22歳のフルチューンGT-R使い♪

先日ＦＳＷにおいて・・・
人生サーキット走行２回目にして
ヘッドガスケット抜けでエンジンブローしちゃったという
イマドキの若造にしては珍しい
踏みっぷりの元気な若者が居まして。。。

珍しい事にＲ３２ＧＴ－Ｒに乗っているんだけど、
とりあえず一通りやってあって
ヴィジュアル的に見た目はイケてる☆


ただ、
中古で買ってきた車で
エンジンとか、細かい所は『だぃたぃ』だったようで
ブ－コンスイッチ【ＯＮ!!】からの～
【ダイヤルぐるぐる系】でアッサリ風味に逝ってしまったらしい。。。

昨シーズン、
ボキのタイムアタックにサポートで来てくれてた２２歳の若者の
初っ端からブロ～ネで落ちているであろう様子と共に

今後、必死で頑張って
ＧＴ－Ｒ生活を続けるのか!?辞めるのか!?
その進退についてはチョッと興味津々だったんです。


けど、
スクーデリアのシャッショさんに対して
彼の口から出た頑なな言葉

『何とかお金を用意して頑張って直して
またサーキットで思いっきり踏むッス!!』

って発言に対して

「なんとかサポートしてやろうかね。」
っと男気を魅せてくれたというわけ!!

こりゃあ、
サーキットバカ～ズの一味としては聞き捨てならない話なワケで、
果たして前途洋洋かどうかは判らないけれど

諦める事を知らず
ヤル気があって
ガッツがある若者に

ほんのちょっとでも手を差し伸べようと思い、
４０００ｋｍ程度で１亀頭だけブロ～ネした
ＴＯＭＥＩの鍛造ピストンとＨ断面コンロッドを
プレゼントする事にしたのでした(^^♪





彼自身がメカニックの卵であることもあって
先週末、早速エンジンが降りて
（スクーデリアのシャッチョさんをはじめとして多くのサポート有っての作業だったようだ）

今は、
Ｚチャレンジに興じていてＧＴ－Ｒを降りようとしていた
〔北のミサイル君〕の隠し玉的珠玉のエンジンを発掘、




ヘッドはスクーデリアのシャッチョさん自らが手を施すフルチューン仕様
腰下はボーリングして８６．５のピストン投入、
いわゆる≪２２歳のオーナーのフルチューンエンジン始動≫に向けて
激安＆キッチリ系プロジェクトが始動したわけだ☆

昨今のサーキットは
ただただ、高齢化が顕著でホントに若い人が少ない。

確かに、尋常でなくお金が掛かる遊びではあるけど
必死で頑張れば難しい事じゃないっすよね!!

自分がサーキットを生まれて初めて走ったのってば
バイクでは１８歳の時だったし
レーシングカートでは１９歳、
ギャランでは２２歳の時だったのを記憶している。


そう、借金大王だったけど楽しかったし今に繋がっているのは確かだと思う。

それが良いのか悪いのかなんて
死んでも分からないかもしれないけれど
彼みたいな若者が走りやすい環境を作ってあげるのも
我々の役目なんじゃないかと
ほんの少しだけ思ったりしたのでした…

２年でエンジン４基ブロ～ネの憂き目にあったボキに比べたら
この主人公の若者なんて蚊に刺されたようなもんですけどね(^_^;)

写真は、
スクーデリア製フルチューンヘッド加工の模様です。

ホント、羨ましい２２歳だっての。。。