
小笠原で無事に皆既日食が見られましたね。良かった、良かった。
仕事しながらNHK見てました。(^_-)v
しかし、残念ながらトカラ列島は雨でした。見に行かれた方・地元の人々・警備などの関係者達の、無念さを思うと、胸が締め付けられる思いです。
(;>ω<)/ バカヤロー
じつは14年前、皆既日食を見にタイのチョクチャイ村まで行きました。星仲間五人で阪急交通社の弾丸ツアー(4日間:\118000-)に参加したんだ。
ざっと振り返りたく思います。
1995/10/22(日)成田発:19時-機内食-バンコク着:23:30
着いたら熱帯夜で参った。更にホテルの部屋はクーラー効きすぎて寒い。窓は開かず、クーラー消してベッドで丸くなった。
23(月)ホテルで朝食(シリアルとジュース)後、7時出発→水上バスに乗り換えて暁の寺院へ(途中の売り子が凄い)→土産ビル?で宝石などを買う。私は奥の特別室?でスターサファイヤ&ルビーを見た。本物は太陽光やスポット光で模様が見え、普段は見えないだってさ。もちろん、そう見えた。みなさん、目の色替えて買っていた。チゴイネ
→ホテルで昼食(バイキング:素敵な味の地元料理or中華料理)→エメラルド寺院(王様の住まい)→チョクチャイ村へ(途中のGSに7-11があって驚くと共に、水をたくさん買った。)
ホテルで夕食(バイキング:素敵な味の地元料理or中華料理)後、私達はサマーキー高校へ。2階の教室で寝るのだが、暑くてうるさくて寝られないので校庭へ。(翌日の場所取りも兼ねて)
寝袋に入り、初めて見る南国の星空。北極星が異様に低く探すのに苦労した。
24(火)朝食でサンドイッチが配られた。他のツアーの方達や地元の人々が続々と集まってきた。
私達は校庭にロープを張った中側、外は地元の人達でごった返している。誰もロープの中に入ろうとしないのには驚いた。写真を撮られて、なんか動物園のサルみたい。
太陽が欠けてきて、いよいよカウントダウンだ。現地時間で10:53:09-10:54:50 、2分弱だ。私は目で見る、双眼鏡で見る、の見る専門。写真は友達に任せた。かなり欠けてきて皆既まで後数分だけど、あまり暗くならないのね。何となく涼しい風が吹いてきて、いよいよだという時、断末魔のようにギラリッ!とダイヤモンドリングが光った直後、あっという間に暗くなった。ちょっと目が眩んで、すると空には黒い太陽が。!!\(◎o◎)/オオーッ
周りで爆竹やらクラクションやらが一斉に鳴り出し、鳥達がギャーギャーと騒ぎながら飛び立ち、何とも異様な雰囲気。私はポカンと口を開けて見入っていた。
黒い太陽、そこから淡く光ったコロナが羽衣のようにゆらゆらとはためき、斜め方向に上下、どこまでも細く透明に輝きながら伸びていく。見回すと、ポツリポツリと星が見える。
あと○×秒のアナウンスが聞こえて、もう終わりなのかと、瞬きする間も惜しむように睨んでいたよ。 で、さっきと反対の縁からいきなり、カッ!と日が差して、目が眩んでいるうちにお終い。
バスに戻り、おにぎりを受け取り、1時出発-10時ホテル着。9時間もの間、ずっと寝ていた。部屋に入り、バタンQ。
25(水)朝はシリアルとジュース。スーツケースに荷物積んで空港へ。バンコク発:11時-機内食-成田着:19時。機内もずっと寝てた、帰りの電車も。寝ても寝ても眠い。川崎駅前の吉野やで牛丼食べた。すっげー美味かった、この旅で一番だったかもしれない。マジデ
それは、幻想的とか神秘的とか言うのを通り越した光景でした。そしてカメラじゃ絶対に写らないね、ハイビジョンカメラでもまだ及ばないよ。あれは見た人にしか分からない光景です。日食病にかかる人の気持ちが分かったよ。 機会があれば、ぜひに。絶対後悔しないから。
ちなみに、来年の7/11、イースター島を含むポリネシア、チリ南部およびアルゼンチン南部で見られます。国内は、2035/9/2 ですよん。
P.S
扉絵は友達からもらった写真をスキャナで取り込んだ。周りのほこりは写真自体にこびり付いているから、勘弁してちょ。大きな物は消してみたけどね。
データー/ペンタックスK1000/純正200mm×2(ケンコーテレプラス)400mm相当/絞り:開放/フィルム:フジ スーパーG100/ダイヤモンドリング:1/125(薄雲越し)/コロナ1/15
当時も今日も太陽が極小期なので、似たような感じでしたね。>コロナの様子
Posted at 2009/07/22 17:19:59 | |
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