初点検です。(正確には初点検、のはずでした。)
ラジエータが届いた記事のコメントで
えびまる☆さんに専門店での点検を強く勧められ、時間を作り
専門店にマリナーを連れて行きました。
場所は習志野市の「Empire Factory」さん。(掲載許可は頂いております。)
えびまる☆さんから紹介されたお店です。
当日は朝早くから開店めがけて自宅出発。君津IC~武石IC間を走ります。
何気に高速は教習以来、マリナーでは初走行。5速が唸ります。
店に到着すると並んでいる車の面々が凄い…。
ビートル、ポルシェ911、シボレー・カマロ、アルピーヌ・A310… 国産車ではセリカ、ランエボ、シルエイティ等。途中FD3S等もお目見えに。外車を扱っているとは聞いてましたが、いやぁ凄い店です。
あ、ロードスターも自分の他にNA,NBがいましたよ。
電話で話はしていたので早速点検開始。
店長の試乗の後、普段見れない下回りを中心に、というメニューで。
まず真っ先に疑われたのはブレーキ関連。今週あたりからぬるりとした踏みごたえになってきて、自分自身不安が増していた部分。
店長も試乗の後、やはり「ブレーキが怪しい。」
ボンネットを開けてまず発覚したのがブレーキマスターシリンダーから油漏れ。
漏れた油がブレーキドラム(倍力装置)に入り、効きが甘くなっていた模様。
そしてパッドがガチガチのレース仕様(projectμ製)で全く自分の用途にあってない。
漏れてるマスターシリンダーがprojectμパッドをローターに押し付ける結果となり…。
ローターをおもいっきりナデナデしていた。ローター表面とパッド表面はテカテカ。鏡面仕上げか何か?食ってる感じがまるで無い。
ブレーキパッド交換(純正化)・ブレーキマスターシリンダーOH、ブレーキドラムOH、ローター再研磨がこの時点で決定。既に入院は決まったようなもの。
さらに見ていくと…。
クラッチレリーズシリンダーから油漏れ。たまに右フロントから見てたが、そこからじゃ見えない角度に滲みが…。
前回のジャッキアップで入念に見ておくべきだった。
ごくたまに2速が弾かれてスッと入らないことが有りましたが、今思えば完全にレリーズシリンダーの不良です。
それからロアアームボールジョイントダストブーツが左右とも切れてたので交換。中のグリスは綺麗なままだったので、とりあえずブーツだけ。
ここまで書くと悪いとこばっかりで嫌になりそうですが、良い点もありました。
エンジン関連は非常に調子がよく、お褒めの言葉を頂きました。また、積算距離計が表す数字もブッシュ、マウントの状態からおそらく実走行だろうと推定していただきました。
タペットカバーからオイルにじみが出てましたが、プラグコード先端部分にはオイル付着がなかったので漏れはごく初期と判定。漏れ量大orプラグコードオイル付着が発生したら、その時タイベル交換もやりましょうということになりました。
距離が行くのが先か、漏れが先か。どっちが来るかわかりませんが経過観察になりました。
とりあえず点検結果はこんな感じ。ブレーキ関連は緊急性が高かったので、整備内容を双方で確認し入院させることになりました。
ぬるりブレーキ発生から出来る限りの最短で専門店に持ってこれたのが唯一の救い。
正直今週じゃなかったらと思うとぞっとします。
ロードスターの点検、整備内容確認が終わった後は、しばらく店に入り浸り…。
NBの整備を見つめたり、ポルシェの整備に息を呑んだり…。
入り浸っていたら、店長の粋な計らいでシボレー・カマロの整備後の慣らし走行に乗せてもらえることに。
店先を出て、オーナー様がグッとアクセル踏んだ瞬間…!
体がシートに押し付けられ、ものすごいトルクを感じました。俺は今車に乗っているのかロケットに乗っているのか…。これがアメ車ってやつなのか…。
Oh my god以外の単語が思いつきません。というか、オーナー様もびっくりなアクセルレスポンスだったようで、店に戻って降りた後、カマロを見つめながら二人で無言になりました。自分もオーナー様も、完全に言葉を失う。
夕暮れまで入り浸り、代車(直線番長ことワゴンR)を出して頂いてその日は帰宅しました。
ATだけど過給器の音おもしれえ!
受け取りは来週です。蘇ってくれマリナー…。
Posted at 2014/03/23 00:41:40 | |
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