急激に春が滑り込んできた頃合い、CRFに荷物を括り付けて調布ICのETCゲートをくぐります。相変わらずハイウェイ走行には不向きな車体ですが、柔らかな日差しで日光浴をしながら大月ICでチェックアウト。山間に囲まれた国道20号を西へ進んでいくことにします。
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桜ツアー
沿道の神社は桜吹雪に包まれており、春の情景で目を休ませます。一宮町から脇道へと逸れて桃の開花を讃えながら清々しいローカルロードを悠々とライディング。麗らかな陽気がツーリングのモチベーションを高めてくれました。
鏡中条橋すぐそばに桜並木通りを発見し、地元民とともにファインダーに収めた後は、県道12号線を軸に北上。ここは20kmに及ぶ快走路であり、絶巧のターンアングルをなぞりながら、ライディングプレジャー全開で駆け抜けます。
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八ヶ岳エコーライン
雪月風花の尾白川を越えて信濃境停車場線へとスイッチ。ゴリゴリの羊腸路を乗り越えると、今度は長閑な八ヶ岳エコーラインが待ち受けていました。漠然と広がる田園風景はもうすぐ田植えの時期といった様子で、天を仰げば若草色の木々からマイナスイオンが降り注ぎます。観光車両は多いですが、八ヶ岳の南麓にアメーバ状に広がる農道はどこを切り取っても絵になると言えるでしょう。
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霧ヶ峰泊
すこぶる華やいだ気分を謳歌した後は、Aコープで買い出しを済ませ、サファイヤカラーの空を従えて県道424号線で霧ヶ峰へとノーズを転換。荒れた路面に注意しながら等高線をなぞるようにヒルクライムを駆け上がり、麗らかに晴れ渡った丘陵地に敷かれたビーナスラインをなぞっていきます。口笛を吹きたくなるような爽快さですが、徐々に風が強くなり寒くなってきたので、妙々たる景色を脳裏に焼き付け、稼いだ標高を一気に払い戻していきました。
麓にあるキャンプ場は森厳な沈黙に包まれており、湖畔に幕を張って晩酌に勤しむことに。寒凪ののち星合いの空となり、遠くに響く鹿の鳴き声に慄きながらも、スーパーで買った特売のお肉で腹を満たすのでありました。
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スノーライド
鶏鳴の朝。夜半に雪が舞い始めたおかげで、フライシートはうっすらと白いベールに包まれておりました。徐々に陽が差し込み始め、テントを乾かして撤収開始。県道40号線・192号線ビーナスラインを再びなぞっていく魂胆で出発しましたが、さすがにまだ3月ということもあり朝方の車山高原は凍てつく空気に包まれていました。
雪月風花の装いは目を見張るものでしたが、約30kmのハイランドラインを震えながら走行。コンビニのホットコーヒーで暖を取り、県道484号線で八ヶ岳の南麓を伝っていくうちに段々と気温が上がってきました。
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アルプス眺望
神宮川の桜の下で早めのお昼ご飯を頂き、雪化粧した南アルプスをバイザー越しに眺めながら南下。笛吹川まで下り富士方面へ行こうと思いましたが、この先の雲行きがだいぶ怪しい色だったので、ノーズを東に転換していきます。桃の花を愛でるうちによく分からない道へと迷い込んだりしましたが、その先にあった善国寺のしだれ桜は和のテイスト溢れる景観美に彩られておりました。
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帰宅の路
花鳥山展望台を経由し、広域農道を繋いでいき国道20号へ復帰した後は、大月ICより中央自動車道へ。夕刻のハイウェイを渋滞ゼロで抜け、無事に自宅のパーキングスペースに滑り込みました。
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CRF250L | 日記
Posted at
2020/07/28 19:19:01