気が付けば、6月までもう僅か。
即ち年に一度のル・マンまで、あと少しと言うことなのだ。
桜の季節? ゴールデンウィーク?
知らないよそんなの。
と言うわけで、ACOが
今年のル・マンの最終エントリーリストを発表。
世間じゃ不況なんだと言っているが、今年もル・マンは熱く燃えている。
見よ、P1クラスの陣容を。
アウディ5台、プジョー4台、アストン・マーティン4台と言う豪華極まりない顔ぶれ。
なにこの久々のワークスガチ対決。
もっとも、アストンはローラ(のモディファイ?)なので、実質は今年もアウディVS.プジョーなんだけど、細かい事を気にしたら負けだ。
この中で注目は、4台目の908を走らせるペスカロロ。
詰めの甘さが目立つプジョーワークスと違って、ル・マンを知り尽くしたアンリ・ペスカロロなら908を勝利に導けるかもしれない。
ヨーストに対抗できるのは、本気でペスカロロおじさんだけだと思うのだがどうか。
とは言え、ペスカロロにワークススペックの908がデリバリーされないなら無理な話になるけどな。
あと、
童夢はスイスの怪しい連中の出る出る詐欺に巻き込まれてしまったようである。
ご愁傷様デス。
P1に負けず劣らず、P2も熱い。
なんと言っても最大のトピックは、
チーム郷のル・マン復帰であろう。
04年のル・マンを制した日本が誇る偉大なプライベーターが、最強P2のポルシェRSスパイダーを引っ提げて、堂々とサルテに帰還を果たした。
同じくRSスパイダーを駆る、チーム・エセックスと、ヴィータフォン・レーシング(MC12はどうした!)との争いが今から楽しみである。
そして、エンジン供給という形ではあるが、マツダの名がこっそり4台もエントリーリストに記載されているのが、そこはかとなく嬉しい。
ALMSでも、ダイソンレーシングのローラに搭載されるなど、ここ最近のマツダエンジンの評価は高まってきているようなので、なんとかRSスパイダーに喰らいついて欲しいところだ。
GT1は、P1、P2と比べると寂しいと言わざるを得ない。
アストンワークスはP1へ行ってしまったし、サリーンは居なくなっちゃったし(リザーブに名を連ねてはいるが)。
しかし、そんな状況の中、GMはC6.Rをワークス、プライベーター含めて4台も送り込んできた。
自らの財政状況も省ない暴挙、じゃなかった大英断。
すごいぞGM。えらいぞGM。
我先にとモタスポから逃げ出したどこかの国のメーカー連中に爪の垢を飲ませてやりたい気分でいっぱいだ。
6月までGMが残っているだろうかとか思っていても口にしないのが大人の優しさだゾ☆
あとは、JLOCが久々にル・マンに挑戦。
今回こそは完走できると良いですねぃ。
P2は気が付いたら430が大増殖。
去年の997の体たらくを見たら、みんな430にするわな。
997は今季のアップデートで大幅に手を入れたようなので、去年よりは大分マシになっていると思うが、多勢に無勢な感が否めない。
まあ、私は初お目見えのAMV8と、今年もがんばるC8ラヴィオレッティを応援するので、ポルシェとかフェラーリとかどうでもいいのだ。
このように、今年のル・マンは見逃してはならない状況になっているにもかかわらず、肝心のル・マン視聴が甚だしく微妙になっている現実。
要のTVUでSPEED TVが見られないの。
貧弱回線だから、ユーロスポーツとかのストリーミングも絶望的だし。
え、なにこれ?
しねばいいのわたくし。
嗚呼、生きていく事は、斯くも辛い事の連続なのだなあ。
せっかくだから、ル・マンついでに関係しそうな話題もつまんでおく。
その1
GT-R、FIA-GTに参戦。
レギュ違反(FIA-GTでは、AWDは認められていない)なので、賞典外エントリー。
当たり前だ。
アウディは、GT3用とは言えR8をわざわざRWD仕様にしてレギュに合わせたんだから、日産もFIA-GT用にRWDのGT-Rを作るのが最低限のマナーだと思うのだが。
最終的には、MC12よろしく、なし崩し的にAWDも認めさせちまえって魂胆が見え見えで失笑モノだね、なんて全然全くこれっぽちも微塵も考えてません。断じて考えてませんとも。
その2
アジアン・ル・マン、岡山へ変更。
WTCCと同日に、FSWで開催予定だったアジアン・ル・マンが岡山へ変更。
WTCCと同日開催になるんだって。
なんと言う夢のようなお膳立て。
生きていさえすれば、こんなに良い事が起こったりするのだなあ。
どう考えても岡山のピットじゃ手狭すぎるだろ、てゆうか足りないだろ等のノーマーシィな意見はノーサンキュウなんだぜ!
そもそも、本当にアジアン・ル・マンが開催されるのかすら怪しいし!
今年の秋は、鈴鹿と岡山行きでドエライことになりそうである。
懐事情的に。
以上、興味ない人ぶっちぎりの駄文了。
Posted at 2009/02/28 00:02:01 | |
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