LEDルームランプ交換（対処編）

前回、ルームランプをLEDに変更しましたが、予想通りスイッチを「DOOR」にすると、消灯後も漏れ電流で"ぼやぁん"と光ってしまいました。

そこで、今回は漏れ電流対策を施して、常時「DOOR」位置でも気にせず使えるように対応することにします。

アルファード乗りさんの掲示板によると、漏れ電流対策に使用する抵抗値は330～390Ω。
これをLEDと『並列に』仕込むことで、漏れ電流を逃がして、LEDが"ぼやぁん"と光るのを防ぎます。

LED両端には最大14.4Vかかることを考慮すると、仕込む抵抗器に流れる最大電流は、

　　14.4[V]÷330[Ω]≒0.0436[A]

よって、この抵抗器で消費される電力は

　　14.4[V]×0.0436[A]≒0.628[W]

となり、一般的に入手できる1/4～1/2[W]のカーボン抵抗器では役不足になります。
そこで今回は、1[W]タイプの330[Ω]酸化金属抵抗（カラーコードは橙橙茶金）を用意しました。
ちなみに秋葉原の千石電商で１個20円で買えます。

これをLEDの電極にハンダ付けします。
LEDと違って抵抗器は極性がないので、向きは適当でかまいません。

このときハンダが乗りやすいよう、電極表面のメッキをハンダ付けする部分だけヤスリで削っておきます。
自分の場合、これでも若干ハンダが流れにくかったので、余裕があればフラックス（松ヤニ）を塗ってやるといいかもしれません

準備が出来たら、エイヤっで抵抗器をハンダ付けします。
プラスチック部品も近いので、なるべくコテを当てる時間は短めに。

まぁあまり気にすることなく、確実に固定できるようハンダをのせてオッケーだと思います。

画像はイモハンダちっくなので、あまり参考にしないで下さい(^^；

あとは、LEDをルームランプ電極に戻して完成です。

これで「DOOR」位置で"ぼやぁん"と光る現象は、みごと解消されました(^^)v

抵抗器があればやることは簡単ですので、ドアを閉めた後にLEDが光っているのが気になっている方は、ぜひ試してみてください。