新型GLCでうらやましい装備

　SUVは，どうしてもロールが出るので好きではない。気持ち悪くなってしまうのだ。だから新型GLCにも関心が無かったが，送られてきたパンフレットを読んでみると・・・・

・エアサス

　以前のCクラスにはついていたエアサスが，現行Cクラスではなくなってしまった。それが新型GLCではついているのである。
　ポルシェ718のエアサスは最高の出来だった。なんといってもはねないし，乗り心地が良いのである。もちろん，それでいてちゃんと踏ん張る。理想のサスなのである。
　また，新型GLCもエアサスなので車高を15ミリ変えられる。元々が180ミリだから，下げれば165ミリ。うん，ロールを減らすのに良さそうだ。上げれば195ミリで，悪路もへっちゃらだなぁ。もっともポルシェのSUVなら，地上高を400ミリも変えられるけどさ。


・「透明ボンネット」

　写真のように，ボンネットを「透明」にして地面を写す機能がある。タイヤの予想軌跡も表示される。穴だらけの道を走るのに便利な機能だ。小動物や花などを踏まずに済むかも・・。

・後輪操舵

　小回りはなんと最小回転半径5.1メートル。もっとも後輪操舵がつかなくてもあの巨体で5.5メートルだからさすが元々FR。最小回転半径5.7メートルのGTI TCRに乗っていた頃は，道路をUターンするのにとても苦労した・・・。FFは前タイヤが回らないからなぁ。

　もっとも，相変わらず後輪操舵をつけるにはAMGラインにしなければならない。つまりサス設定が固くなるのである。

　ボクは2台のAMG(A35, GLA45S)に乗って，もうAMGはこりごりである。とにかく乗り心地が悪い。ゴルフ8Rのあの素晴らしい乗り心地を見習ってほしい。ポルシェだって，ノーマルサスでも，よくはねるけど，乗り心地は，決して悪くない。まあBMWのMシリーズよりはAMGの方がましだけどね。Mシリーズは拷問だった・・・。ランフラットタイヤのせいが大きいのだろうけど，ポルシェのセールスさんに「ポルシェもランフラットですよ」と言われて愕然とした。

　AMGライン仕様でも，乗り心地をきっちりと硬くしてくるのでたまらない。でも新型GLCはエアサスがつくのである。これは期待できそうだ。

　などといいつつも，車高の高い車は好きではないのであった。
　でも試乗に行こうかなぁ。
　ふつうのCクラスにもエアサスを導入してくれないかなぁ。

　山の雪が解けるまで，あと1か月だなぁ・・・。ゴルフ8Rでの初夏タイヤがたのしみ・・・。