ほんとうに!
今更ですが、ワックスは良いぞ良いぞと言われます。
しかしながらワックスを使うと後々除去が面倒・・・
そして劣化すると逆に塗装を痛めてしまう。
そう、ワックス自体は塗装表面コーティングとして最適なものであるのは間違いないです。
しかしながら放置すると塗装に害のあるものに変化するというのも事実です。
一体何がこうなってしまう原因なのでしょうか??
と言う疑問でガッツリ調べました!
で、原因判明したのでちゃちゃ~と書いていこうと思います♪
※仕事中にコソコソ書いているので誤字脱字はご容赦下さい
そもそも仕事中に書くなと言う話ですけどね(・д・;)
まずはワックスの主成分をつらつら~っと
--------基本主成分----------
①カルナバ蝋【艶出し表面保護剤】
②石油系溶剤【カルナバ蝋溶解用】(大量生産をする為にどうしても必要)
-------その他成分------------
※ここはコンパウンド入りワックスやらハンネリやらで入っている物となります。
①研磨剤【傷消し用】
②シリコン【表面保護用+ツルツル効果】
③レジン【表面保護用】
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調べられた感じでは、こんな成分になっていますね。
各社さんで他の添加剤入れてる可能性はあるかと思うのですが
流石に企業秘密かと思いますので、これは分かりません。
で、結論から言うと
塗装表面を傷めている原因は!
基本主成分の石油系溶剤です!
こいつが酸化して表面を傷める原因でした( ・ω・)
しかしながらカルナバ蝋を溶かす為に配合している物なので、どうしても切っても切れない主剤となっています。
シリコン・レジンも酸化しますので同じく塗装表面を傷めていく成分になります。
そう、結局はワックスは掛けっぱなしだと意味が無いどころか・・・
塗装を保護するつもりが自分で傷める原因となってしまっています。
まぁ皆さん知っての通り石油系は塗装に対して害があります。
でもカルナバ蝋を溶かすためには必要なものです。。
ん~何とももどかしい・・・
で!
どうすれば塗装を痛めずに保護し続けられるかですが~
ワックスが酸化(劣化)してしまう前にコーティングをしなおす!!
これしか有りません。
と言うわけで洗車頑張ってください♪
結論こうなりました( ・ω・)
さて、話は変わってワックスに入っているカルナバ蝋ですが、
ブラジルロウヤシの葉の表面を覆う自然由来の皮膜です。
これを抽出したものがカルナバ蝋となり、カーワックスや、はたまた靴磨きに使われています。
カルナバ蝋自体は非常に硬い物となっているそうです。。
これをコーティング剤として使用したれ~と思った人には本当に脱帽ですね。
お陰で楽しいカーライフが過ごせるのですけどw
さて、続けて話を変えてよくカー用品で
カルナバ蝋100%
と言う表示がありますが、これはカルナバ蝋が1%でも主成分に配合されていれば、100%表示が出来るそうなので、本当の配合量が全く分かりません。
カルナバ蝋の配合量を正直に表記しているのは私の知る限りでは、ザイモールだけです。

※補足でこいつのカルナバ蝋配合量は51%でした。
もしもカルナバ蝋100%であれば硬くて硬くて塗るどころの話じゃないですわ('A`;
何でも良いけど正直に書いて欲しいですね~
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時間掛けてブログ書いていたら良く分からなくなってきたので
総括します。
ワックスとは、車を守る為のコーティングである。
しかしながら、主成分に有機溶剤を含んでいる為、施工後に長期間放置をすると、有機溶剤がカルナバ蝋内部で酸化し塗装自身を傷める原因となる。
ワックス自体の保護期間は長くても約1ヶ月なので1ヶ月以内に再施工が必要。
結局、ワックス本来の価値を見出すも駄目にするのも、扱い手次第と言う事になります。
確かに安いワックスは全てにおいて良い効果を持続できず、艶もないと思います。
ですが、市販中位グレードのワックスであれば施工方法とメンテナンスさえ手を抜かなければちゃんとした効果を得る事ができると言う結論です。
補足
ワックスは掛ければ良いというものでは有りません。
先に述べたとおり、有機溶剤が含まれているので、必要以上のコーティングの定着は絶対にしません。
付けても結局取れてなくなります、良くあるのがワックスを掛けたが翌日雨が降り乾いたと思ったらボディーがギラギラしてる。。
これは完全に油分が悪さをしています。
結局これになると言う事はやりすぎなんですよね。
ちゃんと分量は守りましょう。
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結局なんでこんなブログを上げたかと言いますと、私が今回使用したザイモールワックスが有機溶剤を全く含まないものと言う事もあり、ワックスを掛けてもツルツルせず、触ると非常に硬い皮膜がボディーに乗っていて、まったくツルツルしない為です。
お陰で、カルナバ蝋がどう言うもので、ワックスのツルツル成分は一体何なのか、そこまで考えるようになったのがこのブログに至った経緯です。
ザイモールワックスは確かに良いです、しかしコスパを考えれば市販のワックスでも十分に対応できます・・・施工・メンテナンス方法さえ間違わなければですけどね!
まぁそんなこんなで私が調べて今更人に聞けない、今更言うのもなんだけど~と言う様な内容を書きなぐってみました。
今一度ご自身が使用されているワックスの扱い方を見直すきっかけになればと思います。
今回のはためになるか分かりませんが、知らない人は知らず知らずにワックス使っていると思うので、見てもらえれば良いんではないでしょうか?
皆で、正しく使って綺麗に車を保存しましょう~♪
長々とお読み頂き有難う御座いました!!