• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2019年02月03日

グランド・ツーリング in 近畿 Day1 紀伊ロマンティックロード

グランド・ツーリング in 近畿 Day1 紀伊ロマンティックロード
年末年始は実家やら親戚やらを行脚するのが恒例となっていましたが、2018年は予定の折り合いがつかず図らずも連休確保となりました。家でゴロゴロだたらな時間を過ごすのも正月らしいのですが、週間天気予報をチェックすると太平洋側はすこぶる良好の模様。大寒波が日本列島に近づいている事からある程度の寒さは覚悟し、5日分の荷物のパッキングを進めます。
悴む手を摩りながらイグニッションを捻り、暖機を済ませた800ccのツアラーバイクはガソリンスタンドでエネルギーを補給しつつ東京ICを通過。暁の空を従えながら、トラフィックの多い3車線を流していき、海老名JCTでグッと交通量が減った所からは新東名高速道路まで気分良くスロットルを開けていくのでありました。


01
01 posted by (C)per

02
02 posted by (C)per

03
03 posted by (C)per

04
04 posted by (C)per

05
05 posted by (C)per


弾丸ライナー


掛川PAで休憩を入れる頃には体感温度はだいぶ和らいできましたが、浜名湖近辺は強風に晒されており、浜松いなさJCTまではトラックの後ろに隠れながら我慢の走行。東名高速道路にスイッチし、豊川ICで一般道へと下りました。国道151号線で豊橋方面へと南下し、国道259号線で渥美半島へと接続します。30km程のローカルロードは交通量僅少であり、遠州灘から流れ込んでくる潮騒を肌で感じながら、突端に位置する伊勢湾フェリー乗り場までの快走を楽しみました。

フェリーの出航時刻を調べていなかったのですが、丁度到着した10分後に乗船開始とのこと。トイレに行っている間に2,333tのコンパクトな伊勢丸が入港しており、そそくさと乗船を済ませたのち、2,998KWの出力をもって定刻通り出航しました。所要時間は1時間弱であり、場内アナウンスで説明される幾つもの島の歴史を聞いているうちに鳥羽港へと到着。午前中に紀伊半島に上陸出来るとは思っておらず、あまりの乗り継ぎの良さに驚きを隠せませんでした。


06
06 posted by (C)per

07
07 posted by (C)per

08
08 posted by (C)per

09
09 posted by (C)per


パールロード


ツーリングマップル関西エリアバージョンを久し振りに開き、まずは県道750号線・128号線のパールロードを走ることに。紀伊半島屈指の観光道路も大晦日となれば人も車もごく僅か。沿道の牡蠣小屋は軒並み休業状態でしたが、甘美な曲線美を描く起伏に富んだツアラーロードであり、ピレリ・ANGEL STのドレッド面をアスファルトに食いつかせながら、無駄にタコメーターの針を振り上げてコーナーを駆け抜けます。
ひとしきりライディングプレジャーを炸裂させながら鳥羽展望台に到着。穏やかな島並みをゆっくりと眺めていたい所ですが、いかんせん開けた場所ゆえ風が強くジッとしているだけで体温を奪われる勢いでしたので、ジオグラフィックな景色をファインダーに収めたらそそくさと退散です。


10
10 posted by (C)per

11
11 posted by (C)per

12
12 posted by (C)per

13
13 posted by (C)per

14
14 posted by (C)per


Addicted to Road


巻積雲が広がる伊勢湾に別れを告げ、志摩の市街地を抜けた後は国道260号線へとスイッチ。信号機がほとんどない目を見張る程の走り放題であり、その圧倒的な疾走感は私のボキャブラリーでは到底表す事が出来ません。時折顔を覗かせるターコイズブルーの海岸線は色温度豊かな情景を誇っており、荒涼としたリアス式形状の岸壁と相まって非日常感が満載です。

股下で脈打つV4エンジンの鼓動を臀部で感じながらダイナミックコースを走破し、紀伊長島ICより紀勢自動車道の無料区間を間借りして、尾鷲北ICまで一気にワープ。多くの観光車両の列から離れ、国道311号線への分岐へと向かいます。この道はZ4でも走った事のある中低速のワインディングであり、前走車が捌けた頃合いでアクセルオン!落ち葉だらけのコーナーも見受けられるので慎重に進入していきますが、そのロードレイアウトは秀逸であり、こんな道が50km近く続くのですからもう涎が止まりません。三木浦の海岸で暮れなずむ漁港を眺めながら、ホットコーヒー片手に小休止。そう言えばこの日は大晦日であり、2018年最後のライディングに相応しい格別の高揚感に暫し浸り悦に入るのでありました。


15
15 posted by (C)per

16
16 posted by (C)per

17
17 posted by (C)per

18
18 posted by (C)per


熊野泊


引き続き国道311号線をなぞっていき大泊に到着すれば、本日の宿はもう目と鼻の先。手前のスーパーマーケットで夕飯を仕入れて黄昏時にチェックインを済ませました。一軒家式の建物が幾つも連なるコテージ式となっており、私1人には必要十分過ぎる程のスペックで、その上お値段も極めてリーズナブル。宿主から日付が変わる頃に近くの獅子岩で花火が打ちあがるとの情報を頂き、夕飯を頂き紅白を見ながらゴロゴロした後、2019年への年越しを綺麗な花火とともに迎えるのでありました。
ブログ一覧 | VFR800 | 日記
Posted at 2019/02/03 19:30:11

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

道新ホール閉館近し
nobunobu33さん

やぶ久🍜
ns-asmmさん

肉汁うどん
SUN SUNさん

最近のお気に入り
THE TALLさん

気になる車・・・(^^)1259
よっさん63さん

サッポロルアーフェスタへ行ってきま ...
katsu52さん

この記事へのコメント

2019年2月3日 20:46
そうですか。
年末年始は紀伊半島だったのですね。
冬でも海岸線は比較的暖かい様ですから、ツーリングを満喫できたのでしょうね。
続きも期待しますよ。
コメントへの返答
2019年2月5日 9:09
トモ@b3さん

コメントありがとうございます。

ソテツ並木も相まって気分は南国でしたね。やもすれば単調になりがちな海岸線の道ですが、そこは年末年始で交通量は少ないので、思いのほか楽しめます。お店はお休みだらけなのでご飯難民になりがちではありますが。
2019年2月4日 10:44
こんにちは。
なんと!年末年始を紀伊半島ツーリングで過ごされていたとは!

午前中に鳥羽に到着とは驚きです。やはりバイクは機動性に優れていますね。
そこから先を高速を使わず国道260号と311号で海岸線を走られるのがさすがです。
通い慣れた紀伊半島ですが、ペリさんの視点でのブログを拝見すると新しい一面が見られるようで楽しみです。
続編を待っています(^_^)
コメントへの返答
2019年2月5日 9:12
マロン11さん

コメントありがとうございます。

紀伊半島はなかなか内陸部に足を運べないのが残念ではありますが、ユニークな道や景色が散りばめられている海岸線を走るのは気持ちが良いですね。
マロン11さんにとってホームエリアとも言える所でしたか。先にツーリングスポットを聞いておくべきでした(笑)

プロフィール

「チーズ工房でアツアツピザを頂きました。弟子屈ではヒョウが降ったそうです。」
何シテル?   05/03 20:17
ペリです。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/6 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

いよいよもって羽田潜入 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/21 23:28:48

愛車一覧

BMW S1000XR BMW S1000XR
より遠くへ。よりアグレッシブに。
ホンダ CRF250L ホンダ CRF250L
CRF250Lに乗ることになりました。地図にない新たな旅路を刻んでいきます。
ホンダ VFR800 ホンダ VFR800
VFR800に乗る事になりました。旅が冒険になる、これから共に走っていきます。
BMW Z4 ロードスター BMW Z4 ロードスター
BMW Z4に乗ることになりました。 屋根が開く、それだけで幸せになれる車です。
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation