祝!
2010年日本GP鈴鹿で開催決定!
FSWのGP開催撤退で一時はどうなるか気を揉んでいたが、これで2011年まで日本GPは安泰。
良かった良かった。
そして、
祝! ルーベンス・バロチェロ今季初優勝!
04年の中国GP以来、5年ぶり、通算10勝目。
本当におめでとう。
今回の優勝でランキングも単独2位に。
ベテランは、まだまだやれるのだ!
昨年はぐったりするほど面白くなかったバレンシアだけど、今年はバリチェロの優勝で面白く見ることが出来たよ!
なんて言うと思ったら大間違いだ!
無駄にコース幅広いくせに、相変わらずオーバーテイク不可能で退屈なパレードランだったし、RBRはノーポイントだし散々だ!
なんで、こんなコースで5年間もGP開催せねばならんのだ。
今からでも契約変更で、違うコースで開催してくれないかしら。
以下雑感如例。
その1
BGP復活
ここ数戦、下降線気味だったBGPだが、夏休み明けのヨーロッパGPで大復活。
いままでの苦戦はなんだったのか不思議になるほどのパフォーマンスを発揮した。
ポイントリーダーのバトンは、スタートで出遅れたので7位に終わってしまったが、冒頭にも書いたようにバリチェロが見事に優勝。
ハミルトンのピットミスが無ければ、この結果は無かったかもしれないとか、細かい事を気にしてはいけない。
いまは、バリチェロの優勝を喜べばいいじゃない。
療養中のマッサへの最高の手向けになったのではないだろうか。
次は、ブラジルで勝ってくれるとなまらうれしいです。
その2
RBR自滅
まさかのノーポイントレース。
ヴェッテルはエンジントラブルでリタイヤ、ウェバーは最後の拙いピットのお陰で9位ポイント圏外フィニッシュとか、どんな悪夢だ。
終盤戦に入った段階でのノーポイントは痛恨である。
ましてや今回、BGPが12Pも獲得しているのだ。
残り6戦でキャッチアップするのは、限りなく辛くなってしまった。
次戦のスパは、高速コーナーがあるのでRB5向けかと思うが、BGPの復調を見ると嫌な予感しかしない。
せめて寒いレースになってくれることを祈るしかない。
その3
マクラーレン完全復活
最後のピットでハミルトンのタイヤが用意されていないと言うミス(無線の不調が原因らしい)を犯してしまったのが玉に瑕だったが、マクラーレンは完全復活したと見ていいだろう。
予選で、ハミルトン、コヴァライネンの順でフロントロー独占。
決勝ではミスがあったもののハミルトンが2位フィニッシュ。
コヴァライネンの4位は正直物足りないが、序盤の絶望的な状況から良くぞここまで持ち直したものだ。
この凄まじいまでの開発能力には舌を巻くほか無い。
終盤戦の戦いが実に楽しみになってきた。
その4
BMWちょっとだけ復活
撤退を決めてしまったBMWだけど、最後に一花咲かすつもりなのか、すこしだけ速さを取り戻したようだ。
箸にも棒にもかからなかったF1.09だったけど、クビサが8位フィニッシュでポイントをもぎ取った。
たかが8位と思う無かれ、見ていて可哀相なほどだった今年のBMWからすれば大躍進といって差し支えない。
できれば、もう少し速さを増してもらって、あわよくばポディウムを狙うところまで行ってほしいが、流石に高望みが過ぎるか。
ともあれ、チームの売却先へのアピールのためにも、前進を続けて欲しい。
チームの完全消滅だけは勘弁だ。
その5
嗚呼、代役の代役の人
負傷欠場のマッサの代役として復帰を決断したけど、やっぱり首が痛くて復帰断念したシューマッハの代役のルカ・バドエルさん38歳。
10年ぶりのレースは、それはもうどえらい事になってしまったのであった。
その、なんと言おうか…、良いんだよ、今回はテスト走行みたいなモンなんだから!
確かに予選ではへろへろだったけど、決勝では予選よりも1秒近く早いペースで走れたんだからいいじゃない。
でも、予選のタイムやレース中のラップタイム推移を調べたりしてはいけない。
日本には、武士の情けという素晴らし言葉があるのだ。
それに、バドエルさんは殺伐とした昨今のF1では考えられない優しさも持っているのだ。
自分の直後にピットインして、リリースも直後だったルノーのグロージャン(クビになったネルシーニョの後釜)に、ピット出口でわざわざ道を譲ってあげる優しさ。
しかも、先に行きやすいように自分は白線を踏んでまで大きく避けてあげるその優しさ海よりも深し。
そんな心優しいバドエルさんにラインカット違反でピットスルーペナルティを課したスチュアードの冷酷さに、おじさんは涙した!
決して現場を見ていた某マイケルにいさんの絶妙すぎるリアクションに爆笑したなんてことはなかったから!
…えと、実質ライコネン一人でチャンピオンシップを戦う事になったスクーデリアの人たちは本当にたいへんだなあと思ったけど、けっして口には出しません。
そういう意味では、今回のライコネンの3位フィニッシュはすごく貴重だよね!
全然関係ないけど、シューマッハさんに仙豆を贈りたいのですが、どうしたら良いデスカ?
ニコとアロンソが良かったのはいつもの事なので、今回は省略。
そして、次回はベルギーGP。
スパ・フランコルシャンが舞台だ。
例年どおりだと涼しい気温になりそうだし、コース特性もあってるのでRBRが有利なはず。
そう信じないとやってられない。
昨年は、終盤のライコネンとハミルトンの白熱したバトルが最高だったけど、今年も面白いレースになるだろうか。
少なくとも、バレンシアよりはまともなる筈だと信じて終筆。