祝! ロバート・クビサさん初優勝。
一年前、同地であわやの大クラッシュに見舞われたクビサが勝ったよ!
地味に応援してるドライバーなので、うれしいな。
クルサード先生も、まろやかに3位フィニッシュで、なおうれしいな。
またも勝利のカミサマに嫌われたニックについては、そっとしておいてあげてほしい。
今年もカナダは荒れた。
去年程の荒れ模様(前述のクビサのクラッシュとか、サトーさんのアロンソオーバーテイクとか)ではないにしろ、チャンピオンシップを争う2名が実にくだらない理由でリタイヤするなど、誰が想像しただろうか。
荒れた要因が路面の剥離と言う、情けない理由だったのがアレだが、要因はともかく、先週のモナコに勝るとも劣らない面白いレースだったと断言してしまおう。
深夜まで無理して起きて見た甲斐があったと言うものだ。
おかげで、体調絶不調だが気にしない。
その他雑感。
その1
祝 BMW初優勝。
エンジンサプライヤーとしては、数多くの勝利を挙げてきたBMWだが、コンストラクターとしては初優勝である。
しかも、1-2フィニッシュと言う、これ以上望むべくもない素晴らしい結果。
ライコネンとハミルトンが居なくなったレースでの勝利なので、エクスキューズを付ける人も居るかもしれないが、そういう状況で勝てるポジションに居たという事実が最重要である。
とにもかくにも、おめでとう。
初めて聞くポーランド国歌は格好良かった。
続いたのがスイス国歌じゃなくて、ドイツ国歌だったのが、ほんのちょっぴり残念だったけど、ペーターおじさんも喜んでるさ、きっと。
なお、ニックについては、触れないであげるのが優しさ。
その2
クルサード先生、今季初入賞。
しかもポディウムフィニッシュで入賞を果たすという、カッコ良すぎる結果。
さすがクルサード先生。
周りが大荒れの中でも、一人悠々自適にまろやかに走り続けてみせる。
そこに痺れる、憧れるゥ!
それにしても、今期で引退濃厚とか言う話が広がり始めた途端、このリザルト。
契約更新前の確変伝説、いまだ死なず。
その3
今週の大馬鹿者。
その名をルイス・ハミルトンと言う。
ただの某ナイナイの岡村そっくりさんに見えるが、これでも07年のランキング2位だったりする。
だが、今回のアレはない。
ピット信号が赤だったのに気付かなかったうえ、ライコネンに追突はありえない。
てゆうか、明らかにライコネンに向かってステアリングを切って行ったように見えたのは気の所為ですか。
かわいそうなのは、何も無ければ勝てていた公算が高いライコネンだが、彼も前回、スーティルにヒドイ事したので、あんまり同情できない。
結果的に、クビサの初優勝を演出したと言う点では評価しても良いかもしれない。
ド阿呆なミスをやらかしたことに変わりはないが。
その4
今週の影のMVP
結果は5位だったけど、今回のマッサは地味に良い仕事をしていた。
予選で6位に沈んで、決勝でも給油トラブルでぐだぐだな状況の中、果敢に攻めていく姿は格好良かった。
特に、コヴァライネンとバリチェロの2人を一気にオーバーテイクしたときは、思わず歓声を上げたほどだ。
表彰台にこそ届かなかったが、マッサが持ち帰った4Pが、BMWにコンスト首位の座を明け渡さなかった貴重なポイントになった。
こんなに良い仕事するなんて、どうしたんだ、マッサ。
事と次第に寄っちゃあ、タイトル獲っちゃう気がしてきた。
いま、すごい失礼なことを書いた。
その5
グロック初入賞。
今まで、なかなか結果に繋がらなかったグロックが、ようやくポイントゲット。
荒れた展開のなかでの4位入賞は賞賛に値する。
昨年のGP2チャンピオンの面目躍如といったところか。
一回こっきりの入賞じゃなくて、是非、このままの調子を維持してもらいたい。
その6
今週のホンダ
ポイント上では2Pゲットだが、レース内容は0点。
異常なまでのペースの悪さに絶望した。
荒れた展開にならなければ、おそらく18位くらいでレースを終えるのがやっとだったのではないか。
軽くなっても、18秒に入るのがやっとの状況ではお話にならないのである。
今回の入賞は奇跡に等しい結果と言えよう。
でも、バリチェロが体調不良の中、2戦連続で入賞したのは良かったんじゃないかしら。
最後に余計なミスが無ければ、もっと良かったけれど。
ジェンソンくんは、なんと言うか、いろいろがんばれ。
今年からインディアナポリスが無くなったので、次はフランスGP。
3戦連続で面白いレースになったらうれしいが、マニクールに期待するほうが酷かと思うのでやめておく。
決勝当日、雨でもふらねぇかなと思いつつ、終筆。
Posted at 2008/06/09 19:04:08 | |
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