鉄道と絡めて紫陽花を撮りたいと思います。
いつもながらに単純な発想です。 また、できることならピーカンの晴れではなく、明るい曇り、もしくは薄曇で影が強く出ないほどにほのかに陽が指す程度。 もっと欲を言えば雲越しに夕陽が差して周りの景色を薄っすらと黄金色に染めてくれると最高のシチュエーションになるのではないかと勝手に思ってます。 ← 天候がそんな都合よくなるはずがない。
撮影地は定番ならば
箱根登山鉄道、
江ノ電辺りでしょう。
でも定番外しではないのですが、御殿場線(あさぎり号)と紫陽花を絡めておきたいです。
御殿場線と紫陽花? そんな場所があるの? と思う方もいるでしょう。
はい。 数は少ないけど山北にあります。
山北は桜の名所ですが、沿線に紫陽花も咲くところです。
ほぼ満開、もしくは満開を過ぎる頃に天候も・・・その日をがいつになるのか天気予報とにらめっこしながら仕事を調整(前倒し)して行ってきました。
まずは朝一のあさぎり。 薄曇どころか濃い霧がかかり有視界数百mくらい。 この霧を利用して寄せて撮らずちょっと幻想的なシーンに。(朝霧の中を駆け抜けるあさぎり号になった。)
【以下、画像をクリックするとちょっとだけ大きくなります】
上を撮った15分後に。
こういう天候はコントラストがハッキリしないので撮り鉄さんの多くは敬遠しがちですが、今日の自分にとってはとても恵みのシーンです。 特に371系の方は上下にうねり小高い丘を越えてくるような感じになった(それを狙った)ので◎。(ふだんは
背景に山があってこんな感じ。
正面近くから撮るとこんな感じ。)
そして山北へ。
まずは紫陽花にフォーカスを合わせて普通列車。
薄ピンクの紫陽花とあさぎり号。
371系あさぎり号。 僅かにシャッタータイミングが遅れてフレームいっぱいいっぱいになってしまった。(→の向きで進んでる)
今度は列車にフォーカスを合わせて。
あさぎり号。 こんどは僅かにタイミングが早い。(→の向きで進んでる)

オマケに線路の部分だけ強い陽が射してハレーション気味。 orz
最近は先頭が尖ってる列車を撮ってない(
レトロ横濱号とか
箱型列車しか撮ってなかった)からシャッターを切るタイミングの感覚がつかめてないのか。。。
撮った画面を見て・・・手前の紫陽花の花々の角度とあさぎり号の車両のラインがほぼ同じ。。。
望遠にしてみると・・・

この隙間に絶妙にあさぎり号が収まってくれると、いい絵になるんじゃない?
でも次のあさぎり号まで1時間。 そしてその間に来る普通列車は2本。 練習するにも時間も数もなさすぎる。 う~ん・・・もし失敗したら、紫陽花と二度と一緒に撮れないかもしれないあさぎり号。(
このブログの余談を参照してください。) 無難に標準レンズで撮るか、それとも冒険して望遠で抜くか。。。
とりあえず望遠で2本練習してみてそれで判断しよう。
1本目。(←の向きで進んでる)

30~50cm程度遅かった。
2本目。(→の向きで進んでる)

また数十cm遅い。 orz しかも、両方ともシャッター速度が遅すぎ。
1本目と2本目の中間くらいに収まってくれて、動感があっても1cm程度くらいの動きになるシャッター速度まで上げたい。 でもISO感度を自分の上限値より上げたくない。
さぁ、標準レンズに戻すか。 このまま望遠でいくか。
ヨシ! 失敗したらしたで自分の心に思い出として焼き付けよう! ←なんちゅ~言い訳だ。
あさぎり号が来る直前、薄曇越しに夕陽が射して薄っすらと黄金色の景色になり・・・そのときがやってきた。
それで撮ったのがこれ。(←の向きで進んでる)
今週末はレトロ横濱号(横須賀行き)に乗車してきます。
Posted at 2009/06/26 22:29:49 | |
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鉄分補給? | 日記