協賛でダートやらインペリヤルなどが沢山登場します。


インペリヤルの後席を陣取り姑精神炸裂させているのは懐かしや、エセル・マーマン。


ピーター・フォークは的士の運転手役。背後に出て来る南キャリフォーニアの風景や砂漠の風景は現在とそんなに変わっていないんですよね。。。。


黒澤明もクライスラーがお好き? 1963年配給の影視 High and Low, 若きし山崎努が誘拐犯人。横浜が舞台。これはナショナル・シューズ社の社用車と思われる、プリムス・フューリー。
Posted at 2020/08/11 08:49:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年08月01日 イイね!

その自動車、売って下さい。

その自動車、売って下さい。













日本のある著名な自動車媒体記者が堂々と、アメリカでは右ハンドル車の販売が禁止されているので、とか何とか書いているのを見て、まあ、自分もうる覚えな記憶で完璧正確な事書くわけではありませんが、まあ、それで飯食ってる訳でもないし、と言うのが言い訳なんですが、最近の記者の質が問われます。もうチョット勉強してね。

以前にも数回書いたのですが、右ハンドル車、合衆国の需要は郵政省の委託郵便配達員用でして、古くからはAMC、最近では90年代にスバル・レガシーの右ハンドル車が9年間程売られていましたし、今はなきGMのサターンのステーションワゴンの右ハンドル車も数年あり、現在でもジープ車は右ハンドル車が新車で買えます。と言ってもそれなりに業販を盛んに行っている特定のお店に行かないと入手は難しいかもしれませんが、一般購入が可能です。







デイーラーで売ってくれと言っても売ってくれない車種も幾つかあります。その代表格は警察用車両でしょうか。官公庁、または業務用フリート用途ではいと売って来れませんが、新車で納入後、中古に流れてくる車両は新古車同様の状態の警察用車両もそれ等を専門に扱う業者、または官公庁の一般競りなどで入手する事は出来ます。

その他、フリート販売限定って言う車種もあります。これは大概モデル末期で開発投資が完全回収されて一般に売るには殆ど魅力がない車種を同じ仕様で束で生産し、フリート用に非常に魅力的な価格で売るのが目的で、顧客は政府機関、レンタルカー、フリート、及び輸出がありました。それとは別に本格生産開始前にフリートに納入して機構の信頼性を試してもらい一定の数値をあげた後に本格販売を始めたケースもあります。

シェヴォレイ・コーシカ。サイテーションの後釜で、1987年からフリートを対象に販売開始。その後一般販売を遅れて始めると言う作戦。


シェヴォレイ・キャプテイーヴァ・スポーツ。韓国大字デーウーの小型四輪駆動多目的車。これも2012から2年間、フリート販売限定。


シェヴォレイ・マリブー。旧型をクラシックと呼び2004年、2008年等にフリート限定の販売。新型と並行販売でした。
2004年マリブー・クラシック


2008年マリブー


これはコケコーラ・クラシック。覚えていますか?因みにコカコーラ、ペプシコーラ両社、ちゃんとハワイに製造工場を持っているだけでなく、あのアルミナム缶もここで製造してます。ペプシの缶には堂々とハワイ製造と書かれています。次回のお土産にどうぞ。




フォード・クラウンヴィクトリア。2008年から最終の2011年まではフリート及び中東輸出。マーキュリー版のグランド・マーキーも同様。

フォード・トーラス、2006年6月の最終生産分、実質的に2006年に入ってからは業販専門に。殆どレンタルカー会社。サイズの割りに廉価で貸されていました。


シェヴィー・コーシカは珍しく5扉ハッチバック版がありました。と言ってもシェヴォレイでハッチバック車が揃えられている事はチョット伝統的で、1970年代のノーヴァ時代からです。








その流れを汲んでいたのがコムパクトのシェヴォレイ・クルーズ。これも後釜無いまま以前キャヴァリヤを生産していたローズタウン工場で去年に生産終了。5扉もあっただけではなく、一時期はオペル製の過給機付きジーゼルに6速手動変速機仕様なんてのもありました。セダーン型車が消えて行くとは言え、合衆国では矢張りセダーン型は一定の根強い需要があり、例えばVWのセダーン型のジェッタは同じ車台のハッチバック版のゴルフに比べると10対3位の割合でトランクの付いているジェッタの方が売れます。(実際比較するとジェッタよりゴルフの方が若干安い)


トーラスと言えば以前は年間、何十万台も売り捌く最多量産車だったのですが、1996年に大胆な楕円を想像させるカタチの新型に変えてから勢いを失い、仕方なく2000年に応急処置として一般受けしそうなカタチに戻したものの、フォード自体がトーラスと言うブランドのハッテンに興味を失ったのか、2006年に生産終了時は悲しい安物のフリート車に変わり果てていました。

1996年型の楕円が繰り返される運転席。HVACと音響操作をIntegratedControlPanel, IPCと呼び上半分の音響は青色の背後照明、下半分のHVACを橙色の背後照明に分けて直感的な操作に配慮された凝ったもの。6人乗りでベンチシート仕様もあるので中央計器盤下が広々としています。


でもベンチシートで3人がけになるとエヤバッグの設計、大変だったのよねえ。。


2000年からはツマラナイ形状に退化。


トーラスと言えば姉妹車のマーキュリー・セーブルの特徴は左右の前照灯を繋ぐライトバー。一番初期型は中央のマーキュリーのエンブレムは照らされてませんでしたが、改良型は全点灯。


同時期に日産と共同開発したマーキュリー・ヴィレジャー(題して村人)にもライトバーが。


ヴィレジャーも後期型にはライトバー辞めちゃいましたが、初期型開発中の試験車、ウチのヒコーキで運びました。


将軍でもポンテイアックにもあったんですね。。。グランプリ。


売れ残りをフリート販売するのは利益向上になるのですが、使い古した金型をまだ使っているのがフォードのEシリーズ。エコノラインのヴァンが新型に移行した後も、運転台は現在でも多少変更した後、使われています。これは2020年型。


基本的には1992年型と同じ。同じ金型使う事、28年!


最新型のフォード・トランジットは欧州流。ごく最近改良されました。2020年型


これは2015年型。


登場時の計器盤


最新型の計器盤


クライスラーもあの古典的なダッジBヴァンを辞めてから現在はフィアットのデユカートの北米版に衣替えしてから久しいですね。その名もラム・プロマスター、メキヒコ製造です。フォードとGMに比べクライスラーは前輪駆動。


Bヴァン辞めてからフィアット製になるまで、クライスラーはメルセデス・ベンツと手を組んでいたので、貨物車はメルセデスのスプリンターのダッジ版でしたが、同じくメルセデスの一味のフレイトライナー版もあったので、一時期、同じスプリンターのダッジ版、フレイトライナー版、メルセデス版を選べる事が出来ました。






フレイトライナーと言えば以前メルセデスのウニモグもフレイトライナー屋で売られていました。販売されたのはごく僅か。前部ラジエータ・グリルにメルセデスのエンブレムが無い。。。


それ以前は農業やら建設機械の会社、ウイスコンシン州のケース社がウニモグを売っていました。


ケース社はこう言った建設やら道路工事の車両で有名ですね。


常に進化している貨物車で思い出したのは将軍様、2003年からフルサイズのGヴァンに左側扉仕様を売ってました。余り見かけませんでしたが日本には輸出されたんでしょうかね。。。。2015年にGヴァンのハーフトン仕様、1500型が廃止になったと同時に四輪駆動版やら左扉仕様も終わり。1995年型と基本的に同じの現在のGヴァンはその後開発された電子装置が搭載され安全性やらの向上を見て現在でも、例の悪魔の15人乗りを含めて、現在でも販売されています。


現在でも商用車は実に痒い所に手が届く装備が豊富ですが、こんなのも以前ありました。スライドドアの保持棒の延長。何ゆえに???


こうやって後端が横方向に余裕を持って開くと。。。


当時流行っていたヴァニング行事時、幅広タイヤを履かせてフェンダの淵が外側に飛び出た時のドアとの隙間を保つ為の仕掛けなのでした。フムフム。


ハレイーヴァの虹。久しぶりに遠乗りのプリアスは快調。


観光客のジープ車と適切なソーシャル距離を取る。。。


消防団のヘリポクター。シャークス・コーヴを低空飛行。


冒頭の画像は以前シカーゴにあったセロジ・エテルソン・シェヴォレイの電視広告、1980年代初頭。このデイーラーは一時期、全米1の販売台数を誇る巨大デイーラーで、常にセロジ氏とエテルソン氏が札束かざして、お金を節約できるお店です!と一緒に言うのが有名で、全国的にもそのダサい広告が良い意味で有名になり、全米ネットの番組などにもパロデイで使われたりしましたが、その後2人は離散、後々のニュウスは余り良い話、聞きません。それにしてもあの当時のシカーゴでのコマーシャル、傑作なのが数々あり今でも語り草になっているのが面白いです。。。。
Posted at 2020/08/02 08:21:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「合衆国のVW文化、その5 カーマン・ギア http://cvw.jp/b/1945280/48688035/
何シテル?   10/01 12:28
I'm JetBoy. Nice to meet you. 実家は西キャナダ、住むのは米ハワイ州オアフ島、家族は香港と日本の、日系アメリカ人です。多分...
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