新型インプレッサ試乗　ゴルフを越えたのか

　安全装備てんこ盛りの新型インプレッサスポーツ2.0Sを試乗しました。
　でも試乗車が洗車していなく，汚かったのにはびっくり・・・。
　走り出してすぐに気がついたのは，がさつなエンジン音がうるさいこと。とにかく軽自動車に乗っているようなエンジン音です。2.0Sは遮音ガラスを使用しているはずですが，全然静かではありません。
　シートも，サポートがゆるくなって，前のインプレッサのシートの方がいい感じ。あとなぜか腰高感がありました。
　視界はとても良いです。
　前モデルでは，突き上げのあったサスも，非常に優秀になっています。
　ハンドルは重いです。結構クイックになっています。
　内装は，ぱっと見では良いのですが，質感はあまり良くないです。とくに操作スイッチなどの出来がよくなく，おもちゃをいじっているような感覚でした。
　エンジンは，相変わらずで，中速よりも上が伸びません。Sモードにもしてみましたが，それほどの変化はなし。ターボでもないので，トルク感にも乏しいです。
　全体的に軽い感じがします。
　試乗を終えて，ゴルフHLに戻ったときに，ゴルフの素晴らしさを実感することになりました。女房までもが，「すべての点でゴルフの方がいいよね」と言う始末。とにかくインプレッサのがさつなエンジン音がやかましくてたまりません。アイドリングストップからの復帰もゴルフの圧勝です。
　アイサイト３は，たしかに２よりは良くなっています。でもまだゴルフのACCのほうが人間の感覚に近いなぁ・・・。
　あと，インプレッサは，ナビの上にも情報ウィンドウがあるのですが，これがたまりません。運転中はこれも見ないとならないのです。正面のMFIに表示して欲しいなぁ・
　あとレーンキープの機能ですが，何度か高速でわざと白線を踏んだのですが，まったく警告されませんでした。ゴルフならとっくに怒られていますが・・・。


　まだまだゴルフの域には達していないのね・・・。
　スバルファンのみなさま，ごめんなさい。てせもゴルフの干渉です。
　あ，ひとつだけ負けているところがありました。価格がゴルフの方が高いです。

　ゴルフが圧勝だったことに，ものすごい衝撃を受けました。
　もう国産車には戻れないのかも・・・。

　セールス担当に「スバルはすべて受注生産ですので，納期は長いです」と言われたのにも，ガッカリ・・。性格的に，待てないのです。いつも在庫車を買っていたからなぁ・・・。