軽自動車も250万円

　新しいDAYZとekシリーズの軽自動車には，なんとACCやオートホールド、レーンキープアシストなどをつけることができます。もちろん軽自動車初です。しかし，それらを組み込むと，総支払額は，最上位グレードで総支払額250万円近くになります。軽自動車が250万円です。
　POLO　HLよりも装備で優れているのは，IRカットガラス，シートヒーター，レーンキープアシスト，アラウンドビューモニター・・・。
　POLO HLが装備で勝っているのは，コーナーリングライト，ヒルホルダー，レインセンサー，自動駐車，アクティブインフォディスプレイでしょうか。
　これでPOLO HLのお値段は330万円ほど。なんか軽自動車に負けている気がしますね。
　しかし，一番の問題は，軽自動車の視界の悪さです。小さい故に，フロントウィンドウからの視野だけでは運転できないのです。交差点では，運転席・助手席ウィンドウを通しての視界も絶対に必要です。しかし，ワイパーが効くのは，フロントウィンドウのみ。夜間では，ヘッドライトが照らすのもフロントウィンドウの中だけです。
　だから軽自動車に乗っていた頃は，頭や身体を左右に動かすことで視界を確保していました。そうなると，身体が安定しませんね。
　クルマを運転するなら，5ナンバー以上の大きさが必要なのではないでしょうか。もちろん，5ナンバーでも，ウィンドウが直立気味のクルマは視界が厳しいです。現行スイフトでは，コーナーの先が，Aピラーによく邪魔されます。試乗したときは，「見えない!　見えないぞー!」と叫んでいました。峠向きではないです。
　POLOも現行ので3ナンバーになりましたが，やはりクルマには，ある程度の大きさが必要のようです。
　250万円の軽自動車の出来はどうなのでしょうか。
　今度，試乗してきます。