
この記事は、
ディグセグさんのブログにコメント書いたら、長くなったのでネタにしました。(^^ゞ
デミオは、初代:DW→2代目:DY→3代目:DEという流れです。
これを進化論的に捉えると、DYからDEが生まれたとは考えづらい。。。それは私も同感です。
ですが、私には「そもそもDYが正統な2代目なんだろうか?」という疑問が湧く。
というのも、初めてDWを運転したのは、雅さんが代車で乗ってきた時で、DE発売後でした。つまり、先にDEを運転していました。
で、正直、DWの第一印象は「DEみたい!」と思いました。身軽でキビキビした動きからは、デミ雄を想像できませんでした。短い運転でしたが、あの印象が頭から離れないんです。
もう一つ、DYの開発はフォード主導で行われました。つまり、フォードの世界戦略車として開発されました。当時のマツダはフォードの傘下にあり、コンペの結果、次期Bセグメント車の開発を任されました。けれど、広島で設計が行われた訳ではなく、マツダのエンジニア達がアメリカまで出向き、その後欧州に移り、向こうの技術者達と激しい議論を繰り返しながらでした。ゆえにDYは、フォードの車として生まれたと思っています。(日の丸を被った外車かも。)
この事から私は、DYを純粋な後継車と呼ぶのに抵抗があります。もしかしたらDEこそ、マツダが作りたかったんではないか、とね。
総合して、私は、DEはDWの後継車だと思っています。。というわけで、少し飛躍しますが、DYとDEは兄弟車だと思うに至りました。
私の図式としては、DWの積載量と後席ユーティリティを継承、発展させたのがDY。
DWの身軽でキビキビした動きからはDEを…。という風に考えています。結果、DEもデミオを名乗るにふさわしいと認識しています。
蛇足ながら、、、DYはフォードが見込んだほど売れなかった。そこでマツダは、DWの身軽でキビキビしたハンドリングで勝負しようと、DEの開発が始まったのではないかと、愚考しています。(DEの方が、DYよりzoom-zoom!しているしね。)
幸い、新規開発したエンジンの耐久性をDYで検証できたので、軽量化できたと言えます。
だって、新規物の設計では安全率が高く設定されるから。。。それは、どんな使われ方をされても壊れないため。 ゆえに大きく重くなる。(例、ロケットのH2とH2Aを比べると分かりやすいかと。)
DYが大きく重くなった理由には、新規開発したエンジンも関係していたと思います。
こう考えると、DEの開発にDYも寄与できたと思っています。
Posted at 2011/02/03 17:34:21 | |
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