2008年10月29日
おかめインコのルークですが、週末の日中とかはウチの中で放し飼いにして部屋内を自由に飛び回ったり肩や頭の上に停まったりで、平日のストレスを発散(?)させてます。
最近は慣れてきてるせいか、子供を含め家族がその部屋から出ると、不安なのか寂しそうに鳴くことが多い状態でした。
先週の土曜も同様にしてて、部屋を閉めて外で鳥かごの掃除をしてるとき・・・
ほんの拍子に部屋の扉が開いたと思ったら・・・
そのときに限って運が悪く(自分がちゃんとしてなかったのが悪いんだけど。。。)、玄関の扉も開けっ放しだったこともあり・・・
ルークは外へ出て翼を広げ、大空へ羽ばたいて。。。
天高く飛んでいってしまいました。
子供たちは半べそ状態で「ルークが。。。」「ルークが。。。」と繰り返し。。。
私は飛んでいった方向を追いかけ、近くの公園の木の上で辺りまでは姿が見えていたものの、結果的に見失うことに。
子供たちは泣き出し、自分も泣きたい気分。
でも、まだ近くにいるんじゃないかと、懸命に探しました。
・・・とはいえ、大空を自由に飛び回るのは鳥本来の姿。
でも、飼ってる鳥だけに、外界で自分でエサを探すことなんておそらくできないので、一日もてばいい方なんじゃないかという思いも横切り・・・。
それ以上に、公園の裏はそれなりの速度で流れている片側2車線の交通量が多い国道。 もしその国道に落ちたなら。。。
と思い、国道を見ましたがその姿はありません。
見失ってからも、子供たちと一緒に「ルーク。」「ルーク。」と何回も繰り返し呼んでも。。。
でも、こういうときって空耳なのか、ルークが元気で鳴いているときの声が聞こえるような気がします。
国道を勢いよく通る車の騒音の中でも、空耳というのは何故かその音だけが際立ってピックアップされるのでしょうか。
なんども「ルーク。」「ルーク。」と大きな声で呼んでみても、今になって思うと、もっと一緒に遊んであげればよかった。。。と後悔の思いばかりが。。。
・・・ピョっ!
どこからか分からないけど、空耳ではなく確かにルークの鳴き声がします。
半ば諦めかけてたところでしたが、また懸命に名を呼び続けました。
・・・ピョっ!
きっと木の上だ・・・と思い、上を探すけど姿が見えません。
名前を呼びながら隣の木も、またその隣の木も、そしてまたその隣の木も目を凝らすように探しますが、見えません。
・・・ピョっ!
上を見ながら歩いていると長男が「あっ! いた!」と。
上ではなく、落ち葉が重なる地面で固まったように座って?います。
そっと両手を添えるように捕まえてあげると、嬉しそうに「ピョっ!」「ピョっ!」と鳴きます。
高いところから落ちたのでしょうか? それともウチの中では飛べるものの、初めて見る外界が広すぎて疲れて飛べなくなってしまったのでしょうか? 原因は分かりませんが、手を添えるのを待ってたかのような感じです。
ウチに連れて帰りカゴの中に入れると、しばらくは怯えて?震えてるような感じでしたが、時間が経つに連れていつもと同じようになってきます。
1時間後くらいには、またウチの中を元気に飛び回り。。。肩や頭の上に乗っては「ホーホケキョ!」と。
不幸中の幸いなのか、また、ルークが飼い主が来るのを待っていたのかどうか分かりませんが、戻ってきてくれてホントに安心しました。
でも飼ってる鳥って、飼い主が分かるのでしょうか? 兎に角、自分としても九死に一生を得た気分でした。
【関連過去ログ】
■ 「ホーホケキョ」と鳴くインコ
Posted at 2008/10/29 15:58:09 | |
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ウチのこと | 日記