レッドブル翼を授ける!!
ただし、Jr.チームのほうに。
セバスチャン・ヴェッテルさん21歳と73日、史上最年少ポールトゥウィン達成。
雨の降る難しいコンディションのなか、微塵の文句もつけようも無いパーフェクトウィンを飾って見せた。
私は、今日、歴史の目撃者になってしまったかもしれない。
とんでもない才能の発露を、この目で見ることができた事をF1のカミサマに感謝したいくらいだ。
いやあ、もう、今回のレースはこれだけに尽きるね。
ライコネンのへたれっぷりとかどうでもよくなるくらいだ。
ところで某赤いチームは、明らかにやる気の無い現役チャンピオンと2010年まで契約延長をしたんだって。
悪い事は言わないから、今すぐその契約を白紙に戻して、最年少優勝記録を更新した21歳を獲りに行くんだ。
そうした方が、たぶん顎の長いあのヒトも喜ぶョ。
以下雑感如例。
その1
STR初優勝!
ヴェッテルが勝ったということは、当然STRも勝ったと言うことなんである。
STRの前身はミナルディ。
愛すべきイタリアの弱小プライベーターだったチームは、オーナーと名前が変わってしまったけど、遂に念願の初優勝を遂げた。
今日、この日この瞬間を、見ていましたか、ジャンカルロ・ミナルディ。
見ていましたか、ポール・ストッダート。
あなた達の下で育ったチームスタッフ達は、今日始めて勝利の美酒を味わいましたよ!
ところで、今回のリザルトで親チームのRBRを逆転してしまったわけだが。
マテシッツ的には、この結果どうなんだろうなあ。
その2
今週最も不運だった人
その名をセバスチャン・ボーデと言う。
メガネがチャームポイントのチャンプカーのチャンピオンなのだが、相棒は優勝を遂げたと言うのに、自身は18位フィニッシュがやっとであった。
違うのだ、これは違うのだ。
決してボーデが遅いわけじゃないのだ。
予選だって4番手につけてたし、普通に走れてたらポディウムには上がれてた筈なのだ。
それなのに、スタートでまさかのストール。
これで、ボーデのレースは終わってしまった。
相棒が優勝しちゃったので、評価が益々ビミョウに。
来年のシートあるのかしら…。
その3
今週、評価を下げまくった人 一人目
その名をヘイキ・コヴァライネンと言う。
今年、初優勝を挙げて期待の若手である。
今回もフロントロースタートだったし、前に居るのは格下のはずのSTRだし、相棒は予選で失敗して15番手スタートだし、普通に走っていれば優勝間違いなしなのであった。
だが、ふたを開けてみたら、格下のはずのSTRを駆るヴェッテルに全く追いつけないと言う事実。
もう、笑っちゃうくらい役者が違うのであった。
たぶんヴェッテルは完全にレインレースに賭けていたと思われる節があるので、セッティングの差が大きかったのだとは思うけど、それにしたって、全く追いつけなかったのはどうなのか。
とりあえず、2位フィニッシュだったけど、評価は出来ない。
もっとがんばりませう。
その4
今週、評価を下げまくった人 二人目
その名をキミ・ライコネンと言う。
ただの飲んだくれに見えるが、これでも07年のワールドチャンピオンだったりする。
ところがチャンピオンのくせに、予選で降雨のタイミングをを見誤り14位スタートになるし、決勝でもやる気の無い走りで、最後のほうに無意味にFLだけ記録して9位ノーポイントに終わった。
なんと言うかフォローのしようが無いんだけど、どうしたらいいのさ、この内容。
本当に、10年まで走る気があるのか甚だ疑問である。
その5
タイトル争い真っ最中の人たち。
マッサもハミルトンも特に印象に残らず。
マッサ6位、ハミルトン7位であった。
予選15位だったハミルトンは仕方ないにしても、6位スタートだったマッサは、もう少し上を狙わなければいけないレースだったはず。
結果的に1P差が詰まったとは言え、物足りない内容だったと言わざるを得ない。
ハミルトンはハミルトンで、強引な抜き方が多すぎたように思える。
前回、ペナルティ喰らったんだから、もう少し自重したほうが自分のためだとおもうがどうか。
なんにせよ、二人とももっとがんばれ。
その6
今週のホンダ
とりあえず、どなたかチーム関係者の横っ面をスパナで全力でぶん殴る方法を教えていただけないだろうか。
これ以上は時間と労力の無駄なので、語る気は微塵も無い。
今回でヨーロッパラウンドも終わり。
次は初開催のシンガポール。しかも、史上初のナイトレースである。
安全面でどうなのか、少々不安が残るが、初めてのコースというのは期待がかかる。
願わくば、バレンシアのようにクソコースになっていませんように。
以上、終筆。
Posted at 2008/09/14 23:38:36 | |
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