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2010年03月28日 イイね!

'10 第2戦 オーストラリアGP

レッドブル、翼を授けない…。

2戦連続のPPで、決勝に向けて視界は超良好だったのに、どうしてヴェッテルのクルマにだけトラブルがでますか?
26周目まではヴェッテルの優勝間違い無しだと思っていたのに、ブレーキトラブルとか一体全体どうなっているの…。
開幕戦は、スパークプラグのトラブルで優勝を逃すし、圧倒的じゃないか、我がRBRは!(トラブル的な意味で)
速さは、間違いなくトップなのに、信頼性の無さが足を引っ張る。
ニューウェイ先生のクルマはこれだから…ッ!
なお、エースがトラブルに泣かされた中、今回もロクな仕事しなかったオージーガイについてはスルーする。
最速マシンに乗ってて、フロントロウスタートで、しかもノートラブルなのにポディウムにすら上がれないとか論外だよ、こんちくしょう。

そして、RBRが自滅した中、優勝を掻っ攫っていったのは、ディフェンディングチャンピオンのバトンだった。
まだ雨が降る中、誰よりも早くドライタイヤに変えた判断(アウトラップで、いきなりオーバーランしたのはご愛嬌)と、オプションタイヤを無交換で走りきらせたタイヤマネージメントの巧みさが、今回の勝因であろう。
地味ながらも上手い。
正に、ジェンソン・バトンらしいレースだった。

まあ、トラブルさえなければ、ヴェッテルの圧勝だったんですけどネ!!

自分で書いてて哀しくなってきた…。

悲しい気分なるままに、以下、その他の雑感。

その1
メルボルンの真の主役。
勝ったのはバトンだけど、今回の真の主役はクビサであったと思う。
予選9位が大殊勲と思えるほど、苦戦していた昨日とはうって変わって、スタート直後の混乱を上手く切り抜けた後は、あれよと順位を上げて、気が付けば2位。
明らかに戦闘力の勝るフェラーリを巧みに押さえて、見事に2位フィニッシュ。
メルボルンに向けて数多くのアップグレードを施したとは言え、トップグループよりも確実に競争力の劣るルノーを、見事にポディウムに導いたその腕には敬服する他無い。
ルノーは、クビサを獲って大正解だったな。

その2
手堅い跳ね馬
今回のフェラーリはマッサ、アロンソの順で3-4フィニッシュ。
最後までクビサを崩せなかったのはいただけないが、アルバートパークを大の苦手とするマッサだったから仕方ない。
むしろ、3位ポディウムに上がった、その手堅さを評価するべきだろう。
そして、スタート直後の混乱で、最下位まで落ちたのに、見事に4位までリカバリーしたアロンソの巧さは、マッサ以上に評価しなければいけない。
第2戦にして、しっかりとチャンピオンシップを見据えた結果を手にするところは、流石、アロンソ。
やはり、タイトルの最有力候補だねえ。

その3
ミスター・バーンナウトの憂鬱。
金曜日の夜に、公道でドリフトしたりバーンナウトしたりして、見事に地元警察に検挙されちゃったルイス・ハミルトンさん25歳。
予選で、まさかのQ2落ちしたので、今回はとっちらかるかなあと思っていたら案の定である。
スタート直後の混乱を辛うじて切り抜けた後、持ち前のスピードを生かして次々とオーバーテイクを披露して見せたけどでも、頑張りすぎたせいでタイヤが持たずにピットイン。
それでも、もう一回頑張って、アロンソをもう少しで捕らえられる5位まで上がってきたのに、残り3周でウェバーに追突されて、6位でレースを終えた。
散々だった今週末を考えれば、上々のリザルトなのだけど、チームメイトが同じレースで、しかもタイヤ無交換で勝利しただけに、なんとなく微妙なかんじよね。

その4
セブンタイム・チャンピオンの憂鬱。
今回も、予選でチームメイトノ後塵を拝した、ミハエル・シューマッハさん41歳。
スタート直後の混乱に見事に巻き込まれて、大きく順位を落としたけど、がんばってリカバリー。
おお、さすがはシューマッハと思っていたのに、タイヤが持たなくて入賞圏外におちるとか、どうしちゃったの一体。
最終的には、なんとか10位入賞して1ポイントを持ち帰ったけれど、ニコは5位でレースを終えてるのが、なんと言うか、いろいろと痛い。
まだ二戦目だけどね、シューマッハのこんな姿は見たくなかったヨ。

その5
今回の敢闘賞
あんまり目だって無かったし、結局抜かれてしまったけれど、シューマッハ相手に一歩も引かない立ち回りを演じたアルグエルスアリは評価されていいと思うんだ。
STR5がいくらR昨年の最速マシンRB5のマイナーチェンジ版と言えど、W01より速いかと言われれば、決してそんなことは無い。
それなのに、初めてのアルバートパークで、しっかりシューマッハを抑え続けたのは、実は凄いことだと思うのだ。
ポイントは持ち帰れなかったけれど、アルグエルスアリは、胸を張ってセパンに向かって欲しい。

その6
今週の新規チームの皆さん
トゥルーリがスタートすら出来ずにレースを終えてしまったのが残念極まりないけれど、コヴァライネンがしっかり完走を果たしたロータスは、一瞬だけだけどシューマッハとやりあってみせたりと、着実に進歩を果たしているようだ。
チャンドックが初完走を果たしたHRTは、まだまだよちよち歩きだが、辛うじてスタートラインにたどり着いた感じだろうか。
そして、今回も2台リタイヤの上、燃料タンクの容量不足(河井ちゃん情報によるとフューエルコレクタの問題らしいが、どっちにろ満タンでも完走できない可能性がある事に変わりは無い)が発覚したヴァージンについては、フォローしろと言うのが土台無理な注文だ。
ニック・ワースが付いていながら、この体たらくはどう言うことなの…。
リチャード・ブランソンは、ローラやプロドライブに土下座して謝ったらいいよ!

オーバーテイクが無くて非難轟々だったバーレーンとはうって変わって、オーバーテイクが頻出したオーストラリアGP。
雨と言う特殊要因を考慮しても、条件さえ揃えば今年のレギュレーションでも、しっかりオーバーテイクが出来ることを証明したレースだったように思う。
要は何が言いたいかと言うと、ティルケデザインのサーキットは、セパンとイスタンブール以外、消えて無くなればいいのに。
なんてことを書きながら、セパンでまたパレードランになったら、わたくし赤っ恥よねと思いつつ終筆。
Posted at 2010/03/28 19:00:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | '10 F1感想録 | スポーツ
2010年03月14日 イイね!

'10 開幕戦 バーレーンGP

跳ね馬復活の1-2フィニッシュ。

アロンソが通算22勝目を飾り、復帰戦のマッサが2位でチームとして最高のスタートを切ったけど、今日の主役は、フェラーリじゃなくてヴェッテルなんですよ!

トップ走行中、残り15周でまさかのエキゾースト割れ。
一気に5秒近くタイムを落として、一時はノーポイントの恐れすらあったのに、見事すぎるドライビングで4位フィニッシュ。
エキゾースト割れの所為でトップパワーが出なくなってしまった分、S1、S3で失ったタイムを、中低速のS2で取り戻すパフォーマンスは、素晴らしいの一言。
恐らく勝てたはずのレースを取り損ねたのは痛いが、被害は最小限に抑えたといって良いだろう。

なんてゆうか、今日はヴェッテルのパフォーマンスだけで胸がいっぱいデス。

とりあえず、最初のレースなので、各チームごとの雑感を簡単に。

・フェラーリ
今日のレースは、ほとんど完璧と言って良い。
去年の開幕戦に比べたら雲泥の差であり、月とスッポン。
ヴェッテルが後退してからのペースが異常な速さだったので、もしかしたらヴェッテルにトラブルが無くても、勝てていたかもしれない。
少なくとも、開幕戦終了時点ではスキが見当たらない。
アロンソが開幕戦勝利の勢いそのままに、あっさりタイトル獲得になりそうな雰囲気すらある。
もちろん、マッサにもタイトルのチャンスは十分にあるよ。
いきなりエンジン交換を実施したのは不安要素だけど、昨年のヴェッテルみたいに、たぶん何とかなるんじゃないかな。

・マクラーレン
ヴェッテルのお陰で、ハミルトンが3位ポディウムフィニッシュ。
去年も開幕戦3位(例のライゲートでフイになったけど)だったけど、内容は遥かに良い。
フェラーリとRBRにはちょっと劣るけど、その速さは一級品。
開発が進めば、間違いなくタイトル争いに絡んでくること請け合いである。
因みに、見事に7位入賞を果たしたディフェンディングチャンピオンのあの人については、温かく見守ってあげてください。

・メルセデス
ニコ、シューマッハの順で5-6位フィニッシュ。
フェラーリ、RBR、マクラーレンよりも、レースペースで僅かに劣るようだ。
ブラウンGPだった昨年が異常に速かったので、ちょっと肩透かしな気がしないでもない。
今のままでは、ポディウムは狙えても、勝つのは難しいかもしれない。
注目のシューマッハは、なんだか、うーんと言う感じ。
ニコと比較して、レースペースでも0.2~0.5秒遅い。
たまに、上回る事があるけれど、全盛期なら、常にリードを築けたはずだ。
やっぱり衰えは隠しきれないのだろうか。
それとも、まだレース勘が戻ってないだけで、暫くしたら昔みたいに速くなるのかな。

・レッドブル
結果的に4位だったが、ヴェッテルの速さは昨年以上に鋭さを増したように思える。
速さは間違いなくトップクラス。
フェラーリに比肩し得る唯一のチームと言って良い。
だが、ヴェッテルのエキゾースト割れに見られるように、今年も肝心なところでトラブルに悩まされそうだ。
いくら速くても、最終的に壊れたら意味が無いのだ。
今日も勝てる公算が高いレースを落としてしまった。
また、ウェバーの8位と言う順位は、クルマのポテンシャルを考えると、少し低すぎる。
チームメイトが苦戦している時に、もう一人がフォローできなかったのは厳しい。

・フォースインディア
今年のフォースインディアは、相当速い。
リウッツィが開幕から9位でポイントゲット。
スーティルは12位だったが、スタート早々にウェバーが吹き上げたエンジンスモークに巻き込まれなければ、最悪でもウェバーと8位争いをできたと思われる。
昨年は高速コースだけだったが、今年はコンスタントに入賞を狙っていけそうだ。
ただし、逆に言えば、コンスタントに速くなったけれど、昨年のスパのような大立ち回りは出来ないかもしれない。

・ウィリアムズ
バリチェロが渋い走りで、10位入賞。
地味ながら、入賞争いが出来るレベルにある事を証明できたように思う。
懸案だったコスワースエンジンのパフォーマンスも、存外に悪くなさそうだ。
ルーキーのヒュルケンベルグは、まだ少し粗い走りだが、速さはありそうなので、しかっかりと走りきれれば、バリチェロ以上のリザルトを残せるだろう。

・ルノー
ウェバーのエンジンスモークアタックに巻き込まれてしまったクビサだが、終わってみれば入賞一歩手前の11位フィニッシュ。
普通に走れていれば、バトンは喰えていたかもしれない。
見た目に反して、クルマのポテンシャルはありそうなので、次戦以降に期待したい。
ルーキーのペトロフは、トラブルでリタイヤしてしまったが、磨けば光りそうな感じはある。
クビサから何かを学べるといいのだが。

・トロ・ロッソ
思ったよりは速さはあったけれど、入賞は若干厳しい印象だ。
アルグエルスアリが一瞬だけファステストを記録したりしていたので、あとは、そのペースを持続させる事ができれば、入賞にぐっと近づくはず。
問題は、どうやってその速さを持続させるかなんだけど。

・ロータス
トゥルーリがファイナルラップで止まっちゃった(一応完走扱いにはなる)けど、コヴァライネンが見事に完走。
途中、ヒュルケンベルグとやりあったり、新規チームの中では、最も見所がありそう。
やはり、ガスコイン率いるF1経験者で固められたチームは違う。
名前だけのロータスとは言え、なんだか、すごく応援したくなってきた。

・ザウバー
マシン特性がコースとアンマッチしていた為かもしれないが、開幕戦は非常に厳しい結果に終わってしまった。
デ・ラ・ロサもカムイも完走ならず。
一応とは言え2台完走を果たしたロータスよりも悪い結果には、チームも落胆を禁じえないのは無いか。
レースペースも悪く、ルノー、フォースインディア、ウィリアムズと行ったセカンドグループから、1秒弱遅れているのは痛い。
テスト結果から考えれば、ここまで悪くなるとは思えないので、やっぱりクルマとコースの相性が合わなかったためなのだろう。
メルボルンのレースに期待したいが、万が一そこでも駄目なら、今季は相当厳しくなってしまうかもしれない。

・ヴァージン
とりあえず、ロータスと同じくらいの速さはありそうだけど、致命的なまでに信頼性が無い。
ディ・グラッシが早々にハイドロ系と思われるトラブルでリタイヤし、グロックもレースを半分も消化しないうちにリタイヤ。
そして、やっぱりクルマの挙動が危なっかしい。
あれでは、ドライバーが攻めきれない。
もっとクルマのスタビリティを高めてあげないと。
前述のように、速さはロータスと同じくらいの速さはあるっぽいので、問題が解決できれば、面白い存在になりそうだ。

・HRT
開幕戦は、事実上のマシンテストの場であった。
チャンドックが、バンプに足を取られて、いきなりクラッシュしてしまったのは痛恨だったと思われる。
ブルーノのペースは悲惨を極めたが、テストと考えれば仕方ない。
何しろ、シャシーとエンジンのマッチングも出来上がっていない状態なのだから、むしろ、その状態で18周もよく走ったものである。
このチームの場合、本当にヨーロッパラウンドになるまでは、レースがテスト状態になりそうな予感がするので、競争力云々は、ヨーロッパラウンドに入るまで評価を控えたほうが良さそうだ。

心配されていた新チームのペースが、HRTを除き、あんまりレースに影響を及ぼすほど遅くは無かったのは良い意味での驚きだった。
ヨーロッパラウンドに入る頃には、おそらく誰も気に留めないレベルになるだろう。

今回のレースを見る限りでは、フェラーリとRBRがトップを走り、半歩遅れてマクラーレン。さらに半歩遅れてメルセデスが続く状態な様だが、果たしてメルボルンではどうなる事やら。
これからの展開に期待に胸を膨らませつつ終筆。
Posted at 2010/03/15 00:13:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | '10 F1感想録 | スポーツ
2010年03月13日 イイね!

開幕戦線異常は特に無し

今年も、ヴェッテルは速かった。

というわけで、バーレーンGP予選終了。
PPはヴェッテル、以下、マッサ、アロンソ、ハミルトン、ロズベルグ、ウェバー、シューマッハ、バトン、クビサ、スーティルがトップ10。
因みにヴェッテルは、開幕戦から一発アタックでPP獲得。
なにこのかっこよすぎるセバスチャン。
今年もRBRとヴェッテルは異次元の速さやでぇ。
昨日は、トラブルがでたりして、ちょっと心配だったけど、流石ニューウェイ先生謹製のRB6は格が違った。

決勝もこのまま優勝DA! と言いたいところなのだが、後ろに控えるフェラーリのロングランのペースがあまりにもチート過ぎる(ほぼ1秒速い)ので、ヴェッテルにとっては、ものすごく厳しいレースになりそう。
とりあえず、開幕戦はRBRとフェラーリの戦いになると思って良いのだろう。

昨日、調子のよかったメルセデスは、今日は半歩後退。
速い事は速いのだが、フェラーリとRBRの本気に僅かに及ばなかった。
その点では、マクラーレンも同様である。
たぶん、メルセデスもマクラーレンも、フェラーリとRBRに、ここまで差をつけられるとは思っていなかったのではないかな。

ドライバーのほうに目を移すと、シューマッハが、予選までの全セッションを通してニコに、0.3~0.5秒のギャップを付けられていたのがちょっとショック。
いくら3年ぶりの復帰とは言え、こんなに差がつくとは予想外だった。
やっぱり、衰えてしまったんかなあ…。
ちなみにディフェンディングチャンピオンの某氏も、チームメイトに0.5秒くらいのギャップを付けられていたけれど、こちらはある意味予想通りなので大丈夫!

4強以外に目を移すと、ルノーとフォースインディアが良さげな感じ。
特にフォースインディアは、リウッツィも12位に付けて来ているので、相当のポテンシャルを持っていそう。
ウィリアムズも悪くないけど、バーレーンに限っては、ルノーとフォースインディアに少し水をあけられたかも。

昨日、あんまり良くなかったザウバーは、やっぱり駄目だった。
残念ながら根本的にスピードが足りない。
現状では、STRとのポジション争いがやっとの状態っぽい。
自力でのポイント獲得は、かなり厳しいと言わざるを得ないのぅ。

新規参戦組のうち、ロータス、ヴァージンはそこそこのタイムを記録。
しかし、ヴァージンがいきなりタイヤを脱落させたのはいただけないし、洒落にならない。
低速セクションだったから良かったものの、高速セクションで外れたりしたらと思うと、ぞっとする。
ホイールくらい、ちゃんと嵌めてからクルマを送り出してください。本当にお願いします。
その点、ロータスは遅くても、ちゃんとレーシングチームらしい仕事してるから好感度が高いわ。

懸案のHRTについては、もう仕方ないよ。
てゆうか、チャンドックなんてFP3も走れなくて、予選が事実上のシェイクダウンだったし、なんと言うか、今回ばかりは勘弁してあげてよ。
ドライバーもチームも、ものすごく頑張ってはいるんだよ。
ただ、結果がどうしようもなく伴わないだけなんだよ。
ヨーロッパラウンドに入る頃になれば、きっと、だいぶマシになると思うんだ。

決勝については、ヴェッテルが逃げ切れるかどうかが全てだと思う。
ヴェッテルに逃げ切って欲しいのが本音だが、冒頭に記したように、フェラーリのロングランのペースは異常である。
抜かれたら、追いつくことは出来ないだろうなあ。

あとは、シューマッハが何処まで走れるのか注目しておきたい。
決勝でもニコの後塵を拝するようなら、本格的にやばいかもしらん。

ともあれ、ヴェッテルの必勝祈願にレッドブルでも買ってこようかしらね。
Posted at 2010/03/13 22:42:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | F1駄文 | スポーツ
2010年03月12日 イイね!

謹賀新シーズン

新シーズン、あけましておめでとうございました!

2010年のF1がやっと開幕したよ!
去年より2週間ばかり早い開幕だけど、今年はオフが長かったもんだから、時間経過が遅くて遅くて。
待ち望んだ開幕戦なのに、FP1は仕事中だったので、見事にお預け喰らったのが口惜しい。
でも、FP2はばっちりチェックできたのだぜ。

とりあえず、前評判でトップ4と言われていた、メルセデス、RBR、マクラーレン、フェラーリは順当に速そうな感じだ。
と言うか、メルセデスが予想以上に速い。
ニコがあっさり、55秒台に入ったののには驚いた。
そして、シューマッハがニコの後塵を拝したのにもびっくりした。
お陰で、FP3もしくは予選で、ガチモードのシューマッハが拝めそうである。

マクラーレンは、やっぱりと言うかハミルトン-バトンの順番で2位、4位。
去年と違って、スタートダッシュに成功したようだ。

RBRはヴェッテルが5番時計だったけど、ウェバーがパッとしなかったし、ヴェッテルはマイナートラブルだしたっぽいし、出だしに不安が残る。

フェラーリは、淡々とロングをこなしていた印象だが、やっぱり一発が無いような。

トップ4以外では、ルノーとウィリアムズがかなり速そう。
特に、ルノーはもっさりな見た目に反して、なかなかのスピードがあるようだ。
しかも、ペトロフがクビカよりもいいタイムを出せている点が面白い。
両者のタイム差が1.4秒近くもあるので、おそらくクビサは重タン。
軽い状態なら、もしかしたらトップ4の一角を崩せるかも。

フォースインディアもかなり良い状態のようだ。
見られなかったがFP1では、スーティルがトップタイムだったし、FP2でも、開始早々に好タイムをマーク。
その後の伸びしろがイマイチだったけれど、ポイントを狙えるくらいの競争力はありそうだ。

注目のザウバーは、思ったよりも芳しくない。
とりあえず、デ・ラ・ロサ、カムイの順で、10位、11位のタイムだったが、おそらく軽タン(しかもタイヤはオプション)でマークしたタイムっぽいのが心配。
実は、超積んでました!と言うオチなら良いのだが、わざわざセッション終了間際に燃料を積むだろうか。
大丈夫かなあ、心配だなあ。

STRは、残念ながら去年よりは少しマシ程度っぽい。
てゆうか、ブエミが全然走れてないんだけど、アルグエルスアリだけでデータ取れたんだろうか。
明日のFP3は忙しくなりそうだのぅ。

新規チームのヴァージン、ロータス、HRTについては、まず一言。
走行中にパーツを落とすのはやめてください、超やめてください。
や、ヴァージンは落としてなかったけど、あそこはFウィング脱落の前科があるので。
速さについては、最早どうしようもない。
てゆうか、速さ云々よりも挙動が危なっかしくて、良くない意味でドキドキしちゃう。
特にヴァージンは、修正舵いれないコーナーがないんじゃないかってくらい危なっかしかった。
ヴァージンに比べればロータスはマシかな。

そして事実上のシェイクダウンとなったHRT。
なんと申しましょうか、無事にレースを終えられるといいですネとしか言えないです、ハイ。
トップから11秒落ちと言うタイムは、F1初参戦チームのシェイクダウンにしては悪くないよね!
と、強引にフォローしてみる。
走れたのはブルーノだけで、チャンドックはコックピットに入ってすらいない点は、目を瞑ってさしあげろ!

…嗚呼、今更ながらSAFって凄いことをやってのけたんだなあ。
サトーさんは、遠くブラジル(IRL開幕戦の地)で何を思つているのだらふ。

今日見た限りではこんな感じだが、まだオフテストの延長っぽい雰囲気を感じ取れなくも無い。
きっと、各チーム、明日からがんばるモードだったに違いない。
特にRBRは、全然本気じゃなかったんだってば。
そうだと言ってよ、エイドリアン。
Posted at 2010/03/12 22:54:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | F1駄文 | スポーツ
2010年03月10日 イイね!

'10 シーズンプレビュ-と嘯く得体の知れない何か

漸く明後日に、2010年のF1開幕である。
テストが大幅に制限された所為で、昨シーズンが終わってからの時間経過の体感速度の遅さたるや、公式テストに初参加した時のヴァージンもかくやという有様であった。

なんだか、うまい事を言ったような気がしたけど、そんな事は無かった。

とりあえず、昨年同様にシーズンプレビューっぽい駄文を投下しておく。
今季は、勢力図が全く読めないので、昨年以上に超てきとうなことしか書けない。
うっかり読み進めると、これでもかと言うくらい時間が無駄になってしまうので、よい子もわるい子も黙って風呂入って寝たらいいよ。

・Vodafone McLaren Mercedes
昨年は盛大にやらかしまい、速さを取り戻すまで途方も無い苦労をすることになったマクラーレンだが、今季は、昨年の失敗を生かし、真っ当なクルマを作り上げてきたようだ。
テストでの様子を伺う限り、MP4-25は安定して速さを発揮しているように思える。
多くの人々が、トップ4の一角と予想しているし、実際、その予想通りになりそうな確率は非常に高いんじゃないかな。
そして、やはり多くの人々がハミルトン有利、バトン? てきとうにやれば?的な評価している点も見逃せない、と言うか、たぶん、こっちも評価通りの結果になりそうな気配が。
気になる点と言えば、リアウィング構造の件だが、これはFIAの調査日程がずれ込んだので、バーレーン現地で判定を下されるそうな。
マルチディフューザーと同じく、合法と判断されたら、各チームが真似してくるんだろうなあ。

・Mercedes GP Petronas Formula One Team
名前は変わったけれど、昨年のチャンピオンチーム。
もちろん、今年の4強の一角として推されている。
BGP001の完成度が凄まじかった為か、今季のクルマも相当の競争力を持つと予想されていたが、テストでは思いのほか目立った速さを発揮できていなかった感がある。
チーム関係者の発言も、なんだか控えめ(と言うか自信無さげ)だし、もしかしたら苦戦するかもなんて考えてしまいそうだが、騙されちゃいけねぇ。
なんせ、チーム代表はロス・ブラウンだし、ドライバーは、あのミハエル・シューマッハ(とニコ)だ。
今年は苦戦するかもなんて言っておきながら、18戦15勝した前科を持つ人たちだから油断してはいけない。
それに、開幕戦でアップデートを予定してるそうなので、ふたを開けたら去年の再現なんて事もあるかもしれない。
あっては欲しくないことだが。

・Red Bull Racing
今年こそ、ニューウェイ先生とヴェッテルがタイトルを掴む年だと固く信じています。
そう思えるのも、RB6の速さが素晴らしい速さを見せてくれたおかげ。
テスト開始当初は思ったほどペースが良くなくて心配だったけど、ただの取り越し苦労に終わって本当に良かった。
昨年と違ってタイヤにも優しいクルマっぽいし、ヴェッテルのクルマはLuscious Lizだし、完璧じゃないか、我がRBRは!
トラブルが多発している?
アーアーキコエナーイ。

・Scuderia Ferrari Marlboro
ある意味、マクラーレン以上に大コケをかました昨年から一転、今年のフェラーリはテストから絶好調である。
トラブルらしいトラブルもほとんど無く、圧倒的なテストマイレージを重ねたうえ、ロングランのペースが頭抜けて速いと言う隙の無さ。
その代わり、一発の速さがほんのちょっと不足してるような気がするけど、そこらへんは、マッサとアロンソにがんばってもらおう。
現時点での開幕戦優勝候補の筆頭と個人的には思っている。
ただし、RBR、マクラーレンとの差は、ほんの僅かなのも確か。
些細なミスで全てを棒に振る可能性もある。
てゆうか、昨年の体たらくを見る限り、限りなく高い確率で何かしらのミスをやらかしそうな気がする。

・AT&T Williams F1 Team
今年のウィリアムズは一味違うぜ!
と去年のプレビューもどきで書いて、見事に予想をはずした私。
実質、一人だけで戦う羽目になるとは思ってもみなかったんじゃよ…。
でもでも、今年こそは大丈夫なはず。
大ベテランのバリチェロの加入は(例の不満たらたらのチーム批判さえ無ければ)チームにとってプラスだし、ニコ2号こと、ヒュルケンベルクは昨年のGP2チャンピオンだし、昨年よりもドライバーに関する不安は減ったと思って良いだろう。
クルマの出来が、昨年の開幕時ほどのインパクトを持っていないのが気がかりだが、決して遅いクルマではないようだ。
コスワースの出来が少し心配だけど、4強を追いかけるくらいの速さはありそうな感じかしら。
どこかで、ポディウムに上がれたら万々歳ってところかな。

・Renault F1 team
なんだか、名前だけそのままで、実質はジェニイ・キャピタルが出資するロシアンチームになりそうな様相を呈してきたルノー。
ロシア繋がりで、ラダがスポンサーに付いたのが個人的に興味津々なのだけど、とりあえず、それは置いておく。
新車発表直後の、なんとも言えない残念な空気を吹き飛ばすかのように、テストが進むにつれて好調さを増してきたのは良い兆候である。
ウィリアムズいと同等かそれ以上のポテンシャルは秘めていそうだ。
開幕戦で新しいディフューザーを投入すると言う話もあるし、予想以上に良い結果を出してくれるかもしれない。
クビサだけが頼りかと思っていたら、ペトロフも存外に出来そうな子なので、去年よりは展望は明るそうだ。

・Force India Formula One team
今年のフォースインディアは、かなり良さそうだ。
昨年後半の勢いをそ持続させる事に成功したのだろう。
トップタイムこそマークできなかったが、テストではタイムシートの上位に居る事が多かった点は見逃せない。
一発がでる反面、ロングランでのペースに不安が残るが、今のチームのポジティブな様子を見ると、ぽんと入賞とかしちゃいそうな気がしてくる。
チームの雰囲気が良いときは、得てしてリザルトも好転する事が多いので、本当に良いセンまで行くんじゃないだろうか。

・Scuderia Toro Rosso
本家RBRほどじゃないにしても、結構な速さを見せていたSTR。
同じシャシーだったはずなのに、RBRとは比較するのも失礼なくらい残念だった去年よりも、はるかにマシなシーズンを送れそうである。
同じような速さを持っていそうなチームがひしめいている点が問題だが。
ブエミとアルグエルスアリと言う、若いコンビが何処までやれるのか見守るのもオツなものですよ。

・Lotus Racing
新規参入チームその1
参加登録が新チームの中で一番遅かったのに、ちゃんとテストにクルマを間に合わせてきた点だけでも賞賛に値する。
本当に間に合わせただけなので、テスト後のトゥルーリの表情がとんでも無い事になってたが。
今年は、「びっぐとらぼー」「おーけぃ、やぁーるのぅ」のやり取りがたくさん聞けそうで楽しみデス。
ま、当面はレース完走が目標だろうね。

・HRT F1 Team
新規参入チームその2
HRTのTはチームのTなんだって。
良かった、これで疑問が氷解したのだぜ。
でも、ヒスパニアレーシングチーム・F1チームって名称はどうかと思う。
ともあれ、このチーム、ほんの数日前にやっとこさ新車発表できたと言う状況なので、速さ云々を語れるレベルではない。
ブルーノもチャンドックも異口同音に、バーレーンはテストと言っている有様である。
恐らく、完走すら侭なるまい。
シャシーはダラーラ謹製なので、そこそこに速さはありそうだけど、速さを見せる前にチームが無くなるなんて事にならないよう祈るばかりだ。

・BMW Sauber F1 team
少なくとも日本においては、小林可夢偉の所属チームというだけで大注目されているザウバー。
個人的には、デ・ラ・ロサのことも、たまには思い出してくださいと声を大にして言いたい。
テスト開始当初は相当速そうな雰囲気を持っていたザウバーだが、テストが進むにつれて、中段に埋もれていく事が多くなったのが気がかりである。
比較的短いスティントを多くこなしていたようなので、ロングランでのペースもイマイチ掴みづらい。
箸にも棒にもかからないという事は無いだろうが、当初の予想よりは厳しい展開になるかもしれない。
堅実にポイントを重ねる事ができれば僥倖と言ったところかしら。

・Virgin Racing
新規参入チームその3
オールCFDデザインのクルマが最大の売りらしい。
走行中にFウィング脱落とか洒落にならないトラブル起こしちゃうクルマが最大の売りと言う時点で、このチームの結果が予測できてしまいそうだ。
新チーム全般に言えることだが、まず既存チームと同レベルにあると考えてはならない。
もちろん、いずれ既存チームと肩を並べる時が来ると思うが、現時点ではGP2よりちょっと上くらいの認識で居るべきだろう。
それを踏まえたうえでも、やっぱりヴァージン危なくね?と言うのが個人的な思いである。
強度不足でFウィング脱落とか、ホントに勘弁してほしい。
ラッツェンの二の舞なんて金輪際御免被る。
このチームが目標すべきは、入賞でも、完走でもなく、怪我人を出さずにシーズンを終えることだ。

特にオチも無く妄言おわり。
言うまでも無いけれど、今年もRBR推しでシーズンを見守っていくつもり。
今年は、何本レッドブルを消費できるかしら。
Posted at 2010/03/10 23:52:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1駄文 | スポーツ

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何シテル?   04/25 22:46
彩の国に生息している過走行ビート乗り。 メカ音痴。ドラテク無し。 どちらかが動かなくなるまで付き合っていく所存。
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