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2009年02月27日 イイね!

サルテは燃えているか

気が付けば、6月までもう僅か。
即ち年に一度のル・マンまで、あと少しと言うことなのだ。

桜の季節? ゴールデンウィーク?
知らないよそんなの。

と言うわけで、ACOが今年のル・マンの最終エントリーリストを発表
世間じゃ不況なんだと言っているが、今年もル・マンは熱く燃えている。

見よ、P1クラスの陣容を。
アウディ5台、プジョー4台、アストン・マーティン4台と言う豪華極まりない顔ぶれ。
なにこの久々のワークスガチ対決。
もっとも、アストンはローラ(のモディファイ?)なので、実質は今年もアウディVS.プジョーなんだけど、細かい事を気にしたら負けだ。
この中で注目は、4台目の908を走らせるペスカロロ。
詰めの甘さが目立つプジョーワークスと違って、ル・マンを知り尽くしたアンリ・ペスカロロなら908を勝利に導けるかもしれない。
ヨーストに対抗できるのは、本気でペスカロロおじさんだけだと思うのだがどうか。
とは言え、ペスカロロにワークススペックの908がデリバリーされないなら無理な話になるけどな。
あと、童夢はスイスの怪しい連中の出る出る詐欺に巻き込まれてしまったようである。
ご愁傷様デス。

P1に負けず劣らず、P2も熱い。
なんと言っても最大のトピックは、チーム郷のル・マン復帰であろう。
04年のル・マンを制した日本が誇る偉大なプライベーターが、最強P2のポルシェRSスパイダーを引っ提げて、堂々とサルテに帰還を果たした。
同じくRSスパイダーを駆る、チーム・エセックスと、ヴィータフォン・レーシング(MC12はどうした!)との争いが今から楽しみである。
そして、エンジン供給という形ではあるが、マツダの名がこっそり4台もエントリーリストに記載されているのが、そこはかとなく嬉しい。
ALMSでも、ダイソンレーシングのローラに搭載されるなど、ここ最近のマツダエンジンの評価は高まってきているようなので、なんとかRSスパイダーに喰らいついて欲しいところだ。

GT1は、P1、P2と比べると寂しいと言わざるを得ない。
アストンワークスはP1へ行ってしまったし、サリーンは居なくなっちゃったし(リザーブに名を連ねてはいるが)。
しかし、そんな状況の中、GMはC6.Rをワークス、プライベーター含めて4台も送り込んできた。
自らの財政状況も省ない暴挙、じゃなかった大英断。
すごいぞGM。えらいぞGM。
我先にとモタスポから逃げ出したどこかの国のメーカー連中に爪の垢を飲ませてやりたい気分でいっぱいだ。
6月までGMが残っているだろうかとか思っていても口にしないのが大人の優しさだゾ☆
あとは、JLOCが久々にル・マンに挑戦。
今回こそは完走できると良いですねぃ。

P2は気が付いたら430が大増殖。
去年の997の体たらくを見たら、みんな430にするわな。
997は今季のアップデートで大幅に手を入れたようなので、去年よりは大分マシになっていると思うが、多勢に無勢な感が否めない。
まあ、私は初お目見えのAMV8と、今年もがんばるC8ラヴィオレッティを応援するので、ポルシェとかフェラーリとかどうでもいいのだ。

このように、今年のル・マンは見逃してはならない状況になっているにもかかわらず、肝心のル・マン視聴が甚だしく微妙になっている現実。
要のTVUでSPEED TVが見られないの。
貧弱回線だから、ユーロスポーツとかのストリーミングも絶望的だし。
え、なにこれ? 
しねばいいのわたくし。
嗚呼、生きていく事は、斯くも辛い事の連続なのだなあ。



せっかくだから、ル・マンついでに関係しそうな話題もつまんでおく。

その1
GT-R、FIA-GTに参戦
レギュ違反(FIA-GTでは、AWDは認められていない)なので、賞典外エントリー。
当たり前だ。
アウディは、GT3用とは言えR8をわざわざRWD仕様にしてレギュに合わせたんだから、日産もFIA-GT用にRWDのGT-Rを作るのが最低限のマナーだと思うのだが。
最終的には、MC12よろしく、なし崩し的にAWDも認めさせちまえって魂胆が見え見えで失笑モノだね、なんて全然全くこれっぽちも微塵も考えてません。断じて考えてませんとも。

その2
アジアン・ル・マン、岡山へ変更
WTCCと同日に、FSWで開催予定だったアジアン・ル・マンが岡山へ変更。
WTCCと同日開催になるんだって。
なんと言う夢のようなお膳立て。
生きていさえすれば、こんなに良い事が起こったりするのだなあ。
どう考えても岡山のピットじゃ手狭すぎるだろ、てゆうか足りないだろ等のノーマーシィな意見はノーサンキュウなんだぜ!
そもそも、本当にアジアン・ル・マンが開催されるのかすら怪しいし!
今年の秋は、鈴鹿と岡山行きでドエライことになりそうである。
懐事情的に。

以上、興味ない人ぶっちぎりの駄文了。
Posted at 2009/02/28 00:02:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | モタスポ駄文 | スポーツ
2009年02月04日 イイね!

it's a small world

三菱自動車は、今後のダカールラリーのワークス活動についての方針を決定し、先に行われた2009年ダカールラリーをもって、ワークス活動を終了することとした。

三菱自動車は、1983年に同ラリー初参戦以来、通算26回参戦し、7大会連続を含む通算12回の総合優勝をおさめた。また、多くの勝利とともに得られた4WD技術を中心としたテクノロジーやノウハウは市販車へフィードバックされ、三菱車の耐久性能、悪路走破性能の向上に寄与してきたが、このたびの世界的な経済情勢の急激な悪化に伴い、経営資源の選択と集中を一層推進する必要があると判断し、ダカールラリーのワークス活動を終了することを決定した。


以上、句読点含めて289文字。
原稿用紙1枚分にも満たぬ文章で、三菱は26年間にわたったダカールラリーから決別したのであった、まる。

そんなワケで、三菱がダカールラリーから撤退
びっくりしたとか、残念だとか、そんな思いよりも、ああ、またかとしか感じなくなっている自分がやや悲しい。
心のどこかに、日本メーカーのモータースポーツにかける情熱なんて、所詮この程度と言う、諦めにも似た感情が澱のように溜まっていくのを感じたり感じなかったり。

「世界的な経済情勢の急速な悪化」に類するフレーズを耳にしない日はない昨今だが、つくづく便利な言葉である。
このフレーズさえ使えば、どんな決断を下しても企業にとっては正義となるのだから。

ところで、「世界的」な経済情勢の悪化の割には、コストのかかるモータースポーツ関連から撤退しているのは、私の知る限り極東のとある島国のメーカーだけなのだが、私の知らないうちに「世界」とは随分と小さくなっていたようだ。

どこかの国の元世界一の自動車メーカーは、今にも潰れそうな状態でも、NASCARやらWTCCやらル・マンやらに無駄に金をかけているそうだけど、私の知らない別の「世界」の話だから関係ないのだろう、きっと。

でもまあ、余興に熱を上げるあまり、自分の会社で働く人間を苦しめるなんて愚の骨頂だし、正しい決断だろう。
何しろ、「世界的」な経済情勢の悪化だもの。



全然全くちっとも微塵も関係ない話だけど、今年のル・マンのエントリーに82台も集まったんだって。
いやぁ、「世界」とは関係ない出来事が多くてこまってしまいますのぅ。
Posted at 2009/02/04 20:26:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | モタスポ駄文 | スポーツ
2009年01月14日 イイね!

枯れゆく草の根

ミチオさんが1/6の時点でブログに書かれていたので、終わってしまうらしいと言う事は知っていたが、ダイハツチャレンジカップ終了が正式には発表された。
嗚呼、ダイハツよ。お前もか。

私はビート乗りなので、直接的な関係は薄いのだが、いわゆる草の根モータースポーツの場を、十数年にわたって提供し続けてきたこのイベントが終わってしまう事に、一モタスポ好きとして悲しくもあり、同時に納得がいかない。

ホンダのF1や、スバル、スズキのWRCは、究極的には所詮自社の広告ツールに過ぎず、広告ツールとしての対費用効果が見込めなければ、撤退と言う選択肢は自明の理であった。
だが、今回のダイチャレ終了は大きく事情が違う。

F1やWRCの華々しい舞台と比較すれば、ダイチャレは実に地味な存在であるし、認知度も決して高くは無かったと思う。
しかし、実際にモータースポーツの裾野を広げる言う点においては、F1やWRCなどより遥かに貢献していた存在であった。

「昨今の自動車業界を取り巻く経済状況の厳しい状況により~」などとありふれたフレーズで始まる今回の発表。
私個人としては、全日本ラリーやダートラ参戦中止は仕方ないにしても、ダイチャレは続けろよと言いたい気持ちでいっぱいである。
そもそも、厳しい状況って言ったってダイチャレ開催にどれだけの資金を投入していたのか。

ダイハツ車に乗っていて、普通免許さえ持ってればライセンス不要と言う、とんでもなく敷居の低いモタースポーツイベントだっただけに、多くの参加者が集まり、イベントの名物になるようなドライバーやマシンもあったと聞く。
そこまで育ったイベントだけに、やめるにしても、ダイハツにとって、ダイチャレがどれだけ負担になっていたかを詳らかにしたうえでやめると言うのが筋であろう。
私は、今回の決定がダイハツにとって、大きなものを失う切欠になってしまうような気がしてならない。

草の根すら枯れゆく日本のモータースポーツよ、明日はどっちだ。
Posted at 2009/01/14 22:19:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | モタスポ駄文 | スポーツ
2008年12月16日 イイね!

押し寄せる波

ホンダのF1撤退から日が浅いというのに、日本のモータースポーツ界は激震が止まぬ。
スズキがWRC休止を発表したと思ったら、スバルもWRC活動終了を発表
驚きを禁じえないが、同時にやはりこうなったかと言う思いも強く、心中は複雑である。

スズキもスバルも大きなスポンサーを持たず、なおかつ成績も決して芳しくなかった状態で、この未曾有(「みぞゆう」じゃないよ、為念)の不況である。
挙句、10年からの新WRカーはS2000プラスに決定してしまった。
もしかしたらWRC撤退もあるかもしれんなあと思っていたら、案の定の結末になってしまった。

スズキは、JWRCからWRCにステップアップして1年目。苦しいラリーが続いたが、終盤になって漸く速さを見せ始めた矢先での休止発表。
スバルは、新型インプを投入したもののリザルトが残せず、来季に向けて体制の建て直しを図ろうとした矢先での活動終了発表。
ともに前線部隊の落胆たるや想像を絶するものがあっただろう。

シトロエンもフォードも台所事情は相当に苦しいはず(特にブルーオーバルのほう)なのに、今のところ撤退の道を選んでいないのは、フォードはBPとアブダビ、シトロエンはTOTALとレッドブルと言う大スポンサーを抱えているだけではなく、多少なりとも「文化」としてのモータースポーツの意義を知っているからじゃないかなとも思ったりする。
まあ、ホントにやばくなったらあっさり撤退するんだろうけど。

しかし、来年のWRCはどうなってしまうのか。
F1はなんだかんだ言っても、ワークスが5チーム残っているが、WRCは、ワークスが僅か2チーム。あとは全部プライベーターと言う寂しすぎる状況になってしまった。
プライベーター勢が、かつてのジョリークラブよろしくワークスを食ってくれるのならば問題は少ないのだが、今の勢力図では、2ワークスに〈と言うか主にセブに)太刀打ちできるチームが存在していない。
新WRカー規定で、新たなワークス参入を期待しているのかもしれないが、来年乗り切れるのか、こんな状態で。

今回の2メーカーのRC撤退のみならず、日本のモータースポーツに不況の波が与えた影響は限りなく大きい。
気が付いたら、FIA世界選手権に参戦している日本のワークスはF1のトヨタだけ。
ワークスの意味を拡大解釈すれば、WTCCのホンダも含まれるけど、肝心のNテクが来年どうするか予断を許さないしなあ。
トヨタだって、12年まではF1参戦するって言ってるけど、ル・マンを勝つまで続ける宣言をあっさり反故にしてF1へ走った過去があるので、本当に続ける気があるのか甚だしく不安である。

近い将来、世界を相手に戦う日本のワークスは居なくなって、国内の仲良し談合レースだけで小競り合いふうな事をを続けるだけになってしまうのかのぅ。
もし、そんな事になるのだったら、いっそワークスなんか全部居なくなってしまえばいいのに。

嗚呼、寒い時代になったな…。
Posted at 2008/12/16 22:19:53 | コメント(6) | トラックバック(0) | モタスポ駄文 | スポーツ
2008年10月27日 イイね!

ぶらりWTCCのたび まとめっぽいもの

ぶらりWTCCのたび まとめっぽいもの岡山より帰還。

初岡山国際サーキット、初WTCCは、予選は曇天、決勝は雨天と天候にこそ恵まれなかったが、そんなことは些細な問題だと思わせるほど面白いレースだった。
良い意味で、レースの面白さとマシンの性能は必ずしも比例しない事を体現しているカテゴリーだと痛感した次第である。

S2000規定のクルマなのに一周あたり1分37秒程度で走ってしまう(遥かに改造範囲が広いSGTのGT300の下位マシンとどっこいくらい)ので、決して低性能のクルマじゃないんだが、それでもSGTやDTMと比べれば明らかに遅い。

にも拘わらず、SGTとは比較にならないほど面白いのは、1レース約50kmと言う超スプリント故に中だるみが一切無い事、各マシンの性能格差が極めて少なく結果が全く予想できない事、そして、ドライバーのスキルが極めて高く、一見ラフに見えるが、実はフェアなバトルに徹している事だと思う。

正直な話、あまりに面白すぎて、来年の鈴鹿を蹴って、また岡山へ行くべきかか逡巡しているくらいだ(お金と時間的余裕があれば、両方行けるのだが)。

レースの面白さもさることながら、マシンの顔ぶれも新鮮で良かった。
BMW320は順当にしても、セアト・レオンや、シボレー・ラセッティ、そしてラダのレーシングカーなど、このレースでないと見ることが出来ない。
WTCCの鮮烈な走りを見て、レオンは日本でも売ったら良いのにと思った。
あと、今日以降アコードの売上げが伸びたら、間違いなくレース2のトンプソンの凄まじいまでの追い上げのお陰。
それと、ラダ可愛いよ、ラダ。
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参考動画 ラダの咆哮


もしかしたら今年で最初で最後になるかも、と思って見に行ったWTCCだったが、事前に大したプロモーションをしていなかったのに、予選8,000人、決勝20,000人と予想外の集客になったようだし、プロモ無しでこの集客なら、来年の開催もまず安泰であろう。

岡山近県に住んでいるタスポ好きや、遠くに住んでいるけど私みたいな物好きな人は、是非来年見に行って欲しい。
てゆうか、見て損は無いと断言できるレースなんて今のところWTCCくらいだから、騙されたと思って行ってみるんだ。


※フォトギャラにアップするのがめんどいのでSlideにした。
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関連情報URL : http://www.wtccfan.com/
Posted at 2008/10/27 19:53:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | モタスポ駄文 | クルマ

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