ステアリングギアボックス&パワステホース一式交換
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過去1番大変なフロント駆動部の異音トラブルですが、一年掛けて色々な部品を交換修理してきました。なかなか完全に治らず困ってましたが…最近になって赤い液体=ステアリングフルードが派手に漏れてきたので最後に残ったトラブル箇所が判りました。何年も前から漏れてましたが…量が少なすぎて気にしてませんでした。残念ながら保証期間を逃してしまいました。スバルの持病だと最近知りました。
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ここも滲んでます。
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3万キロ車齢9年で無交換のフルードですが、液面が減った分は買ってあった純正を補充。
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下見してDIYで治そうか検討する事に…
裏の耐圧ホース触ると滲みを発見。
本体だけでなくホースもダメなのでこの時は預けようと思いました笑
上側のパワステポンプ付近も滲んでました。
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ネットで散見する主犯ですね。
この内部のパッキンの出来が悪いらしい…?
自分の車も主にここから漏れてます。
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で、最大の難所がココ。
耐圧ホースの配管とギアボックス本体が接続されている部分です。
狭くて工具が入らないですw
コレは見るからに大変そうでしたが…
逆にここさえ何とかなればDIYでやれるんじゃないかな?と思い始めましてw
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有志がチェック入れてくれた緑のマーカー部品にプラスして、自分は赤いマーカーの部品を調達する事にしました。
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リビルト品を調達しました。今回も友人のやってる整備工場からオーダーしてもらいました。前に取り扱い元へ直接問い合わせましたが法人取引のみでした。
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その他の部品は新品で調達です。
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準備出来たので後日に作業しました。
まずはメンバーサポート外して
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スタビを外します。
アライのメンバーブレースも外す。
ボンネットの中の物も邪魔になりそうな物を取っておきます。
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タイロッドも外す。
別の作業で最近買った専用工具が活躍。
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タンクからフルード抜いとく。
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オイル下抜き中です。
輸送中にオイル漏れると損害賠償らしいので抜けるだけ抜いときました。
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で、画像6の難所は写真撮ってる余裕は無いので装着後の画像ですが、本体の固定用ステーを外してフリーにしてから14ミリと17ミリのスパナを何とか隙間を作ってねじ込んで、何回も持ち変えて少しずつ回して取る。使った道具はスパナ一本のみ。これ以外は気合いで頑張るのみ。
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で、病巣を摘出…大変だった。
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続いてホース交換です。戻す際はガスケットに少しオイル付けて潤滑しました。ここはちなみに40nmだっけな?みんカラの画像枚数制限でアップ出来ませんが整備要領書をもらってなるべくトルク管理してます。トルクレンチ入らない場所ありますけどね笑
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これは傷んで無いので継続使用します。ボンネットの中の見た目とかどうでも良い派。
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耐圧ホースは黒いから見え難いですがカシメ部分から滲んでます。
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取り外して構造の理解は深まっているはずでしたが全体的に戻す時の方が苦戦しました。
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難所の本体とホースの接続まで終わらせて1日目の作業を終了。
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2日目は漏れたフルードで汚かったメンバーサポートや車両の下側を掃除したり、塗装が剥げた部分の補修など。
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タイロッドエンドもついでに新品に交換。
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フルード入れたらエア抜きです。
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アライメント調整してテストドライブして完了です!
色々と修理交換して元の純正部品はナックルとロアアームしか残ってません。
本件で完治だと思います。今度こそ…
ポンプとリザーブタンクだけは変えてませんが、今回は自分でやったので10万でお釣りがあるぐらいです。
新品で預けて修理するとなると20万で済むかな?多分もっと掛かると思います。
車齢が若い頃からフルードは漏れてたし、スバルの持病ならまた再発はあるかもなと思いました。
まぁ慣れたので次回も大丈夫かなと思います…嫌ですけどね笑
さあDIYでやってみようw
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