2007年07月08日
3.6Lに排気量UPしたTouareg V6に試乗してきた。
マイナー前が3.2Lエンジンだったので10%以上の排気量UPをしてることになる。 そして新しい3.6Lエンジンは基本的なコンポーネントはパサートR36(噂されているGolf R36もおそらく同じエンジンだろう・・・)と共通しているだけでなく、Audi Q7のV6、PORSCHE カイエンのV6ともコンポーネントを共有しているので、同じ心臓(エンジン)を載せたフルサイズSUVでもある。
しかし、パサートR36(Golf R36)等とは車の性格が全く異なるだけに、同じエンジンを載せてるとはいえ、2.2tを超える車なのでキビキビした走りは求めなくなり、如何に安定してスムーズで気持ちよく、そして快適に乗れるかのという見方が主になる。
それもあり、マイナー前の3.2Lに試乗したときにも必要にして十分のパワーとトルクと感じていたので、今回の3.6Lも十分すぎると感じた。
また、ギアもDSGを採用せず、6速のトルコンなのも車の性格から納得できる。
Audi Q7 V6(698万円)、PORSCHE カイエンV6(692万円)とエンジンを共通し、装備も大きな差がないにも関わらず、車両価格が549万円というのは個人的にはバーゲンプライスだと思っている。(3.2Lのときは500万円以下)(エンジンは全く別モノだけどBMW X5は753万円)
値段が安いからといって、装備がプアなことは全くなく、オプションで選べるのはサンルーフ、レザーシート、エアサスくらい。他は全て標準装備されている。
もし、ウチがなんらかの形で1台にしなればならないときが来るなら、候補に挙げる1台になるかもしれない。 ただ、車の大きさは消耗品やメンテナンスの費用にも表れることが多く、また燃費も排気量や車重と比例してくるので、長く乗ったときにはどれだけ費用がかかるのか見えない部分がある。 むしろその辺りは期待してはいけないのかもしれない。

リアビュー。今回からボディカラーに白が加わった。

まだ100kmしか走ってない新車降ろしの試乗車だった。
Posted at 2007/07/08 17:53:36 | |
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試乗記 | クルマ