A35:冬道は疲れる

　A35で，積雪アイスバーン状態の街中を走ってきました。

　タイヤはVRX3。

　気温が低いため，雪が解けずに道路はでこぼこ。

　シャコタンのA35では，穴や道路によく残されている氷の塊を避けるのに，異常に気を遣います。

　ただでさえ乗り心地は硬いのに，でこぼこ路面では，なにかの拷問のようです。車内ではいろんなものが飛び跳ねて，ものすごい音を出しております。

　そして，交差点付近では，よく滑るのにもビックリ。止まらない・・・。

　コーナーでは，常に弱いドリフト状態です。でも全くESCが介入しないのはなぜなんだろう???　

　凍結路用のスリッパリーモードで走っているのですが，A35は低速トルクがありすぎです。非常に乗りにくい。

　ACCでも大トルクで加速しますので，今度は減速が間に合いません。

　RやGTIは，凍結路でもふつうにACC使えましたが，こいつは無理だなぁ。

　ACCの制御特性を変更できないためでしょう。VWでは「ACCエコ」のモードが大変乗りやすいです。

　A35は四駆ですから，発進時には何の不安もありません。凍結した坂道の発進でも，実にらくちんです。ヒルホールドがついているらしく，ブレーキを離しても車が後退したりはしません。

　でもそれ以外は，全く冬道向きじゃ無いなぁ。

　きっと低速トルクがあまり出ない45Sの方が冬道は走りやすいと思います。

　A35は，ホント，じゃじゃ馬・・。

　「ど」がつくほど安定していたRが懐かしい・・・。