ペルセウス座流星群

今年のペルセウス座流星群は、たいへん良く見えると期待されています。

理由は、月が早くに沈み、月明かりに邪魔されないこと。一番流れる時間帯が、13（火）の明け方と予想されていること。これはなかなかありそうでない状況なんですよね。
ちなみに来年は、満月過ぎの月が邪魔をしている。再来年は、一番流れる時間帯が昼間との予想。

この流星群は明日の10（土）から活動を始め、15（木）の明け方まで続くと予想されています。あいにくと13日の都合が悪くても、前後２日間は期待が持てますよ。

もし夜空がきれいなところにお出かけの際には、流れ星を見てみませんか。理想を言えば、天の川が見えるくらいだと最高です。
そこまで言わずとも、街灯などの明かりが届かない場所ならＯＫです。例えば、樹木などで隠したり、建物や車の影に入ったりしてね。

なるべく見晴らしの良いところがいいですね。流れ星は気まぐれで、どこにどれだけ流れるのかは分かりません。できれば、レジャーシートなどを敷いて寝転がって見るのが良いですが、寝てしまう危険もあり、折り畳み椅子などに座って見上げても構いません。

見る場所にもよるけど、蚊や蛾などの心配もあるので、虫除けスプレーや蚊取線香、キンカンやマキロンなども用意しましょう。

あと近頃の懐中電灯はＬＥＤなどでとても明るくなっております。防犯上、役に立ちますが、星を見るのには眩しすぎます。そこで、赤い布など（赤いハンカチやハンカチの赤い柄の部分）をライト部に当てて輪ゴムで留めておきましょう。

あっそうそう、流れ星を見るのに天体望遠鏡などは不要ですから。肉眼で見るものですから。

詳しくは関連URLのホームページをご覧下さい。↓

蛇足ながら、ペルセウス座流星群の傾向は早くて短い流れ星が多いです。文字通り「あっ」と言う間に流れ去ります。指を差して隣りの人に見てもらう余裕はないでしょう。願い事は短く言えるものを考えておいた方が良いでしょう。

P.S
扉絵は手持ちの入門書（マンガ）です。今では合わさって新装版となり、Amazonで安く買えます。これを機に興味を持たれた方へお勧めです。