ディーラーのサービスアドバイザー

　VWには，国産ディーラーと違って「サービスアドバイザー」という職種の人がいる。VWによると「担当の医師のような存在」だ。
　いつも行くディーラーには，このサービスアドバイザーが二人いる。そのうちひとりは，つい先日，札幌へ異動になり，今まで工場でサービスの仕事をしていた人が，新たにサービスアドバイザーとなった。
　サービスアドバイザーは，いつも声をかけてくれる。
　「お車の調子はいかがですか」
は当然として，いろいろおしゃべりにも付き合ってくれるので，プライベートな話題も出る。
　「入院されたそうですが，お体の調子はいかがですか」
　去年の地震によるブラックアウトで，一番最初にお見舞いと様子伺いの電話をくれたのも，この方だ。

　このディーラーで長年サービスアドバイザーをやってこられて，いまや「店長代理」の肩書きをもつ素晴らしい方がいる。みん友のyahさんもお世話になったと聞いている。
　この方は，今年度限りで異動が濃厚なのが，とても残念。
　でも新しいサービスアドバイザーは，ちゃんとベテランのマネをしてくれているのがうれしい。

　この方は，とにかく大忙し。なんでもやるのに加えて，お客さんと話す時間が多いので，昼食を取る暇もないほど。机の上には，山のように書類が積んである。だから，なかなかおしゃべりする時間もない。

　「遠くから来て頂いているお客様もいらっしゃいます。そんなお客様に，〈タイヤ交換終わりました〉で終われないですから・・・」
ボク「そんなこと考えているディーラーのひとは，あなただけだと思います。素晴らしいです」

　今年は，スタッドレスも彼から購入した。