2006年12月22日
・・・(3)からの続き。
EOSシリーズににマントアダプタとやらを装着するとCarl Zeissレンズが使えそうなのだが、個体差等によるマウントアダプタとの相性があるようなので、自己責任という言葉が重く圧し掛かってくる。
しかし、決めなければ何も変わらないし、何も判らないままなので、あとは自分がどう決めるかだけだ。
どう決めるといってもカメラ本体がないことにはどうすることもできないので、EOSを買う方向にし、機種を選ぶことに。
まず新品でいくか、中古でいくかだ。 自己責任ということで安全策をとるなら、中古の安い機種を選び、それで試してから・・・というのがセオリー?だろう。
中古となれば、中古カメラ屋のサイトやヤフオクでどんな機種があり、どのくらいの相場なのかを見るのが早いし、すぐにでも買えそうなのがいくつもあった。
しかし・・・自分の中ではプラスチッキーなボディはNGなのでメタルボディの機種を選びたい。
EOSデジイチのメタルボディというと・・・10D、20D、30D、5D、1D MarkⅡN、1Ds MarkⅡの6機種だが、1Dシリーズはプロユース機種なので自分が使うには不相応。
なので1Dシリーズを除いた4機種が候補になる。
よ~し、中古なら10Dか20Dでもいいか・・・なんて思い、スペックを調べるとイメージセンサー(CCDとかCMOSとかの撮像素子)の大きさがAPSとほぼ変わらない大きさ。
あれ!?、10D、20D、30Dで使ってるAPSサイズのイメージセンサーで35mmフィルムサイズのレンズを使うと、レンズの周辺画角がケラれちゃうんじゃないの?
それに35mmフィルムの面積に比べるとAPSは35mmフィルムの40%くらいの大きさしかないから、APSサイズに合わせた専用レンズを使わないとレンズの性能を活かせないのでは。。。(このPDFの8ページの下のところ「デジタル一眼とフィルム」と書かれ図解で分かりやすく載ってます。 イメージセンサーの大きさ比較はこちら。)
つまり、50mmのレンズを使っても撮影できる画像は50mmレンズの画角ではなく、肯定的な言い方をするとやや望遠になったレンズの中央に近いところが拡大された画像になるということ。(否定的に言うとレンズの性能の4割程度しか使わない画像になってしまい、周辺部の残り6割の画像は捨ててることになる。)
デジカメ専用のレンズって各社から発売されてるけど、35mm判よりも焦点距離(●●mm)の表示が小さくなってる割には35mm判換算で●'●'mmと表記されてるのは、実はこのイメージセンサーの大きさに起因するもの。
それに50mmのレンズをAPS判で使うと80mm相当(1.6倍換算)のレンズになり標準的な85mmレンズに近くなるのだが、50mmのボケ味と85mmのボケ味は違うし、それを50mmレンズで換算して80mm相当のボケ味にしてもどこか違和感があると思う。
画像のような25mmの広角レンズを装着しても、実際に写る画像は40mm(1.6倍換算)レンズと同じ画角なので、広角レンズではなくなってしまうのだ。
元々が自分の所有するCarl Zeissレンズを活かしたい・・・というところからカメラ探しをし始め、マウントアダプタまで辿り着き、あとちょっとのところでイメージセンサーの大きさでレンズを活かせないのは自分の中ではNGなので、APSサイズのイメージセンサー搭載機は却下となった。それに例えば同じ画素数のカメラならイメージセンサーが大きい方がより画質がいいし。こちらとこちら参照。)
・・・となると35mmフルサイズ判イメージセンサーを搭載している機種・・・5D。
もしくは思い切って1Ds MarkⅡか。
(ちなみにNikonのデジイチは最上位機種を含め全てAPSサイズ)
この選択肢しかなくなってしまうのだ。
5Dだとスペック的には何の不自由もなく、将来性を考えてもそれなりに大丈夫だろう。この後継モデルが出てくるにしろ、画素数や連写枚数が増えたり、ISO感度をさらに上げたり、画像処理エンジンが新しくなったりするだろうが、イメージセンサーはこれ以上大きくなることが考えられないので、ホントの意味での35mmフィルム一眼レフカメラからデジタル一眼に移行できる機種となる。
しかし5Dの値段は・・・ボディだけで30万円以上!(新品実売価格) 中古で買っても28万前後なので、5Dを買うなら新品買った方が本体の保証が付くから新品の方がリスクは多少減るかな。
しかし・・・リスクを負うには、かなり高い買い物になりそう。。。
さて、どうする?・・・どうすんの?オレ。。。by LIFE CARD
いよいよ次回でCARDを切る!
(5)に続く。。。
Posted at 2006/12/22 00:18:47 | |
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カメラ | 趣味
2006年12月21日
・・・(2)からの続き。
EOSを選ぶ前に、マウントアダプタの注意事項に場合によってはカメラボディのミラーボックス側面に擦り跡が付く。・・・とか、確認済使用可能レンズとの組み合わせに該当していても、レンズ・本体個体差により、装着・使用出来ない場合がある。なんて書かれているので、ホントにこの製品で大丈夫なのか?
もしダメだったら・・・Carl Zeissレンズを使うことを諦めざるを得ないどころか、デジイチ選びもゼロからやり直さねばならない状況になるかも・・・という不安がぐるぐると頭の中を回り始めていた。
調べようと思っても、web上にはEOSボディにCarl Zeissレンズを装着した状態の画像や実際に撮影されたサンプル画像はいくつかあるのだが、装着するときに何をした。とかのレビューや実施レポート等は全くない。
よし!こうなったらメーカに直接聞いてみるしかない!と思い、マウントアダプタのメーカに具体的に尋ねてみると、HPに書かれているカメラボディとレンズの個体差は少なからずあるようで、自分の持ってるレンズがそれに該当するのかどうかは、やってみないと分からないとのこと。
ただ、個体差があってもレンズの絞りピンレバー(マウント部にある絞りを調整するための金属レバー)を若干削るとかすれば装着できることもあるとのこと。
はぁ? レンズマウント部の金属レバーを削る?
そんなことしてレンズは大丈夫なのか?
メーカ側からは、今までやったことがあります。 もちろん削ってもCONTAXのアナログカメラでも使用することもできます。 お客様の機材(カメラボディとレンズ)をサービスセンターに持ち込んでもらえればデモを見せるとの回答があったが、機材を持ち込む・・・ってカメラも?
・・・ってことはカメラを買わなきゃダメじゃん!
買って・・・持ち込んで・・・デモしてもらって・・・もしそれでダメだったら金をドブに捨てる状況に近くなる。。。
いや捨てるとまではいかないものの、そのカメラに合わせた純正レンズ、もしくはレンズ専用メーカのレンズを買わなければならないので、さらに出費が増える。。。
そうなると目も当てられなくなるか。。。
さらにリスクが高くなっていく。。。 はぁ。。。 難題山積。。。
(4)へ続く。。。
Posted at 2006/12/21 15:49:56 | |
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カメラ | 趣味
2006年12月21日
・・・(1)からの続き。
持ってる資産を今のデジカメに・・・というのがCONTAXのデジイチに利用できないことが分かり、レンズごと新調をせねばならないか。。。と考えてたときに、ポータルサイトでいろんなキーワードを入れて波乗りしていると、EOSシリーズにマントアダプタとやらを装着するとCarl Zeissレンズが使える。みたいなのを見つけ、そこからさらに深く調べてみた。
まず、マウントアダプタとは何なのか、そしてレンズは何が使え、ボディはどれなのか、またレンズやカメラ本体の改造が必要なのか・・・とか。
調べたら、マウントアダプタっていうのはこういう製品だった。(他メーカの製品もある。)
HP上には、たしかにヤシカ/CONTAXマウントのCarl ZeissレンズがEOSのボディに装着可能と書いてある。
ただし、EOS(=CANON)の特徴でもある素早いオートフォーカスが使えずに、マニュアルフォーカスのカメラとして使わざるを得ない仕様に。 まぁ、これはCarl Zeissを使うので仕方ないけど、自分がしようとしてることは時代を逆行して、どんどんとアナログ化する方向になりつつあるのがホントにいいのかどうか。。。 でもこのコメントの返信でも書いたし、とりあえず?は勉強だと思うしかないか。。。
またさらに、場合によってはボディのミラーボックス側面に擦り跡が付く。・・・とか、確認済使用可能レンズとの組み合わせに該当していても、レンズ・本体個体差により、装着・使用出来ない場合がある。とかあり、マウントアダプタメーカは自分のところでテストはしたけど、レンズやカメラの個体差でNGのときもあったり、それによって破損したりしても責任負わないよ~。とのことらしい。
まぁ、車と同じでメーカ純正品の装着はメーカが責任負うけど、他社のパーツを装着したり改造したりして、それによって車本体、もしくはパーツに異常が起きてもそれは車メーカ/パーツメーカとも責任負わないよ~。と言ってるのと同じなので仕方ないだろう。
このマウントアダプタ・・・車で例えるならPCD114.3のホイルが履ける標準的な車(EOSボディ)に、PCD120のBMWのホイル(Carl Zeissレンズ)を履かせたいのでPCDチェンジャー(マウントアダプタ)を使用するような感じだろうか。
つまり、アダプタメーカから見ると、他社品どうしを繋げるパーツは供給するけど、あくまでもユーザの責任に於いてやってね~。ってことだ。
う~ん・・・一筋縄ではいかないと思ってたけどCarl Zeissレンズを今のデジカメで使うとなるとリスクがあるなぁ。。。
さらに続く。。。(次回はいよいよEOSを選ぶ?) (3)へ。
Posted at 2006/12/21 00:10:36 | |
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カメラ | 趣味
2006年12月20日
EOS 5Dになるまでのいきさつなどを。
まず、デジイチを新調するにあたり、自分にホントに必要な項目は何か?ということを見直した。
ブランド?性能?レンズ? また今持ってる資産(レンズだけでも50万円分)をどうするのか。など。。。
まず、持ってるレンズの中でCarl ZeissのPlaner 50mm F1.4 T*は標準レンズの帝王と呼ばれるほど、ホントに素晴らしいレンズ。 このレンズの描写性を他のレンズで代用できるか・・・と考えるとそれはとても困難になるので、できればこのレンズを使いたい。と思うようになった。
・・・となると他のCarl Zeissレンズもなんとかして活かしたい!と考え、それを実現できるカメラ選びからスタートさせた。 これが実現できるとデジタルとアナログでレンズを共用できるので、主要レンズを買わなくても済むことになる。これは大きい!
そこでまず考えたのがCarl Zeissレンズを標準レンズにしているCONTAX(京セラ)。 CONTAXはコンデジでもアナログカメラでも使っているのでとても好きなメーカだ。
そのCONTAXが唯一発売したデジタル一眼レフがN DIGITAL。 CONTAX初のデジイチなのだが、それまでのデジイチをはるかに凌ぐ35mmフルサイズ画像センターでいながら、これまでのアナログ機の使用感をそのままデジタルに活かしてきたこともあり、発表されたときは「いつかはこれ買うぞ~っ!」と思っていた。
しかし、このN DIGITALを含め、CONTAXのNシリーズのカメラ(N1,NX,N DIGITAL)は、Nシステムのレンズしか使えない = これまでのCONTAX(=Carl Zeiss)ユーザを排したようなシステムが不評であまり売れなかったようだ。(このNシステムの販売不振が京セラがカメラ事業から撤退するきっかけになったとも噂されている。)
せっかくのCONTAXのデジイチなのに、このN DIGITALにするとCarl Zeissレンズでも全てを買い直さなければならないのはイタイ。でもいまだにヤフオクとかでは高値で取引されているので、レンズを含めCONTAX + Carl Zeissを使ってみたいという人にはオススメできるシステムである。
ただオススメできてもそれを自分に置き換えると、ヤシカ/CONTAXマウントのCarl Zeissレンズには使えないのでNG。
・・・となると、やっぱレンズごと新調しないとダメなのかなぁ。。。と。(>_<)
(2)へ続く。。。
Posted at 2006/12/20 01:58:23 | |
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カメラ | 趣味
2006年12月19日
新調したEOS 5D。
自分はこのレンズたちをメインに使う予定。。。
①
②
③
④
⑤
Posted at 2006/12/19 13:51:12 | |
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カメラ | 趣味