ゴルフの「オイル多過ぎ警告」

　これはゴルフ8TDI R-Lineに乗る友達の話です。

　先日，彼のディーラーで1年点検を受けて，その中でオイルも交換しました。

　しばらく乗っていると，ナビ画面とメーターパネルに

「エンジンオイル過多」

という警告が表示されたというのです。

　今のクルマには，「オイルが少ない」という警告だけでなく，「オイルが多すぎる」という警告も出るとは，ビックリ。

　オイルが多いと，拡販により空気がオイルに混じります，そして気泡が増加することによって，しばらく経つと警告が出る仕組みだと思います。

　彼がそのディーラーにクルマを持ち込むと

「しばらく走行するとオイルが減るので多めに入れておいたが，多かったようだ」

という説明があって，再度オイル交換になったそうです。

　この説明には納得できません。

　いかる理由があっても，上限値を超えて入れるのはオカシイからです。

　しかも，オイル交換の後，エンジンを暖めからの正しいオイル量のチェックをやっていなかったということみたいだからです。

　まあ，そのディーラーでも人手不足が問題になっていますから，こういうことが起こってしまうのかも知れません。

　それでも，ディーラーの点検の後，自分で更に点検しなければならないのだったら，それはおかしいですよね。

　もっとも，ボクはディーラーでのタイヤ交換時は，自分で必ず空気圧を調整します。ディーラーが入れる空気圧を全く信用していません。だいたい新車の時から「指定空気圧」になっていません。

　なぜかディーラーでは，クルマに貼ってある「指定空気圧」をあまり気にしないのです。何度か理由を聞きましたが，あやふやな回答でした。