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2010年09月27日 イイね!

'10 第15戦 シンガポールGP

不死鳥のようによみがえる男、スパイダーマッ!フェルナンド・アロンソ!

この間までタイトルから最も遠いと思われていたアロンソが、遂にランキング2位まで浮上。
しかも、グランドスラム達成と言う完璧な仕事ぶり。
まさに文句のつけようのない勝ち方。
2度のタイトル獲得は伊達じゃない。
この調子なら大逆転の戴冠もありえるかもしれない。
のこり四戦が、すごく楽しみだ。

以下雑感如例。

その1
アロンソ完勝
冒頭に書いたとおり一切の異論の挟み込みのようのない完全勝利。
RBRが有利と思われていたシンガポールで、PP、FL、全周回一位、優勝のグランドスラム達成。
うんざりするほど長丁場のレースで、一切のミスを犯さないその集中力の凄まじさ。
ここぞというときのアロンソのパフォーマンスは、感嘆に価する。
今回の勝利でウェバーとのポイント差はわずか11P。
今回のようなレースをこの先も続けられれば、逆転タイトルも十分に可能だ。
ただ、ネックなのがエンジンの残り基数。
序盤に壊れまくったエンジンのおかげで、すでに8基目のエンジンを投入してしまっているのがキツイ。
エンジンのハンデを実力でねじ伏せられるか。
残り4戦のアロンソの戦い方に注目せざるを得ない。

その2
RBR完敗。
本来ならシンガポールはRB6有利のサーキットであるはずだった。
しかし結果は、PPも、FLも、そして優勝も全てアロンソに奪われる完敗状態。
ヴェッテル、ウェバーの順で2-3フィニッシュだったとは言え、勝てるはずのコースでまさかの取りこぼしは、今後の行方を占ううえで見過ごすことは出来ないポイントだ。
そもそも、Q3のリリースタイミングのミスで、アタックラップを1回フイにしているのが痛恨だった。
クリアなポイントでリリースできていれば、余計なプッシュをすること無く予選を戦えたものを。
PPさえ取れていれば、今回ポディウムの天辺に立っていたのはヴェッテルだったはずだ。
兎にも角にも、フェラーリ、マクラーレンと比べてチームの戦略がお粗末すぎる。
未だウェバーがランキングトップをキープしているが、このチーム戦略の拙さがタイトル争いでのアキレス腱になりかねない。
要は何が言いたいかといいうと、もっとしっかりしなよRBR。

その3
ハミルトン痛恨の連続リタイア。
今回、もっともやらかしてしまったハミルトン。
ウェバーを仕留めようとオーバーテイクを仕掛けた際に接触。
そのままリタイアと言う最悪の結末に。
今回のレース含めて残り5戦の時点で、またしてもノーポイントと言うのは痛恨どころの騒ぎではない。
今までの貯金もあり、ランキング3位をキープしているものの、ウェバーとの差は20Pは大きい。
下を見れば、4位のヴェッテルとは僅か1P差。
残りのレースで、果たしてどこまでチャージできるのか。
08年王者のお手並みを見守りたい。

その4
帰ってきたクイック・ニック
デ・ラ・ロサが残念なことにシートを失って、代わりにピレリのテストドライバーをしていた、ニック・ハイドフェルドさん33歳がザウバーに加入しました。
たぶん本人は、クイック・ニックのニックネームがまだ廃れちゃいないところを見せつけるつもりだったと思うのだけれど、流石に復帰1戦目ではうまくいかなかったようだ。
予選では、見事のトップ10入りを果たしたカムイの後塵を拝し、決勝では、いきなり他社と接触してFウィングを壊す不運。
そして、気がつけばシューマッハに追突されてひっそりリタイアなんて悲しい結末に。
あまりにもひっそりレースを終えていたので、ステルス・ニックなんてありがたくない方のニックネームを思い出してい待ったのは秘密である。
ちなみに、予選でものすごくがんばったカムイは、残念ながらリタイアに終わりました…。
今回は、ザウバーにとっては忘れたいレースだろうなあ。

その5
今週の新規チームの皆さん
来年からチーム・ロータスの名を復活させると発表したロータスこと現ロータス・レーシング。
エンジンについては発表はなかったけれど、どうやらルノーを積むという噂がまことしやかに流れているようだ。
来年のことはともかく、肝心のシンガポールGPの内容は、コヴァライネンが火が出たクルマを意味不明な場所で止めて自分で消火活動と言う面白場面しか思い浮かばなかったり。
なんと言うか、もっとがんばれ。
ヴァージンは、グロックが得意のシンガポールで、一時は10位まで上がってみせたり、その後も後続を巧みに抑え続けたりとそれなりに見せ場を作ったけれど、敢え無くリタイア。
ディ・グラッシが完走したのが唯一の収穫。
HRTは、左近が謎の食中毒でお休みになって、代わりにクリエンがドライブ。
ちなみに食中毒なはずの左近は、特に顔色が悪いこともなくピットに顔を出していたみたいだけど、深くは突っ込んではいけないのだろう。
たぶん、おとなの事情だ。
肝心のレースはブルーノもクリエンもリタイアしちゃったので語ることもなし。
鈴鹿で左近のドライブが見られると良いデスネ。

その他、クビサのオーバーテイクショウとか、地味に6位フィニッシュを果たしたバリチェロのこととかはスルー。

次回はいよいよ日本GP。
鈴鹿サーキットが私を呼んでいる!
何もなければRBR無双確定のコースだけど、今回のレースを見る限りフェラーリの存在を無視することは到底出来ない。
出来るとならば、鈴鹿でヴェッテルとアロンソのガチのバトルを見たいものだ。
あ、マークさんは、鈴鹿では自重気味でお願いします。
なにはともあれ、好天に恵まれるといいなあと心底願いつつ終筆。
Posted at 2010/09/27 00:11:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | '10 F1感想録 | スポーツ
2010年09月12日 イイね!

'10 第14戦 イタリアGP

復活! フェルナンド・アロンソ復活!

前回、散々なレースでノーポイントだったアロンソがPP、FL、優勝のハットトリックで完全勝利。
フェラーリの地元モンツァで、これ以上ないほどの見事な勝ちっぷり。
なんだろう、やっぱりこの人は何かを持ってるな。
流石、現役唯一の複数回チャンピオンなだけあるな!
と、ここまで書いて、某シューなんとかさんも複数回チャンピオンになっていたことを思いだしたけど、なんと言うか今の彼については、そっとしておくのがベストだと思った。

以下、雑感如例。

その1
アロンソ、乾坤一擲の勝利。
チャンピオンシップを占う上で、今回の勝利は非常に大きかった。
何しろ、ランキングトップにハミルトンがまさかのリタイヤに終わり、ランキング2位のウェバーも、RB6と相性の良くないモンツァで6位に終わったおかげで、ランキングトップと21P差まで挽回。
ちなみに、去年までのポイントで換算すると(たぶん)8P差。
十分タイトルを狙える位置まで戻してきた。
そして、なによりフェラーリのお膝元で完璧な結果を残してみせた事が素晴らしい。
何気にマッサも3位に入ったし、ティフォシには最高の週末だったんじゃないかしら。
…日本でも、こんなふうに盛り上がれる日が来る日はあるんかな。

その2
マクラーレンの明と暗。
前回、ヴェッテルに追突されて散々な結果になったバトンが、モンツァで息を吹き返して2位フィニッシュ。
スタートをうまく決めてトップを奪取したのはお見事だったけど、ピットのタイミングで、アロンソに先行されたのが返す返すも惜しい。
アロンソより後に入っておけば、トップをキープできる可能性は高かったはずだが。
でも、アロンソ相手に、お互いにファステストを叩き出し合う姿は、コース上での順位の変動こそなかったもののステキだった。
結果は2位だったけど、今日のバトンは男を上げたと思う。
そんなバトンに対して、散々だったのがハミルトン。
スタート後、しばらくしてマッサと接触してタイロッドを壊して、痛恨のリタイヤ。
ランキングトップだったのだから、あそこは素直に引いて、次の機会を狙えばよかったのだ。
おかげで、チャンピオンシップは面白くなったので、見てる方としては構わないけど、チームとしては大打撃だったに違いない。

その3
結果的に無難なRBR
モンツァとRB6の相性は、お世辞にも良いとは言えないことは、昨年のモンツァを思い出すまでもなく明らかであった。
案の定、今シーズンこれまで一度も明け渡していなかったフロントローから2台とも脱落。
それでも、ウェバーが4番グリッド、ヴェッテルが6番グリッドと言う、それなりに無難な位置から戦うことになった決勝。
2台ともパッとしないスタートで順位を落としたり、前のクルマのいペースに付き合わされるはめになったり、ヴェッテルが想像故障で泣き言を言ったりしたけれど、なんだかんだで、ヴェッテルが4位フィニッシュ、ウェバーが6位フィニッシュと、コースとの相性を考えれば、やっぱり無難な結果になった。
ぶっちゃけると、もっと散々な結果になることも予想していたので、この結果は望外である。
ハミルトンがノーポイントだったおかげで、コンスト首位の座もキープできたし、チームとしても万々歳の結果ではなかろうか。
個人的には、僅かとは言えヴェッテルとウェバーの差が縮まった事が嬉しかったり。

その4
期待ハズレのフォースインディアと地味に速かったウィリアムズ
私の事前の予想だと、フォースインディアが大活躍するはずのモンツァだったのだが、結果は残念すぎた。
そもそも予選でリウッツィがトラブルでQ1落ち、スーティルでさえQ3進出できずと言う体たらく。
決勝も下位チームをばんばかオーバーテイクして行くくらいしか見所はなく、2台ともノーポイト遠いう寂しい結果。
嗚呼、昨年はスーティルがFLを記録したうえに4位入賞を果たしたと言うのに。
そんなフォースインディアとは対照的に、全くノーマークだったウィリアムズが好調だったりするからF1は侮れない。
ヒュルケンベルグが7位、バリチェロが10位でW入賞。
バリチェロは300戦メモリアルがあまりにもアレな結果だったので、今回ちゃんと結果を残せて良かったんじゃないかしら。
ヒュルケンベルグの7位も上々だけど、対ウェバーとの攻防で、シケインカットしまくりだったのはいただけないと思うの。
スチュワードから、なんのお咎めもなかったのが不思議で仕方がないったらありゃしない。

その5
今週の新規チームの皆さん
ロータスとヴァージンいつもと変わりない感じ。
地元GPだったトゥルーリがリタイヤしちゃったのがかわいそうだった。
HRTは、なにやら左近がピットインしたときに、クルーが作業中なのにクルマを発進させちゃったそうで、ピットレーンに救急車が入ると言う珍しいシーンを見ることができた。
ともあれ、運ばれたクルーに大事がないことをお祈りしています。

そのほか、カムイの速攻リタイヤとか、相変わらずパッとしないシューなんとかさんのことはスルー。

次回はシンガポール。
今回は無難な結果に終わったRBRが息を吹き返してくるのは間違いない。
チャンピオンシップの上位5人、とくにアロンソ、バトン、ヴェッテルは、これから毎戦が天王山状態なので、非常に見ごたえのあるパフォーマンスを見せてくれるはずだ。
メタリカのライブに行くので、予選を見られない可能性が高いのが残念だなあと思いつつ週筆。
Posted at 2010/09/12 23:34:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | '10 F1感想録 | スポーツ
2010年08月29日 イイね!

'10 第13戦 ベルギーGP

スパウェザーすげえ。いろんな意味で。

いろいろと荒れたベルギーGPを制したのは、磐石なレースを展開したハミルトンだった。
スタートでトップに立てたのが大きかったとは言え、雨に惑わされる事なく(若干、危ない部分もあったけど)レースを組み立てて見せたのは、お見事の一言に尽きる。
今回の優勝で、2位に終わったウェバーを逆転してランキングトップに返り咲き。
とは言え、その差は3P。
ヴェッテルとアロンソとバトンがノーポイントに終わったので、タイトル争いは、ハミルトンとウェバーの一騎打ちの様相を呈してきたのではないかな。

以下雑感如例。

その1
セバスチャンの自爆。
今回のヴェッテルは酷かった。
筆舌に尽くし難いほど酷かった。
ペースが上がらないバトンに抑えられて我慢が出来なかったのかなんだか知らないけれど、ミスってバトンに激突するなど論外である。
可哀相なバトンはラジエーターを壊されてリタイヤしてしまった。
ノーズを壊しただけで済んだヴェッテルは、一応レースに戻ったけど、当然ペナルティ。
ドライブスルーを喰らって、再び追い上げを始めたと思ったら、今度は、リウッツィをオーバーテイクするときに、Fウィングに接触してリアタイヤをパンクさせ事実上レース終了。
さらにダメ押しで、最後の雨による一斉ピットのときにアロンソと接触する体たらく。
こんな状況でフォローなんかできるワケけない。
なぜ、あそこまで焦ったレースをしたのかさっぱり分らない。
一応、ランキング3位に付けてはいるが、トップとの差は31P。
残り6戦あれば逆転可能なポイント差ではあるが、今のヴェッテルにそれを期待できるだろうか。

その2
アロンソの憂鬱。
今回のアロンソは再び運に見放されたようだ。
フリーでは絶好調だったのに、予選では雨に祟られてまさかの10位。
決勝では、早々にバリチェロに激突されて想定外のピットを行う羽目になるし、やっとこポイント圏内まで上がってきたなーと思ったら、雨に足元をすくわれて単独スピン自爆リタイヤと言う語るも涙な散々なレースだった。
バトンもヴェッテルもノーポイントだったので、ランキングは5位のままだけど、トップとの差は41Pにまで開いてしまった。
今のフェラーリの競争力を考えると、ものすごく厳しいポイント差に見えるのは気のせいですか?
フェルナンド・アロンソの明日はどっちだ。

その3
バトンの憂鬱。
アロンソに引き続き可哀相なチャンピオン経験者であるジェンソン・バトンさん30歳。
予選は5位に終わっちゃったけど、決勝ではスタートを上手く決めて、2位までポジションアップ。
雨がらみの難しいコンディションの中、ヴェッテルに猛追されつつもポジションをキープし続けて、こう言うコンディションのレースになるとバトンは巧みだなあとか思ってたら、ヴェッテルに激突されてリタイヤとか、いくらなんでも可哀相すぎた。
事が上手く進めばハミルトンと1-2フィニッシュも夢じゃなかったのに、まさかのノーポイントに終わるとは。
ハミルトンとの差は35P。
同じクルマに乗ってるけど、なんと申しましょうか、すごく遠い差になってしまいましたよね…。

その4
殊勲のクビサ
ランキング上位勢がとっちらかった内容のレースに終始した中、待望のFダクトを搭載したR30を駆るクビサは光っていた。
予選3位から、一時はウェバーを抑えて2位にポジションアップ。
レースペースもマクラーレンやRBRと遜色のないタイムを刻みつづけるなど、素晴らしいとしか言いようがない。
唯一勿体無かったのは、ピットストップのときに停止位置をオーバーランしてしまってタイムロス。
折角の2位をみすみすウェバーに献上する事になってしまった。
とは言え、それ以外は、ほぼパーフェクトなレースだったし、相棒のペトロフも9位入賞を果たしたし、チームも着実に競争力を身に着けているようだ。
マクラーレンは兎も角、RBRとフェラーリはやらかし気味なので、今後も隙を見てレースを引っ掻き回してくれると、なまら嬉しい楽しい。

その5
300戦メモリアル。
前人未到のF1通算300戦目を迎えたバリチェロさん。
特別デザインのヘルメットとレーシングスーツも用意したし、予選も7位だったし、クルマも悪くないし決勝でも期待できちゃうな! なんんて思ってたら、速攻でアロンソにドーン!とか面白すぎます。
そう言えば、パトレーゼの記録を抜いたGPでも散々だったような気がする。

その6
カムイ奮闘。
予選でのザウバーの体たらくを見る限り、今回は全く期待できないと思っていたのに、見事に、それも良い方向に予想を裏切ってくれるカムイはエライ子ですネ!
予選で、インターミディエイトでいくべき所をスリックで出て行くという大失策を犯して19位だったのに、決勝では、予選で翻弄された雨を味方につけて、あれよと言う間にポジションを上げて、終わってみれば見事に8位入賞である。
レースペースも悪くなかったので、予選が上手くいけばと言う思いもあるけれど、とりあえずは良しとしておこう。
バーキンは戻ってきたし、新しいスポンサーも付いてくれたし、前半戦の苦境からは想像もつかないほどチーム自体も良い感じになってきたんじゃないかな。
この調子をキープして、鈴鹿でも快走を見せて欲しいものだ喃。

その他、スーティルが絶好調だった事とか、メルセデスが雨を上手く利用したこととか、いつもの新規チームの皆さんの事についてはスルー。

次は、イタリアGP。
超高速モンツァが舞台と言う事で、ストレートスピードがバカっ速いマクラーレンとフォースインディアに期待がかかる。
それに対してRBRは、モンツァではかなり厳しいのではないだろうか。
去年はワーストレースと言って良いくらいの散々な内容だったし。
ハミルトンにとっては、ウェバーとの差を広げる大チャンスである。
逆に言えば、万が一にもここを取りこぼすような事があれば、チャンピオンシップの天秤は、一気にウェバーに傾きかねない。
地元GPであるフェラーリも全精力を傾けてくるだろうし、レースのお膳立てとしてはこれ以上ないくらいのモノが揃っている。
今から2週間後が待ちきれません。
そんな気持ちとは裏腹に、個人的理由で相当激動の2週間になりそうなことに暗澹となりつつ終筆。
Posted at 2010/08/29 23:49:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | '10 F1感想録 | スポーツ
2010年08月01日 イイね!

'10 第12戦 ハンガリーGP

レッドブル、例によってウェバーのほうに翼を授ける。

まず言っておきたい。
RBRは、ヴェッテルにちゃんとルールを教えておきなよ、ふんとにもう。
いや、私もSCとの車間を10車身以内に収めないといけないなんてルール知らなかったけど、当のドライバーが知らないなんて論外だろう。
圧勝できる筈のレースだったのに、結局3位止まりなんて情けなさ過ぎる。
対してウェバーは、スタートでアロンソに先行されたにも拘らず、ヴェテルの大チョンボの隙を見逃さず、SCも上手く使って堂々の4勝目。
ハミルトンがリタイヤしたお陰でランキングもトップになったし、チャンピオンシップでも一気に優位な立場に立ったなあ。
アラジョン以来のオーストラリア人チャンピオンが生まれるかも知らんね。

以下雑感如例

その1
運がないとかそんな問題じゃないセバスチャン。
圧倒的な速さを持っていても勝てないヴェテルだけど、今回の件で運がないだけでは片付けられない気がしてきた。
少なくても重いペナルティが出るルールを把握してないのは大問題。
チャンピオンシップを考えれば、今回のレースを取りこぼしたの、あまりにもクリティカルだ。
相変わらずスタートも良くないし、チームメイトの速さを考えると、今後の見通しは明るいとはいえない。
ウェバーとのポイント差10Pは、あまりにもでかいな…。

その2
跳ね馬の明暗。
今回はRBRが圧倒的過ぎる速さを発揮していたので、フェラーリの見通しは決して明るくは無かった。
予選でアロンソが3位になっていたとは言え、PPだったヴェッテルから1秒もの大差を付けられていたのだから、明るくなれというほうが無理な注文だ。
しかし、終わってみれば2位フィニッシュ。
RBRとの絶望的な差を考えれば、上出来すぎる結果である。
ヴェッテルの件のお陰とは言え、猛プッシュし続けたアロンソすげえな!
対してマッサは、因縁の地でのレースだったのに、パッとせずひっそりと4位フィニッシュ。
4位なら上等と言えなくもないが、今回はマクラーレンがコケ気味だったので、獲れて当たり前の順位なのだった。
なにより、今回はアロンソよりもコンスタントに0.5秒くらい遅かったのが致命的。
上手くやれば、3位フィニッシュも可能だったと言うのに、前回の件ですっかりやる気削がれちゃったんだろうか。
てゆうか、密かにマッサの劇的な復活優勝を期待していたのに、がっかりだよ。

その3
ハミルトン痛恨のリタイヤ
ここまで、手堅くポイントを稼いでランキングトップの座を死守していたハミルトンが、まさかのトラブルでリタイヤ。
今季2回目のノーポイントレースになってしまった。
お陰で、ウェバーにトップの座を奪われ、ランキング2位に転落。
その差は僅か4Pとは言え、今のRBRとマクラーレンの差を考えると、あんまり安穏とはしていられない状況である。
わらに悪いことに、チームメイトのバトンもパッとしないレースで8位に終わったため、コンストランキングでもRBRに8Pの差をつけられて2位に転落してしまった。
なんだか夏休み前に、踏んだり蹴ったりの結果になってしまったなあ。

その4
ザウバー、今季初のW入賞。
やった!
デ・ラ・ロサが7位フィニッシュで、やっとポイントを取る事ができたよ!
今まで良い所まで行っても不運に見舞われて残念な結果になっていたけど、今回は違った。
予選も絶好調だったし、決勝でもSC導入時の混乱を上手くかいくぐって、そのうえレースペースも上々と言う文句の付けようのないレース。
今までの苦労が報われて本当によかった。
カムイも散々な予選(Q3落ちのうえ、ペナまで喰らって23位スタート)から、SCを上手く利用して9位フィニッシュできたし、圧倒的とは言わないまでも、だいぶ良い感じじゃないか、我がBMWザウバーは!
夏休み明けも、この調子が続くといいですね、ペーターおじさん。

その5
今週の新規チームのみなさん。
どのチームもクルマ的には進捗なし。
ロータスは速さは兎も角として、相変わらず堅実なレースを見せてくれた。
今回は2台とも完走できたから上々の結果だろう。
ヴァージンは、グロックが予選でロータスの前に出られたけど、決勝ではロータスに敵わず。
まあ、予想通りだけど、一応2台完走できたしOKということにしようじゃないか。
HRTはチャンドックの今後が心配です。
前回に引き続き左近がドライブしたけど、ブルーノとの差が大きすぎるのがなんとも。
ちゃんとチェッカーまでクルマを運んだ事が唯一の収穫かしら。
と言うか、今回は3チームとも全車完走を果たしていたのだな。
何気にすごく珍しい出来事なんじゃないだろうか。

その他、確変中ペトロフの5位入賞とか、クビサとスーティルのピット内事故とか、シューマハのえぐいブロッキング、そして審議へとかは割愛。

次はベルギーGPだけど、F1は夏休みに入るため4週間も間が開いてしまう。
ここ最近、F1だけが生きる糧となっている私にとっては由々しき事態。
果たして4週間もの間、人生に絶望せずに生きているのだろうか。
せっかくのスパなので、なんとか心を強く持って生きていこうそうしよう。
とりあえず、ヴェッテルがちゃんとルールを学んでくれる事願いつつ終筆。
Posted at 2010/08/01 23:56:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | '10 F1感想録 | スポーツ
2010年07月25日 イイね!

'10 第11戦 ドイツGP

今回のレースで、最も面白かったのはレース後の会見でした、まる

「Alonso faster than you」なんて露骨すぎるチームオーダーに爆笑してしまったけど、お陰でアロンソが開幕以来の勝利を挙げられたし、マッサも2位だったし、スクーデリアお歴々にとっては万々歳の結果ですネ!
皮肉じゃないよ、ホントダヨ。

正直なところ、レースそのものは大した盛り上がりも無かったけど、今回のチームオーダーは、いろんな意味でネタになりそう。
いやあ、今週のF速が楽しみだなあ。

以下雑感如例。

その1
跳ね馬さんちのお家芸。
アロンソの方がマッサよりペースが良かったのは認める。
なので、チームオーダーも仕方ないとは思う。
でも、あそこまで露骨にオーダー出すことは無かったんじゃないかと思うんだ。
ただでさえ、今回から全ての無線公開することになったんだから、もう少し分らないようにやるべきだったんじゃないだろうか。
てゆうか、マッサにオーダー出すんなら、スメドレーにやらせるんじゃなくて、ドメニカリ本人がやったら良いじゃない。
スメドレーが最後にこぼした「sorry」は、誰よりも信頼するマッサに不本意な行為をとらせてしまった心からの謝罪であると同時に、チームに対するささやかな抵抗だった気がする。
ところで、今回の件がチームオーダーと認定されちゃった場合、何らかのペナルティが下るのだろうか。
フェラーリだから、見逃してもらえるのかな。

その2
またしても勝てないセバスチャン。
とりあえず、ヴェッテルはスタートの下手さをどうにかしたほうが良いと思う。
折角3連続PPを獲得しても、スタートで全部台無しである。
しかも、今回は、アロンソを意識する余り、後ろに居たマッサにあっさり先行される始末。
普通にスタートしてたら、マッサに先行される事はなかったんじゃないかな。
結局3位フィニッシュだったけど、スタートさえ上手く決まれば、勝てるレースだったはずなんだがなあ。
マクラーレンの二人より前でフィニッシュできたのが、唯一の救いよね。

その3
目立たないけど巧いマクラーレン
今回はフェラーリもアップデートを上手く決めてRBR並みの速さを発揮してきたため、どうにも陰に隠れがちだったマクラーレン。
RBRは速いままだし、一気にポイントを詰められちゃうピンチに陥るかと思いきや、しっかり4-5フィニッシュを果たして最小限の被害で済ませるところは流石である。
やっぱり、シーズンを通した戦い方を熟知してるチームは違うね。
どこかの赤い牛さんとか赤い跳ね馬さんとかも、マクラーレンから学んだら良いのに。

その4
失態のフォースインディア。
ここ数戦、コンスタントにポイントを獲得し続けていたフォースインディアだったが、今回は散々だった。
スーティルがギアボックストラブルで5グリッドダウン確定、リウッツィはQ1で速攻クラッシュするなど、予選から良い所一つも無し。
決勝での挽回を期待してたら、最初のピットで、両ドライバーのタイヤを取り違えて交換してしまうと言う、ここ数年では効かなかった大失態を演じてレースを完全に失ってしまった。
クルマは悪くないんだから、もう少し落ち着いてレースをやったほうが良いと思う。

その5
今週の新規チームの皆さん。
ロータスは、シルバーストンでのアップデートが最後だったので、特に進捗なし。
予選では相変わらず新規チームの先頭をキープしていたが、決勝ではWリタイヤだったのでいかんともしがたい。
あと、デ・ラ・ロサを撃墜しちゃったコヴァライネンは反省したら良いと思う。
ヴァージンも特に進捗は見られなかったけど、ロータスがWリタイヤになったお陰で、グロッグが新規チームでは最も上位でフィニッシュできたのは良かったんじゃないかな。
HRTは、ブルーノが復活して、代わりにチャンドックが左近と交代してたけど、特に目立った事も無く。
とりあえずこのチームは、ホントにトヨタと提携したのかどうかが、今後の注目点だと思う。

チームオーダーのお陰で、恐ろしく重苦しい空気の表彰式や、その後の会見で苦しい釈明をするアロンソ、あからさまに不機嫌なマッサ、その二人の様子を見てニヤニヤしちゃうヴェッテルとか、面白すぎてお腹が痛くなったくらいだったけど、レースそのものは平々凡々としててなんだかなあって感じであった。
次は面白いレースになるといいなあと願いたいけど、ハンガロリンクだし期待薄かも知らん。
今回、可哀相な目にあったマッサが、因縁の地で勝てるよう祈りながら終筆。
Posted at 2010/07/25 23:41:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | '10 F1感想録 | スポーツ

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