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　写真は，雪が解けた道路を走行した後のフロントレーダー部分です。

　この模様は，熱線ヒーターだと思われます。融雪剤や小さな埃が，熱線にそって乾燥して現れたのでしょう。それにしても熱線配置の細かさには驚かされます。

・メルセデスのメリット

　VWでは，レーダーやカメラに雪が付着するなどして問題が発生すると，付着した雪などがなくなっても，自動で回復しません。エンジンを再始動する必要があります。よく，信号待ちのたびに，エンジンをオンオフしていたのを思い出します。

　しかし，メルセデスでは，走行中に勝手に回復します。これはかなり便利です。

・カメラの問題

　ただメルセデスで気になるのは，車線などを見るカメラの機能が，よく「現在カメラが使えません」となることです。カメラは車内にあり，ワイパーが拭く範囲内にありますから，VWではカメラが使えないなんて事は，まずありません。

　どうもメルセデス車は，カメラが曇っているような気がするのです。

　しかし，走行しているうちに，また自動に復帰しますので，あまり困らないのも実情です。

VW車についている

　We Connect

　スマホと車を連携させるものですが，メルセデスのものと比較して，車の状態の反映に時間がかかる気がします。

　車をロックして，家に入ってスマホを見ると「アンロック」となっているので，確認しに行くと，車はロックされています。おそらくクルマとサーバー（VAG　ドイツ本国）との通信が遅いのだと思われます。

　笑えたのは

「販売店の予約はお車が行います」

という表示。

「入庫が必要になると、お車が自動的にお客様のご指定の販売店にメッセージを送信します」

というものです。

　まず日本語として，メーカーが自社が販売している車に「お車」という敬語を使うのがおかしいと思います。でも，メッセージの下の方では

「この車両に関して再確認は不要」

と「お車」ではなく「車両」になっています。

　さらに「予約はお車が行います」という日本語もオカシイデス。車が勝手に点検などの予約を入れても，客がその日に行けるかどうかわからないじゃないですか。予約するのは，あくまでも客ですね。

　特筆すべき点は，

「サービスの拠点を客が決められる」

ということです。初期状態では「どこのディーラーに連絡するかが指定されていない」のです。

　ですから，「安くするお店で買って，サービスの良い他店に整備を頼む」のが堂々とできるようになっています。

　これは便利かも・・。