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2006年10月09日 イイね!

’06 第17戦日本GP

’06 第17戦日本GP鈴鹿から帰還。
V8とは言え、やはり現地で聞くエンジン音はステキだった。

さて、結果。
シューマッハがエンジンブローでリタイヤし、勝ったのはアロンソ。
予選までのフェラーリとBSのパフォーマンスを見る限り、シューマッハの勝ちは間違いないと踏んでいたのだが、まさかの結果である。
鉄壁の信頼性を誇っていたフェラーリエンジンが壊れると予想していた人間が果たして何人いたか。
まず、ありえない出来事が、ここぞと言う時に起こってしまった事実に、世代の変わり目を痛感した次第である。

今回の結果で、アロンソが再び10P差でタイトルをリードした。
残り1戦での逆転は、恐らく不可能であろう。
あっけない結末かもしれないが、これがレースなのかもしれない。

以下、その他の雑感。

その1
シューマッハ、敗北宣言。
上でも書いたが、結果はリタイヤ。
エンジンブローの放送があったときは、あたりから驚愕と落胆の混じった声が上がった。
数字の上では、ブラジルでシューマッハが勝って、アロンソがノーポイントで終わればタイトルを獲得できるが、あまり現実的ではないし、シューマッハ自身も
「ドライバーズタイトルに関しては、もう終わったね」
と発言している。
見ている方としては、最終戦までタイトルはもつれて欲しかったが、こうなっては仕方が無い。
あと、
「僕はライバルのリタイヤを望むようなレースはしたくない。そんなやり方でタイトルを獲得したくはないよ」
と言う発言に関しては、実にスポーツマンシップに溢れた発言かと思うのだが、ヒルやジャックにやらかした事とか、ねえ。
まあ、なんと申しますか、あんまり突っ込まないほうがよいのでしょうか。

その2
アロンソ王手。
事実上、タイトルはアロンソの手中に納まった。
前回までの雰囲気からすると、タイトル防衛は厳しいと判断せざるを得なかったが、ここ一番で運を味方につけた。
とはいえ、仮にシューマッハのリタイヤが無くとも、自力で勝てる芽はあったように感じるので、納まるべきところに納まったと見るほうが正しいのかもしれない。
ブラジルで最低でも1P獲得すればタイトル確定。
でも折角なので、最後までシューマッハとガチで争ってくれることを祈る。

その3
嗚呼、マクラーレン
ライコネンが予選11位から5位フィニッシュしたのが唯一の朗報。
それ以外は、どうにも沈滞ムード漂う週末であったように感じる。
これじゃあ、本当に今期1勝もできないまま終わりそう。
何より、今年だけではなく、来年まで不調を引きずりそうな気配すらある。
ブラジルでの乾坤一擲の快走を祈る。

その4
トヨタの週末。
予選でラルフ、トゥルーリの順番でセカンドロウにつけた時は、正直驚いた。
なにしろ前戦が酷かったので、鈴鹿でも苦戦を予想していたのである。
1週間で持ち直したのは凄い。
しかし、決勝では6位、7位でW入賞を果たしたとは言え、ちょっと不完全燃焼であったように思う。
最初のピットのあとでトゥルーリのペースが伸びないのに、ラルフが前に出られなかったことが悔やまれる。
ラルフが前に出られたら、バトンと良い勝負が出来たと思うし、こちらとしては、そういう勝負を見てみたくあったのだが。
現在コンスト6位。5位のBMWとは1点差。ブラジルで逆転目指して、がんばれ!

その5
今週のホンダ
恐ろしく地味だったが、堅実なレース展開だったのではないか。
レースペースも悪くなかったし、戦略も良好。
まだまだスピードが足りていないが、現状では今回のバトン4位は良しとせねばなるまい。
ホッケンから、そこそこ良い感じで進めてこられているので、
「今はまだ、チャンピオンシップ争いをしているトップ2チームには届かないけど、いつか絶対に追いついてみせるからね。僕を信じてよ!」
と言う、能天気なバトンのコメントに淡い期待を寄せて見るのも悪くない、
と思い込もう。
最後のブラジルもしっかり終わらせてくれますように。
できれば、今回、まったく良い所がなかったルーベンスさんが頑張って地元GPで活躍してくれれば最高デス。

その6
最後の鈴鹿
やっぱり触れておかねばなるまい。
20年間開催し続けてきた鈴鹿での日本GPも今年で最後。
来年からは富士で開催される。
年季の入ったF1ファンにとっては、富士こそが日本グランプリの地なのかもしれないが、フジTVが中継を始めてからF1を知った私にとっては鈴鹿こそが日本グランプリの地なのである。
仮に将来、鈴鹿にF1が戻ってくることがあっても、今のレイアウトのまま開催される可能性は著しく低い。
近代化の名の下に、ホッケンハイムのように無残に改悪されるのが関の山であろう。
そう言う意味では最後の鈴鹿を現地観戦できたのは僥倖だった。
鈴鹿でのF1はもう無い。
富士に戻る事になる日本GPが、素晴らしいレースになる事を心から願ってやまない。

次で今年のF1も最後。
気が付けば、あっという間に終わってしまったなあ。
ルノーとフェラーリのコンスト争いに注目しつつ、シューマッハの最後のレースを見届けたいと思う。
以上、終筆。
Posted at 2006/10/09 18:32:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | F1感想録 | クルマ

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